リーディング結果の受け取り方
ヒメゴトタロットの福永えりかです。
タロット歴は12年をこえました。
さて、今日は
相談者さんのリーディング結果の受け取り方を解説します!
これ、なんでわざわざ書くかというとですね
物事の受け取り方が、人によって本当に大きく変わるから。
それはみんなわかっていると思います。
でも、目の前の相談者さんに「伝えたい」「助けたい」
そう思いながら頑張って伝えても、なんだか
スッキリした感じにならない・・・・・
リーディングが良かったのか自信がもてない・・
むしろ、モヤっとした顔で帰っていく・・
なーんてことは、慣れてきた頃によくある話なのです。
あなたのリーディングは間違っていない
間違っていないけれど、自信がもてなくて
誰かの書いたカンペに頼りまくっていたり
正しいかどうかに意識が向きまくっていたら・・
良いリーディングはできていないでしょう。
相談者さんや、カードを引いた相手に「嫌われたくない」思いが
強くなればなるほど・・
リーディングの精度は落ちていくものです。
プラスして、普段から自己否定が強く心が不安定なタイプな方が
リーディングをするならば、なおさら内容が偏りやすくなります。
そんなリーディングをして、相談者さんが
納得するのか?といえば、やっぱりスッキリしないわけです。
リーディングに本当に問題がある場合は、あなた自身の問題か
単純に知識と経験値が足りないかのどちらか、と言えるでしょう。
受け取り方の色々1
同じものを見ても、人は同じ感想を持たない。
これくらいにハッキリと理解していた方が良いと思います。
さすがに「りんご」はりんごとして、かなり共通して認識できますが
りんごの存り方としての多様性を考えると
「どんなりんごなのか?」をしっかり説明する必要はあるのです。
受け取り方の色々2
色々なことを話しても、一つのことに心を奪われてしまうパターンです。
良いことも、アドバイスも、フォローの言葉も忘れ去られ
この場合は「注目した部分」のみが記憶に残る場合もあります。
ある意味、それだけ相手を動揺させているということは
リーディングが当たっているともとれます。
でも、動揺させて帰してしまうのは残念なもの。
この場合はタロットをやるうえでのあなたの前提を
見直す必要が出てきます。
受け取り方の色々3
相談者さん自身が、リーディング結果を信じないパターンです。
イラストは少し極端な例ですが
これと同じことが起こっていると思ってください。
この場合、どんなに「真ん中の人に注意して」と言っても
相談者さんにとってこの人は「有益な人」「いい人」と
映っていますので「心当たりがない」状態になるんです。
「この人(真ん中の人)が裏切るわけない」と・・
そうなると、それを悪く言った占い師が悪者になる、もしくは
占いが当たっていない、という解釈を相談者さんはします。
リーディング結果は必ず「伝わる」とは限らない
これを覚えておくと、少し気が楽になるかもしれません。
でも、だからこそ「どう伝えるか?」がとても重要なんですね。
カードを見て、色々なアプローチ方法を覚える必要があるし
それは経験を通して培われる部分でもあります。
リーディングを最初から上手にできる人はほぼいません。
元々話を聞くのが上手で、人の心に響かせるものを持っているタイプの人なら、うまく伝えられる要素は増えるかもしれません。
でも、そんな人でもカードのメッセージの深さを
出していくとするならば、経験をつむしかないのです。
相談者さんに気持ちを入れすぎない
占いの世界に足を踏み入れる人で多いタイプは
繊細だったり、共感性が高いタイプだったり
過去にかなりしんどい経験をしてきた人・・
すねに傷がある人とも言えるでしょうか。
相手の痛みや恐怖を理解できてしまう要素をもっているということです。
その分、寄り添うことを重視していたり
相手の心のなにかラクにさせてあげたいという思いが
強かったりします。
その思いの分、相手のエネルギーに入っていってしまいます。
これが、危険。
その場合、占い師自身が後々不安定になってしまったり
具合が悪くなることだってありえるんです。
リーディングが不慣れなうちは
相手との距離感が掴めていないということも起こります。
気持ちだけで、安易に入っていかないこともよくよく気をつけて
しっかり自分と相手に線を引くようにしてくださいね。
福永えりか
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