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福永えりかってこんな人。

ヒメゴトタロットの福永えりかです。
タロット歴は12年。
得意な占いは恋愛で現在はタロット鑑定をしつつ、タロット講座を教えたりしています。
地方在住、1児の母です。
元々天然石の販売をしていましたが、タロット講座に専念するために
天然石販売はちょっとお休みをしています。

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◎しんどかった20代

20代の前半は、花屋さんに勤めたくて花屋さんに就職しました。
好きな花は、バラのイブピアッチェ。
見た目もとても可愛いバラですが、香りがとても良いんです。
私にとって「幸せになれる香り」でした。
勤めた花屋さんはセンスを重視したおしゃれなお店で、アレンジの作り方はそこで覚えました。
また、珍しい花も仕入れてくるお店だったので、色々な花の知識を身につけることができました。

だけど・・世間を知らない小娘は、毛頭仕事ができなかった・・

自分的には「やれる!」と思った仕事だったのに、全く、1ミリも役に立ちませんでした。
むしろ、やっちゃいけない失敗(忘れられない失敗上位3位に入ります)も、ここのお店でやった失敗です。

ある日、店長がお得意様から大きな仔馬の形をした鉢を
植え替えするために預かってきました。
店長の指示で、その仔馬の鉢をおろして、作業する場所まで運んでおいてと言われた私は、バンに乗ってた仔馬をソロソロとおろし、倒して傷つけてはいけないと思い台車に乗せ、ゆっくりと駐車場から運び始めました。
駐車場とガレージの3センチほどの段差でしょうか。
もちろん、そこもゆっくりと、でもちょっぴり強く・・・・
グッと力を入れたその時、仔馬は台車から倒れました


いぶぴあっちぇ


マジ切れ店長とわたし

倒れた仔馬は・・・・・
無惨なことに、首からポッキリ折れてしまいました。

このソロソロと運んでいた時、実は頭の中で
「まさかこれで倒れて首とか折れたらやべーなーww」なんて
想像しちゃっていました。
(この頃から散見されるスピ能力・・・)
まさか、その想像が現実になるなんて。涙

私は怯えながらも店長に報告しに行きました。
私の報告を聞いた瞬間、店長は黙ってカタログをだし
商品を探しはじめました。
その間、私は無視です。
ベラベラとページを捲る音が今も耳に残っています(うそです)
私はさらに怯えながら
「私も探すの手伝います・・」と声にしました。

それに対して店長は
「福永さんは信用ならないからけっこうです」
と、私に言い放ちました。

大好きな仕事なのに役立たずな自分で、自己否定MAX

仕事も、仕事の内容も、お店の雰囲気も、店長も、従業員も、みんな大好きだったのに、前述のように私は「役立たず」でした。
うまくできない自分がとても辛くて、配達の車の中で一人で泣いていたのを覚えています。
ちなみに、仔馬事件以外にも「やっちゃいけない」をやらかしてます。
大好きな仕事なのに、一番仕事のできない自分で挑んでしまった。
とても残念なことだったなと思います。

そうこうしているうちに、店長も私をもてあますようになりました。
出勤日数は減らされ、週1と言われた頃にさすがに辞める決意をしました。
失意のままそこのお店を辞職。
それでも花屋という仕事を諦められなかった私は「2軒目」の花屋に転職しました。

スーパーの花屋

次のお店は、スーパーに入っているお花屋さんで
郊外の作業場を行ったり来たりするスタッフと、スーパーに直接出勤するスタッフとわかれます。
スーパーに入っている花屋、ということで手頃な値段を求められます。
その分、花の質はグッと下がりますし、それ以前にここの花屋さんは
センスで売るのを嫌ってるようなところもあり
昭和の花屋さんのやり方で、花束やアレンジを作っていました。

まぁ、私的には面白くありませんが
大量の花をみんなでさばいていくことや、お店ごとに花をわけて配達してまわることもなかなか楽しかったです。

そんなこんなで、その花屋さんが出店している中で
一番規模の大きい店舗を任されることになりました。
年齢や色々な条件にマッチしたのが私だったのだと思いますが
気持ちとしては俄然ヤル気がわきました。

かといって、接客スキルがあるわけでもなく
館内放送を流すのが関の山なので、売り上げを大してあげることもできません。
日々の切り花と鉢の管理や、模様替えや掃除につとめる日々です。
それはそれで楽しかったのですが
入荷される鉢のお花でさえ、ひどいものは1週間ほどで弱ってしまう、ということが起きていました。
温室などで環境や条件を整えてあげなければ生きられないくらいに
弱くて安価なものを入荷していたのだと思います。
(本来はそんなに弱くない品種なのに)
そんな植物たちを見ていたせいでしょうか
私は自らそこの花屋を退職することに決めました。

退職と離婚

退職する少し前に結婚していた私でしたが、退職後約半年ほどで離婚。
人生ワースト3には入るくらいしんどいことが一気に起こりました。
離婚もそうですが、しんどい時に、本来頼ったり信頼したい相手からの裏切りなどがありました。
思い返せば、もう鬱だったんじゃないのかな、と思うほど自暴自棄になっていました。

りこん

そんな頃に出会ったスピリチュアル

厳密にいうと、離婚する前にわたしはスピリチュアルと出会いました。
宇宙人というバシャールのことをあるキッカケで知りました。
そこから、自分の感覚を大事にして生きていくと決め
それを当時の旦那に伝えたところ・・
拒否されたがために離婚に発展までした、といった感じでしょうか。

スピリチュアルでは、たくさん私が知り得なかった話が載っていました。
自分の心に従っていきること、エネルギーのこと
一番心に響いたのが「ワクワクする」ということ。
ワクワクを指針に人生は描いていくことができる。
社会人になって踏んだりけったり、自己否定の塊のようになっていた私は
その言葉にとてもとても救われたのです。

スピリチュアルでは直感も大事にすることが書かれていました。
直感に従って、私は本屋に行き、一冊の本を手に取ります。

タロットと出会う

その本こそがタロットでした。
今も販売されている本ですが、カードと解説本がセットになっています。
読んで、書き込み式のワークをすることで
タロットができるようになっていくものでした。

だから、タロットをやりはじめた理由は本当に「なんとなく」なんです。
適当な理由をつけるなら「人生に行き詰まっていた」でしょうか。笑

当時mixiという、SNSが流行っていました。
飲み会をするコミュニティに入り、若かりし私はよく飲みに出ては
そこにいた女の子をつかまえてタロットを引かせてもらっていました。
全くの初心者なので本を片手に・・・・

「彼氏がいるのでコッソリでお願いします」と言われる

全くの初心者だったにもかかわらず、その女の子が彼氏以外の男の子とも
関係を持っていることを当ててしまった時に言われた一言が
「彼氏がいるので・・」という言葉でした。
正直、そんなふうにズバリ当てることになるなんて思ってもみなかったので
内心とても驚きました。
当たると思うと面白くなってもっとやってみたくなるのが人間の性・・
そうやって色んな人を当時は占ったりしていました。

それから、スピリチュアルな講座を東京に受けに行ったり
興味が向くセミナーを受けたりしていきました。
全く知らない世界・・
それまで私の中にあった社会の常識が少しずつひっくり返っていきます。

そこから、さらに深めて行った時
自分軸を大切にすることや、自分を知ること、他人を知ること
色々な経験や出会いを通して深く知っていくことになります。
それはタロットにも様々な影響を与えました。

そして深く自分を見つめる作業にもつながっていきます。

振り返れば・・
若い頃は知識も経験もないのに、自分は仕事ができると
勝手に思い込み、コテンパンにやられ(当たり前)
寂しい自尊心と悲しい勘違いまみれだった私は
あまり思いやりのある人間ではなかったと思います。

タロットは、人の心に寄りそえるツール。
様々な経験を通して、残念な思い込みがひっくりかえされ
自分を見つめる作業を繰り替えしてきた私は
「相談者さんの悩みにちゃんとこたえたい」という思いが強くなっていきました。
その頃くらいから今のタロットのスタイルになっていきます。

丁寧なカウンセリング

長い時はカウンセリングに1時間かけます。
そこから、相談者さんが「引っかかっているポイント」を見極め
さらには相談者さんが「聞きたいこと」をカードにだしていきます。
トータルの鑑定時間は3時間に及ぶようになりました。

そんな時・・
クライアントさんの表情が「変わる」瞬間にも何度も立ち会いましたし
出た結果が図星すぎて、笑うしかないと言わんばかりに
二人でゲラゲラ笑いながらお話しをした・・なんてこともあります。
自分のリーディングが変化していった時
クライアントさんの変化もハッキリと感じられるようになりました。

さらに除霊師さんとも出会う

タロットのスキルが上がっていったころ
鑑定が終わるとグッタリする、眠くて仕方ない、頭が痛い、体が重い・・
などの症状を繰り返していました。
私自身はただ疲れていただけだと思っていましたが・・
文字通り「ツカレテ」いたのだと思います。

除霊師さんと出会うことで、セルフ浄化の大切さを強く実感しました。
多くのスピ系のセミナーや講座ではセルフ浄化のことを
しっかり伝えてくれるところは多くありません。
でも、実際に浄化を気をつけるようになってやり方を覚えてから・・
「痛かった肩の痛みが抜ける」という経験も何度もしました。
そこから、浄化についても自分の経験も通して色々学びました。

わたし、タロット講座をやる

10年ほど時間をかけて培ったスキルと知識。
それはもう、膨大なものになりました。
かなりの情報量と経験からくる知識が蓄えられた状態です。

タロットを通して「占う側」になることで
ここに書いたもの以上のものを私は得ました。
落ち込むことはあっても、自分の軸に戻す感覚や
出来事と自分の感情を分けて考えることなど
本当に様々なことを覚えたので、今の自分がとても好きになりました。

20代の頃・・
あんなにも自己否定をしていたけれど
今は自分の良いところ、素敵なところ、ダメなところ、おちゃめなところ
面白いところ、すぐ調子にのるところ・・
色んな自分を感じられるようになったんです。

だからこそ
「次はあなたの番」と
伝えてみたくなりました。

目標は大人の笑顔を増やすこと

コロナが流行し、世界が暗くて重い空気に包まれるようになりました。
そのせいでか・・
子どもの自殺率が上がったというニュースを聞きました。
元々不登校児でもあった私は教育関連に興味があって
そのニュースを聞いた時とても悲しい気持ちになりました。

「子どもが絶望するってどういうことだろう」

そう考えた時に一つの仮説をたてました。
コロナになり、たくさんの大人が余裕をなくし
しんどい状況を味わっている。
大人の笑顔を増やせたら・・
その周囲にいる子どもの笑顔も増やせるんじゃないのか?

そのためには、悩みを聞ける人間をたくさんつくる必要があります。
タロットは心に寄り添えるツール。
こんなにもぴったりなものはないと思うのです。

タロットができる人間を増やしたい

笑顔の輪を広げていくこと。
そのためにはさらに深いストーリーが私の中にはありますが
今日はここで終わりにしたいと思います。

例えば、ここまで読んでくれた人は多くないと思うけど・・笑
タロットを通して「社会貢献」ができると思ってください。
あなたが、もしやろう、やってみたいと思って行動にうつした時
あなたと出会う誰かの笑顔が一つ増えるんです。

私は、あなたと、あなたと出会ったその先の人を幸せにしたい。
そのためにもたくさんタロットができる人も増やしたいんです。

少しでも興味をもったら、是非動いてください。

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