76、今の自分をみる、感じるとは?それによる効果
人間は、
過去があって、今現在があって、
未来があって、そのうち死があると
認識している人が多いと思う。
でも、本当のイメージとしては
自分が流れている川に立っているところを
イメージして欲しい。
そうすると、
『過去:過ぎ去った』だし
『未来:未だ来ない』とわかる。
水の流れが時間の流れ。
自分がいる地点を過ぎていったのが過去だし
自分のいる地点までまだ到達していないのが未来。
仮に自分が受け取りたい
夢が詰まった大きな宝箱が上流に見えるとする。
過ぎ去った過去(後悔)の方向ばかり見ていたら
今自分の元へその宝箱が流れてきていても
気が付くことはできない。
自分ではなく、
他人ばかり気にしていても同じで
気が付くことは出来ない。
上流にその宝箱があることを認識するのはいい。
でも、そちらの方向ばかり見ていても
今の自分は見えていない。
仮に今の自分の元に
小さな宝箱が流れてきていたとしても
大きな宝箱ばかり見ていては
気が付かないだろう。
そして、大きな宝箱だって
自分の元へ流れてきて
きちんとそれを認識できたら
無理することなく
容易にそれを受け取ることが出来る。
物事には
ベストタイミングがあるということ。
もちろんそれは
今の自分に意識を向けた上で。
過去でも未来でもない、
他人でもない、
今現在の自分に意識を向け
今を生きることは大切なこと。