引越し
生まれてから今までで12回の引越しをした
60年÷12回=5
何気に計算してみたら5年に1回はあちこち移動してきたことになる
転勤族でも遊牧民でもないというのに
引越しって1回もしたことないわーなんて言ってる人がいると安定したおうちなんだなぁ!すごいなぁ!と自分の波瀾万丈人生との違いに驚いたりもするが人それぞれに人生いろいろあるのだろう
もちろん実際の居住年数は5年ずつではなくさまざまで長く住んだところもあれば1年足らずで移ったところもある
12回中ただの1度も引越し業者というプロの手を借りることなく家族プラスそのときどきの友人という最強のコンビネーションで毎回遂行してきた
かりだされた、、いや、善意で手伝ってくれた友人の皆さま方には感謝しかないっ!!!
そう、鈴村親子は人に恵まれまくり人生
ジェットコースターに乗ってるようなおもしろ濃いぃぃスリルに満ちた日々のなか出会った色んな人たちに支えられ助けられ励まされ勇気をもらいなんとかかんとかこうして生き延びてこられました
ありがとうありがとうありがとうほんとにほんとにありがとう
引越しした数だけ引越しにまつわる思い出はたくさんありまくりだけど(ここには書けないこわいことも)
何回目の引越しの時だっけ?すずやんが幼稚園まだ行ってない幼少の頃、引越しの最中にどんどん手伝ってくれる人が増えて最終ぜんぶ終わっておつかれさまのお寿司買いに行く時に人数数えたら21人もいて中にはぜんぜん知らない人もまじってて(笑)みんなでリビングで車座になってワイワイお寿司食べたのたのしかった
顔見た事ない人に「ところでおたくはどなたですか?」と聞くと「〇〇に住む〇〇と言います!鈴村さんが引越ししてるって聞いて手伝いたい!思って来ました!たのしかったです!」「そうなんやー(笑)助かりましたありがとうございます」
コロナで人と人が分断されてる現在からは想像できないゆるさと和やかさである
長く生きてるといろんな時代が体験できてタダでアトラクションに参加してるみたいでほんま地球にいてるとおもしろいなーすごいなーと思う それも体あってこそだから死ぬまで元気でいようと決めてる
ところでいま住んでるのはオサレな堀江(大昔の日記に「堀江か新町に住みたい」って書いてるの見つけた←例によって記憶なし。。うれし!叶ってるやん)にある超レトロ(築古)なマンションで建物はめちゃくちゃ古いけどいいふうに言えば昭和モダン感満載の部屋のなかはキレイで静かで挨拶を交わす住民の人たちも感じよくてすこぶる住み心地がいい
堀江に暮らしてみて意外だったのがオサレなお店が軒をつらねてるすぐそばなのになんか知らんゆったり穏やかな空気が流れてて緑豊かな小さな公園があちこちにあって窓を開け放して部屋にいると道行く街の人の人情ある会話が聞こえてきてええ感じ〜〜なところ
ここの前に住んでたほぼ心斎橋の長堀橋は賑やかで活気がありそれも嫌いじゃなかったけどここ堀江はもう少し大人な感じなのが落ち着く
窓の外にも緑が見えるし家の中の葉っぱたちは南向きの窓から1日中入る明るい陽射しにすくすく育ってるしそのなかで寝転んで(ザ・畳)好きな本読んでるとしみじみ幸せ感じる 図書館もすぐそばなのでありがたい たくさん本借りて帰りにおやつ買って帰宅して荷物おろした瞬間のわくわくったらもう最高 なんだろあの気持ち
今では過去世くらいに思える昔、家が脅威で心の居場所がなく根無し草みたいな自分のことを「放浪の旅人」と名付け 「海の底に生えてるワカメになってゆらゆらしていたい」といつも思ってた
いま思ったらめっちゃ矛盾してる
海の底に繋がってたらふらふら旅したりでけへんやん笑
「どっか行きたいんかじっとしてたいんかどっちやねん!」当時のシリアスな自分にツッコミたい
いまは、旅も大好きだし安心できる大好きなおうちがあるのも死ぬほどうれしいって言えることがありがたい
次の引っ越しは海に毎日入れるところで葉っぱたちや花やハーブをいっぱい育てたい 外国もいいな〜
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