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手記∶被害妄想地獄

被害妄想は、統合失調症の症状です

以前、人通りの多い賑やかな大通りを歩いていたら、それは急激にやってきました。

ここを歩く皆に悪意を持たれ、陥れられるのではないか?

強い被害妄想に襲われ、でもその時は病識がなく、後々、被害妄想だったのだと判断できました。


怖かったです。
この世のすべての人に悪意を持たれ、詐欺や、悪徳業者からの勧誘など、いつ声を掛けられるのか怖かったです。
そして、その時は常識がなくて、頭から信じ込んでしまいました。

 監視されているという恐怖

これは、最近の出来事なのですが、引きこもり気味の生活をしていて、夜、すぐ近くの自販機に飲み物を買いに、ひとりで家を出たら、誰かに見られている?見張られている?という、恐怖感に襲われました。
風の強い夜で、ガサガサという音にどうしょうもない恐怖感を感じました。勇気を出し、音の鳴る方へ恐々と視線を向けると、フェンスに引っ掛かったビニール袋が、強風に煽られているのだと気づきました。
隣家の老婦人デンヴァースン夫人からの執拗な嫌がらせは、今も続いています。
こちらも被害妄想ですが。

被害妄想だと病識はあるのですが、いざ病気が芽を出すと、怖くて怖くて仕方ありません。

自分自身に、これは病気だ、いつもの病気だと、強くいい聞かせています。

それでも、被害妄想は執念深くなかなか消えてくれません。

手記を綴るふさ

 

 ご拝読、有難うございました💐


 文中イラスト    月猫ゆめや様

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