見出し画像

恐怖を忘れるくらいの本気


メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」2018年9月14日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。


先日の「決めるとはエンジンをかけること」の続編です。

体の抵抗や恐怖を乗り越え

やっと動き出した車。


動き出したのだから、

そのままゴールまで一直線・・・・・とはいきません。


私たちが目指すゴールの向こうには

わくわくした気持ちなどのプラスの感情や

自分が望んだ世界・ずっと手に入れたかった世界

あこがれの世界があります。

とはいえ、

その世界に行く道々が

すべてバラ色であるとは限りません。

好きなことを仕事にすれば

楽しいことしか起きないという勘違いをしていると

この道のりを、進み続けることができなくなります。

物事が形になる(成就する)には

一つの法則があります。

----------------------------------------

物事が形になる順番は

 怖い⇒嫌い⇒好き の順。

自分がほしい(好きな)世界を

手に入れるためには

怖いこと

嫌いなことを

乗り越えていく必要がある

--------------------------------------


新しいことをやり始める(車が動き出す)と

様々な壁が出現します。

これまで経験がないことに向かうわけですから

その壁を見たとたんに

「できるのかな」

「まだ、時期じゃなかったのかな」

「これは、自分がやるべきことではないのかも」

「これじゃなくてもっと別のことかも」

という感情がわいてきます。


あるいは

新しい道を歩き出したあなたに対し

これまでの友人や大切な人が

「そんなばかなことやめたら?」

「本当にうまくいくの?」

などというかもしれません。


体は、同じことを繰り返すことを

好みます。

そのパターンが

現実的にマイナスの状態を引き起こしているとしても

体は、現状維持をしたいのです。


だから、様々な壁(と見えるもの)を

仕掛けてやめさせようとします。

不安や心配の正体は、失う恐怖でもあります。


自分が成功してしまったら

夫に嫌われる、仲間を失うかも。

でも、やり続けて失敗したら、

自分の価値を失うかも。

・・・・そんな恐怖を持っているから。

もう、どちらにも動けなくなる。


そして、

「こんなことでビビる私は、弱い人間だ」

と責めてしまう人も。


心配も、実体のない

体の感覚。

だったら、そこにとらわれず

心配するより「信頼」する。

誰を? 何を?

もちろん「それをやると決めた自分!」

恐怖を持っていてもよい、恐怖を嫌わなくてもよい。

さびしくてもよい、そんな感情があることすらも受け容れる。


-----------------------------------------------------

「なくなってもよい、怖いものが来てもよい、

離れるなら離れてもいいんだ」という スタンスを保つ。

-----------------------------------------------------


失う恐怖を受け容れないまま何かをやろうとする時

「頭」「からだ」「心」が全く別々に動いてします。


恐怖があっても それを忘れるくらい「本気」でやること。

やるべきことに集中するということです。

すると

不思議なことに、「大きい」と思っていた壁に

挑んでみたら

「あれ?意外と小さい」と感じるのではないでしょうか?


いいなと思ったら応援しよう!