Logicool G のGproXキーボード G-PKB-002とG-PKB-002lnd/ck/tcの違い・選び方。
はじめに
Amazon等を閲覧しているとGproキーボードと言っても12000円のものや16000円などが販売されていて、どちらのほうが良いのか迷ってしまうことがあると思います。
一見高いほうを買えばいいのでは?と思うかもしれませんが
「キーボードに15000円以上は出したくない!」
こう思う方もそう少なくないはずです。
しかし、結論を述べてしまうとこれらのキーボードにはほとんど差がありません。では、どこに差があるのかについて解説していきたいと思います。
G-PKB-002とG-PKB-002lnd/ck/tcの違い
まずこのキーボードの大きな差を説明すると、軸の交換ができるかできないかの差です。
キーボードの名称の 002 とは第一世代の Gproキーボード(001)から進化したキーボード。つまり、GproXのキーボードを指すことです。さらに、この後ろについているlnd/ck/tcはキーボードに固定されている軸を表すものになります。
lnd → GX リニア (一般的に呼ばれる赤軸)
ck → GX クリッキー (一般的に呼ばれる青軸)
tc → GX タクタイル (一般的に呼ばれる茶軸)
このように軸が固定されているだけで軸以外の性能はほぼ同じなんです!
そのため、軸を変えることを検討していない方はコスパの良いG-PKB-002lnd/ck/tcがおすすめです。
軸の選び方
キーボードの性能が同じことを知っていただいた上でここからは、軸の選び方について解説していきたいと思います。
残念ながら現在、タクタイル軸をお探しの方はLogicoolとLeague of LegendsがコラボしたKDAモデルでの販売しかありません。
どうしても黒統一のデザインで茶軸のキーボードを使いたい人は G-PKB-002 の軸交換モデルを購入し、茶軸を別途購入する必要があります。
それでは実際に軸を比較していきます。
アクチュエーションポイントとは、キーを押し込んだ時に何ミリのところで反応するかと言うことです。アクチュエーションポイントは早ければ早いほど反応速度が上がるため、ゲーム向きになります。
キーストロークとは、キーを押したときにどこで底にあたるかです。ここは好みが分かれますが、個人的な意見としては深いほうが押していて心地よいので深いほうがおすすめです。
平均押下圧とはキーを押すときにどのくらいの強さで押すとキーが動くのかということです。
リニア軸は静音性に優れており、「スコスコ」とした打鍵音がします。
クリッキー軸は打鍵感に優れているのですが、「カチカチ」と少しうるさいように感じます。
タクタイル軸は上の2つを足して2で割ったような軸になり、「チャカチャカ」とした打鍵音がします。
実際に軸の音を確認してみたい方はLogicool Gの公式サイトにて試し聞きをすることができます。G PROに使われている軸はサイトの2番目に紹介されているGXスイッチが搭載されています。
Logicool G 公式ページより 打鍵音紹介 ↓
ここまで理解していただいた上でおすすめするのは
GX リニア (赤軸)です。
なぜリニアをお勧めするかと言うと、静音性に優れていることや、打鍵感に癖がなく初心者でも扱いやすいことです。キーボードについてあまりわからないのであれば、リニア軸にするのが無難でしょう。
結論
Logicool G のGproXキーボード G-PKB-002とG-PKB-002lnd/ck/tcの違いはほとんどなく、軸の交換が必要ない場合はG-PKB-002lnd/ck/tcのほうがおすすめであり、その中でも赤軸の G-PKB-002lnd を検討すると良いでしょう。
個人的なおすすめランキング
GproX リニア(赤軸) G-PKB-002lnd
GproX タクタイル(茶軸) G-PKB-002tc
GproX クリッキー(青軸) G-PKB-002ck
GproX TKL (軸交換可能モデル) G-PKB-002
GproX リニア(赤軸) G-PKB-002lnd
GproX タクタイル(茶軸) G-PKB-002tc
GproX クリッキー(青軸) G-PKB-002ck
GproX TKL(軸交換可能モデル) G-PKB-002