安定と不安定
あなたは"安定"と"不安定"についてどう考えますか?
昨日の友人たちとの会話
"安定"の中にも"不安定"はあるし、
"不安定"の中にも"安定"がある
やじろべいをイメージすると"不安定"の中の"安定"がイメージしやすいのではないだろうか。
安定とは実はとっとも不安定の中に成り立っている。
サラリーマンは金銭的な“安定"はあるけれど、"精神的な不安定"と常に背中合わせではないか。
自ら事業をしている人は金銭的には”不安定かもしれないがサラリーマンより精神的には"安定"しているのかもしれない
という話をしていた。
私の家は14代続く稲作農家である。
父は生まれた頃から農家で既に半世紀以上毎年米作りをしている。
そんな父は"何年やっても毎年違う"
"同じことをしてもうまくいく年もあればいかない年もある"
とよく言っています。
そもそも自然界は不安定。
その中で常に変化しながら安定した営みをし続けている。
しかし、結論として
精神的にも金銭的にも安定は、"主体性"が大きく関与している。
"何があっても大丈夫"とか
"何が起ころうとなんとかする"
という主体的な生き方をしている人は安定とか不安定とか関係なく大丈夫なのだろう
でも、
"今が失われてしまったら不安だ"とか
"これが変わってしまったらどうしよう"
という所謂"依存的"な捉え方をしがちな人は本当はない"安定"にしがみついてしまうのかもしれない。
生物にはホメオスタシス(恒常性維持機能)がある。
恒常性は生物のもつ重要な性質のひとつで生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず生体の状態が一定に保たれるという性質、あるいはその状態を指す。(by Wikipedia)
現代社会において、
このホメオスタシスが本来の生物への役割とは異なった方向に機能してしまっているのかもしれない。
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