新島村議会 令和2年第3回定例会(9月)が終わりました
定例会は、6名の新島村議会議員の一般質問に始まり、補正予算、決算審議、総務常任委員会、経済常任委員会を行い10日に終了いたしました。
私の一般質問と村長、教育長の答弁を掲載いたします。
私が今回、「人口減少と空き家対策について」質問しようと思ったきっかけは4月ごろ、看護師の不足を相談されたことからでした。現状を詳しくヒアリングし、有資格者のために借りている空き家も見せていただきましたが、そこで空き家問題が人口減少や有資格者不足と大きくリンクしていると感じたからです。
島に移住したいという問い合わせは多数くるのに、住むところがない。空き家の所有者は島内に住んでいないことも多く、プライバシーも問題もあり踏み込みづらい。
空き家を管理する仕組みづくりが万全でなく、また担当する部署の負担も大きく攻めの対策になっていません。
このままでは人口減少するどころか、医療従事者などの有資格人材は不足し、高齢者を介護することがますます困難になり、我々が介護が必要になる頃には、村には介護をする人がいないので、上京して施設を探さざる得ない状況が目に見えています。
一刻も早く、空き家を管理する仕組みづくりや、島外の人を受け入れる仕組みづくり、島を出た子どもたちが帰ってこれるように、新島村を暮らす地域として選んでもらえるように優先順位を高めて考えていかなければなりません。
もちろん簡単な問題ではなく一朝一夕に解決するようなことではありませんが、行政だけでなく、村民一人一人もしっかりと意識していただけたらと思います。
空き家の支援策としましては、定住化対策事業交付金として空き家バンクに登録した上で改修や除去などに助成金がありますのでよろしくお願いいたします。
また、「島内での児童生徒の発達検査について」は、教育委員会としても「東京都教育相談センター」と「国立精神・神経医療センター」の二つの機関を思案し、児童生徒の身体的、精神的負担や保護者の経済的負担を考慮し、島内で発達検査が行われるように尽力してくださることをお約束いただきました。
総務常任委委員会については小会議室で行われました。議題は議会のタブレット導入についてで、様々な意見が飛び交いました・・・が、これについては長くなりそうなので、また別の機会に・・もっと冷静になってから・・
※ 教育長答弁ファイルに多数誤字がありましたことをお詫びいたします。 (私が答弁を手入力した際の入力ミスです。申し訳ありません。)
(誤)初見⇒(正)所見
(誤)実地⇒(正)実施
(誤)新島⇒(正)新島村
(誤)了承⇒(正)了解
(誤)冒頭で申したように⇒(正)冒頭申したように
(誤)検討を続けていきました。⇒(正)検討を続けてきました。
(誤)「東京都教育センター」⇒(正)「東京都教育相談センター」
(誤)考えておるとこです。⇒(正)考えておるところです。
(誤)終らせていただきます。⇒(正)終わらせていただきます。