おひとりさまが犬を飼うべき6つの理由
ひとり暮らしで、犬3匹を飼っています。
当方、アラフォーのおばちゃん予備軍です。
私が学生だった遠い昔、
若い女性は犬を飼うべきではないと言われたものです。
あ、ちょっと間違いました。
犬を飼うと、結婚できなくなる
こう脅されていました。
犬を飼うと、男なんか興味がなくなるし、
外に出かけなくなるから。
結婚すれば、万事オーケー
幸せな家庭が待っているから
女の子は、素敵なお嫁さんになるのが一番よ
こんな昭和なセリフをリアルに聞いたことのある、最後の世代なのです。
今思えば、結婚してもイイことばかりではなかったわけですから、
余計なお世話としか言いようがありません。
注:私は、結婚の「経験者」です。現在はおひとりさまですが。
さて、アラフォー女性がその後に結婚する確率は、3~11%だそうです(「国立社会保障・人口問題研究所」2019年発表)。
あは、ウケる。
もう再婚は難しそうなので、
今後のパートナーとしては、
「犬」がふさわしい理由をまとめてみました。
1.犬は、何でも口に入れてかじる
子犬の頃は特に、いいえ、オトナになっても、
犬は何でも口に入れてかじります。
これは高価だったとか、
これは食べ物でないとか、
まるで関係ありません。
最期には、バラバラになります。
床はおろか、犬の鼻先が届く場所には、何も置いておけません。
つまり、
部屋はいつもきれいになります。
2.犬は、家具もかじる
犬は、家具もかじります。
机やいすの足、
引き出しの木の取手、
布張りのソファー、
何でも、です。
つまり、高価な家具を買いそろえても無駄です。
なんて、経済的なんでしょう。
ニトリの常連になります。
3.犬は、稼がない
犬は、給料をもらってきません。
ただただ、可愛いだけです。
稼げる能力があるのに、
家でゴロゴロされると目障りなものですが(元夫など)、
最初から期待しなければ、失望はありません。
可愛いだけで十分。
無償の愛を、心から注げます。
4.犬は、日本語を話さない
日本語どころか、英語だって無理です。
単語に反応しますが、
理解しているかは不明です。
なので、五感を総動員して意思疎通する必要があります。
飼い主の感情が平坦になるヒマがありません。
飼い主自身の隠れていた能力も、きっと引き出されているはずです。
5.犬は、散歩に行きたがる
犬は、散歩用のリードを見るだけで、興奮します。
野球観戦のときに飛ばす風船のように、部屋中を飛び回ります。
飼い主の今日の疲労感など、
犬 doesn`t care
知ったこっちゃないわけです。
強制的な、運動習慣がつきます。
いかがでしょう。
犬と暮らしたいと思ったのではありませんか?
え、まだ思いませんか。
じゃあ最後に、「おひとりさま」が犬を飼うべき、一番の理由をお教えしましょう。
6.犬は、誰よりも飼い主が大好き、でも先に死ぬ
切なくなるくらいに、犬は飼い主が大好きです。
朝に出かけて、夕方に帰宅するだけでも、
まるで、1か月も会っていないかのような、
熱烈大歓迎で迎えてくれます。
くつろいでいる姿勢でも、
横目で飼い主をチラチラ。
玄関に向かう素振りを見せれば、
一目散に追いかけてきます。
経済的なことは飼い主の負担ですが、
精神的にたくさんのものをもらっているのは、
また飼い主の方かもしれません。
でもね、
犬の寿命は10年前後。
長くても、20年には届きません。
大我なく暮らしていれば、ほぼ間違いなく、
犬の方が、飼い主より先に逝ってしまうのです。
犬の1日は人間の1週間弱に相当する
こんな学説もあります。
4日も散歩をさぼれば、
犬にとっては、1か月近くおあずけされたような体感なんでしょうね。
溢れるほどの愛情をくれるのに、
でも、飼い主よりも先にいなくなってしまう
それが、犬です。
毎日がとっても貴重です。
ね、これこそが、
おひとりさまが犬と暮らすべき「理由」なのです。
ひとりだからって、
適当に食事したり、
冷暖房を節約したり、
身体を傷めるような生活してませんか。
でも、犬にとって飼い主は、
唯一無二の存在なんです。
健やかに、過ごしましょ。
犬のために、飼い主も自分のことをメンテナンスする。
短い犬の一生を考えると、毎日を大事に思える。
これが、おひとりさまが犬と暮らすと得られる生活なのです。
そう、職場で同僚にプレゼンしたのです。
そしたら、同僚は言いました。
ウチは、猫で間に合ってるから。
はい、猫も良いですよね。
猫も。