犬と暮らす家で、予想と違ったこと(壁とケージ編)
札幌で、家を建てて、犬3匹と暮らしています。
ローコスト住宅とは言え、
OLの自分としては、清水寺の舞台から飛び降りるような覚悟でした。
もう文字通り貯金は底をついて、
スッテンテンになりましたから。
そうまでして注文住宅で建てたのは、
犬との暮らしに最適化したかったからです。
いや、実際には犬たちの意見は聞いてませんけども、
犬たちも、
そして人間の自分も、
ストレスフリーになる家を目指したのです。
自分で犬を飼ったのは初めてで、
経験不足の中で、無い知恵をふり絞って、
いろいろ工夫しました。
でも、まあ、なかなか思う通りにはならないものです。
案外、壁をかじらない
新居では、リビングで犬たちを放し飼いにしています。
私が仕事で不在の日中も、もちろんずっとです。
壁をひっかいて、かじって、壁紙をボロボロにするかもしれない。
それが心配でした。
それまで住んでいた貸家では、
日中は2畳ほどのサークル内で過ごさせ、
人間が帰宅してからフリーにする生活です。
その短い自由時間に、
しょっちゅう壁紙をかじられ、
壁を掘られていました。
同じ轍は踏みたくありません。
新居の壁紙は、
簡単には傷がつかない強化壁紙を奮発しました。
標準仕様の壁紙とは、2~3倍くらい価格差があったはずです。
ところが。
新居に入居して2年。
一度も壁紙をかじられていません。
壁をひっかく様子もないです。
壁紙、普通ので良かったです。
ケージも使おうとしない
たとえ室内フリーで自由にしていても、
犬は、犬だけの居場所が必要と聞きました。
狭くて暗い場所、
ケージなんていいですね!
そんな風に獣医さんに教えてもらったのです。
それで、子犬の頃からケージを用意しました。
そして、それはまあまあ成功で、
以前住んでいた貸家では、
なかなか盛況だったのです。
イイものを見つければケージに隠し、
珍しいおやつをもらえばケージに持ち帰って堪能し、
夜もケージで眠る。
そんな感じでした。
なので、新居にもしっかりケージを設置したのですが、
全然使いませんね!
でもやっぱり狭い場所が落ち着くのは変わらないらしく、
イスの下や
毛布にもぐりこんだり、
壁際に陣取ったりします。
ケージ、いらないような。
犬たちが良ければ別にいいのですが、
なんか釈然としない気分。
なかなか思うようにいかないものですね。