犬と住む家、どんな間取りが必要?
札幌で家を建てよう
ローコスト住宅なら、注文住宅でもイケるじゃん
そう決めたのは、実際に引っ越しをする1年半前でした。
もう迷っているヒマはありません。
タイム イズ マネー
猪突猛進あるのみです。
まずは、犬と暮らすための家の間取りについて、
なにが必要なのか考えました。
犬と人間は、同じ種族ではない
犬たちのこと、
いくら大切なパートナーだと思っていても、
物理的には同じ生活はできません。
犬は、小さい
犬は、虫が好き
犬は、清潔に興味がない
犬は、食べ物じゃないものも食べる
犬は、危険だと思ったら、
吠えるか、噛みつくか、逃げるしかない
しかも、日本語は通じません。
犬からすれば、
いいかげん、犬語を話してくれよ
そう思っているかもしれません。
言って聞かすことが出来ませんので、
犬と人間で、
どこまで空間を共有できるかを考えました。
台所というパラダイス
ウチの3匹の犬たちは、大変な食いしん坊です。
フードも、おやつも、あればあるだけ食べます。
この子たちの胃袋は、
4次元に繫がっているのかと疑いましたが、
もちろんそんなことはなく、食べ過ぎると立ち上がれなくなっていました。
そんな彼女たちにとって(3匹とも女の子です)、台所はパラダイスです。
フードの置き場所であり、
生ごみのゴミ箱があり、
たまには、美味しいものも落ちています。
以前住んでいた貸家はあばら家でしたから、虫の交通要所でもありました。
ネットを徘徊していると、
犬は台所に入れない方がいいという意見をよくみかけます。
台所の入り口にゲートをつけたり、そもそもドアを閉めたりです。
でも。
料理しているとき、犬が近寄ってくるとうれしいです。
足にじゃれてきて、
じゃまだよ、もう~
とか、楽しいです。
というわけで、新居では、台所も犬OKな場所としました。
その代わり、
ゴミ箱には近寄れないように、柵で囲う
床に何も置かない
棚や引き出しは、犬が触れないようにガードをつける
床にこぼれたものは、すぐ拭き掃除です。
犬のおかげで、かえってキレイな台所になるので、一石二鳥です。
お風呂場はどうする?
実家の母がすごく嫌がるのですが、
実は、お風呂場で犬をシャンプーしていました。
きちんとシャワーで流すから、別に問題ないじゃんと思うのですが、どうなんでしょう。
それはさておき、
浴槽で犬を洗うのは、ひどく骨が折れます。
小型犬とは言え、体重は4~6kg。
中腰でも、膝をついても、翌日は筋肉痛です。
人間用のシャンプーやリンス、ボディーソープは、その都度片付けていましたが、それも億劫です。
ついでに言うと、
犬を洗った後、シャワーでのお風呂場掃除も、まあまあ面倒です。
犬の細かい細い毛が、あちこち飛んでいますからね。
排水溝もすぐ詰まっちゃいますし。
お風呂場は、犬は禁制とします。
その代わり、犬洗い用の流しを別に設置しようと決めました。
犬と寝るってどうなの:寝室
ひとり暮らしになったら、ぜひともやりたかったことがありました。
まさしくそれが、
毎晩、犬たちと眠るです。
賛否両論あるのは、わかっていますとも。
世間の声は、どうでもよいのです。
結婚していた頃は、人間の寝室は、犬たちは立ち入り禁止でした。
元夫と別の部屋で寝るようになってからも、今度は部屋の都合で、犬は入れられませんでした。
ベッドで寝ていましたし、何より、部屋にモノが多かったからです。
小型犬が飛び降りるには、高さがありすぎるベッドかじってはいけないコードがタコ足配線になっている部屋の隅
積み重なる箱、そして本、服の山
犬たちには、誘惑と危険がいっぱいだったのです。
そこで、決めました。
新居には寝室を作りません。
私が、
居間で犬たちと眠るのです。
暮らしの中心、それは居間
突然ですが、
私が札幌で建てたローコスト住宅は、
総2階建てです。
2階に二部屋ありまして、洋服や本、私物のほとんどはそこにあります。
浴室や洗濯機置き場もです。
で、1階は、
どーんとワンルームの居間にしました。
まあ、20畳にも届かないささやかな部屋ですが、
隅には台所も完備で、生活のほぼ全てがここで完結します。
この部屋を中心に生活を最適化することにしました。
日中も夜も、犬たちはここで放し飼いです。
夜には、折り畳みマットレスを敷いて、私と犬たちがいっしょに寝るというわけです。
なので、居間と台所は、全面的に犬の立ち入りOK。
そのために、
床にはモノを置かない
フローリングの上にタイルカーペットとラグを敷く
コンセントは、腰高の位置につける
と、しました。
犬だけの場所も必要?
人間である私の都合で、
家の間取りを考えてきましたが、
はたと、気がつきました。
犬たちにも、プライベートスペースが必要なんじゃ・・・。
ネットの情報でも見かけましたし、
獣医さんにも忠告されていました。
犬だけしか立ち入らない場所がないと、
彼らは不安になるそうですね。
怒られても、そこに逃げ込めば大丈夫とか、
見つけた宝物を隠しておく場所、です。
ケージをポンと部屋の隅に置いておく方法がポピュラーなようですが、
でも、今回は違います。
ローコストとは言え、注文住宅を建てようかって話なのです。
居間の一部を犬用スペースとして進呈することにしました。
どーんと3畳ほどを大盤振る舞いしちゃいます。
神田川♪では、4畳半でカップルが同棲していましたから、
小型犬3匹には、まあ、十分な広さでしょう。
犬たちと暮らすイメージはできました。
あとは、これを実現すべく、工務店と相談あるのみ!です。