第10回放送(後半)『Terminal Melody』ゲスト瀬尾一三さん(2週目)~ロンドン・瀬尾さんの着物姿・大サビについて~🎵SAILOR MAN🎵
~番組スタートしてから(7分44秒頃)の所から~
🌹小山ジャネット愛子さん🌹
ロンドンでお会いになったこともあったんですね?
🍀瀬尾一三さん🍀
ありました。
🌹へぇ~。
🍀食事したことがあります。
🌹瀬尾さんもロンドンがお好きで、
結構訪れてらしたという?
🍀はい。ミュージカルが好きで、
ウエストエンドへ何度か行ってます。
🌹へぇ~。
ロンドンで会うASKAさんって、
当時どんな感じだったんですか?(笑)。
🍀(笑)。えぇ~、もう~、ハッピーそうでしたね。
なんか水を獲た魚のように、楽しそうでした。
話も、先週言ったような「真面目な青年」じゃなくて、
結構「ジョークも言える青年」になってました。(笑)。
🌹じゃあそれはやっぱり、
ASKAさんにもたらした、
ものすごく大きな経験の日々だったんですね。
🍀だったと思います。(笑)。
🌹へぇ~。
🍀そうだと思います。
🌹なるほど。
ロンドンつながりでもう1つ、
ASKAさんから、
これはご本人から聞いたんですけれども、
🍀何ですか?(笑)。
🌹当時、世田谷に、
ASKAさんがプライベートスタジオをお持ちで、
そこにイギリスから、
カルチャークラブがやって来たことがあって、
🍀そんな話ですか。
🌹その際、
瀬尾さんがお着物で登場されたという
エピソードをお聞きしました。
覚えてらっしゃいます?
🍀ちょっとかすかに覚えてますけど、
なんで意気がっていたんでしょうね。
🍀🌹(笑)。
🌹日本人クリエイターとしての気骨を
感じたというふうに、
ご本人(ASKAさん)はおっしゃっていましだけれども。
🍀あっ、まぁ、気骨というよりは、やっぱり、
かましてやろうというのが、
どこかにあったんじゃないですかね。
🌹なめられちゃいかんと。
🍀そうそうそう(笑)。
🌹🍀(笑)。
🌹でもやっぱりそれで、彼らの、あちらの、
ミュージシャンたちの、ちょっと砕けた空気が、
ピリッと変わったということも、
(ASKAさんが)おっしゃっていたんで、
🍀まぁ、良いほうに変わったならいいんですけど、
なんか、僕も若かったので、
すごく意気がっていたんだと思います。
🌹(笑)。ASKAさんのなかではね、
非常に印象的な大切な思い出のようでした。
🍀じゃあ、良かった!(笑)。
🌹そして、
お話をもう一度、
『SAILOR MAN』に戻りたいんですけども、
こちらの曲、これCHAGE&ASKAの曲作りの
特長なのかなと思うんですけども、
最後のサビの繰り返しがありますね、
その前に、別のメロディ、
大サビと呼ばれるものでしょうか?
それが挿入されているスタイルが、
比較的よく見られると思うんですけども、
これって瀬尾さんは
どんなふうに捉えてるんでしょうか?
瀬尾さん発信?
🍀いやいやいや!とんでもない!
これは、あくまで飛鳥君が考えたことなんですが。
普通だと、2コーラスやって、
間奏があったりとかして、
最後のサビを繰り返して終わるのが、
通常の定型パターンですよね?
🌹はい。
🍀それで、繰り返しの、リフレインをする前に、
もう1つ別のメロ(メロディ)を持ってくるという。
🌹うん。
🍀これはね、とても印象深かったですよね。
だから、はじめデモを聴いた時に、
「おっ!やったな!」なんて(笑)。
🌹(笑)。
🍀「こしゃくな!」とかね(笑)。
🌹こしゃくな?!(笑)。
🍀あっ!こういう考えもあったんだって思って、
ただ繰り返すだけではなくてという。
🌹なるほど。
🍀「ここにもう1つ大サビ入れるんだ!」という感じで、
ビックリしたことも覚えていますけど。
🌹瀬尾さんは、曲を受け取られると、
情景を思い描くとおっしゃっているじゃないですか?
🍀はい。
🌹そこに大サビパートがあることによって、
描く風景に、ちょっと、スピンオフ的なものが、
出ちゃったり。
🍀そうですね。
だから、
彼らのデビューの『ひとり咲き』の半音上がり。
突然半音上がりのような効果があるって
いうくらいの感じでしたね。
だから、盛り上げの「もう1つ行くか?!」
「もう1つ上を行くか?!」という感じの、
とても効果的な感じがしましたね。
🌹では、1曲お送りする前に、
歌詞の一節をご紹介したいと思います。
ラッシュアワーの すき間から
胸を焦がした浪漫が
手を振るよ 手をのばすよ
うすむらさきの 空の果て
サテンの風が生まれた
夢を見る 夢を呼ぶよ
CHAGE&ASKA
1987年の『SAILOR MAN』
🎵『SAILOR MAN』が流れる🎵
(1曲約4分30秒を、ほぼフルコーラスで流れる。)
🌹小山ジャネット愛子さん🌹
お送りしたのは、
CHAGE&ASKA『SAILOR MAN』です。
男を感じる、
🍀瀬尾一三さん🍀
うん!
🌹行ったれ!っていう。
🍀なかなかね。
🌹勢いをある(笑)。
🍀いい感じですよね!
一皮むけた感じがしますよね。
🌹まぁ、時代を考えてもそうなんですけども、
こういう元気いっぱいの勢いよさみたいなものって、
最近、あんまり触れて無いなっていう感じがしますね。
🍀そうですね。
みんな内向的になって来ているので、
こういうふうなのが、
出てくれるような世の中になってくれば、
もっといいんですけどね。
🌹今ね、聴いてね、
励ませらた人たちも多いと思います。
🍀あっそうですか?(笑)。
🌹さぁ!瀬尾さん先週ご紹介したんですけど、
『音楽と契約した男・瀬尾一三』というご本が、
出てますけれども、帯に、
「音楽を作り続けられるなら、それ以上は望まない」
なんてカッコいい台詞なんでしょう。
🍀僕が考えたわけじゃないんですけどね。
🌹えっ!?
でも、お気持ちはそういうことですよね?
🍀あっ!そういうことです。
そういうことです。それには偽りはないです。
🌹すごいですね。(小声つぶやく)
🍀だから、僕は音楽の仕事さえできれば、
いいです。だから、二頭追いません。
🌹二頭追わない?
🍀うん。1つだけ叶えてくれれば、
いいです。それを、神か悪魔か分からないけど、
契約したので。
🍀🌹(笑)。
🍀音楽の神様なのか?音楽の悪魔なのか?
よく分かりませんが。
🌹間違えなく、音楽の神様ですよ!
悪魔じゃないと思います。
🍀そうですか、はい。
🌹はい。
作品のほんの一部になるかなと思うんですけども、
CDも三部作で出していらっしゃいますね。
🍀はい。そうです。
🌹『時代を作った名曲たち』ということでね、
こちらのリリースもあるので、
ぜひ皆さん聴いてみてください。
2週に渡ってたっぷりと、
瀬尾さんのお話を聴いて来たんですが、
~ここまで(18分30秒頃)~
続きは、
瀬尾さんのからASKAさんへのメッセージ。
素敵なシーンなので、
別のページを特別に作りたいと思います。
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(ニックネーム)
ひまわり&洋ちゃんより
(Instagram)
https://www.instagram.com/himawariyangchiyan/
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ASKA Official Site
【Fellows】
https://www.fellows.tokyo/
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毎週日曜日、夜23:30~23:55放送。
TOKYO FM(JFN全国38局ネット)
『Terminal Melody』
〈パーソナリティー〉
小山ジャネット愛子さん
https://www.tfm.co.jp/terminal/
☆この番組では、
日本のポップス史に
いくつものメロディとメッセージを刻んできた
CHAGE&ASKA、
そして、ソロアーティストASKAの音楽を
毎週さまざまな角度から紐解いていきます。
★CHAGE&ASKA、
ASKAさんの曲のリクエスト募集中!
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〈U-NEXT〉
ASKA作品独占配信中!
①2012~13年のASKAコンサート
『ASKA CONCERT TOUR 12>>13
ROCKET TOUR』
☆インタビュー込みのショートバージョン。
完全版Blu-ray発売は、2021年春ころ!
(再生59分・P550円(レンタル期間あり))
②2018年のコンサート
『ASKA PREMIUM SYMPATHETIC
CONCERT 2018-THE PRIDE-』
(再生131分・見放題(有料))
☆Blu-ray、DVD発売中!
③『ASKA CONCERT TOUR 2019
Made in ASKA-40年のありったけ-
in 日本武道館』
(再生135分・見放題(有料))
☆Blu-ray、DVD、LIVE CD発売中!
④Music Video
『自分じゃないか』(通常映像)
『僕のwonderful world』(通常映像)
『幸せの黄色い風船』(通常映像)
(再生20分・見放題(有料))
☆2020.10.11北海道、支笏湖で撮影されたMusic Video。
映像は「通常盤」になります。
⑤Music Video
『歌になりたい』
(再生6分・見放題(有料))
☆ロケ地はアイスランド。
2019年8月撮影です。
ご視聴は👇こちらから👇
https://video.unext.jp/browse/feature/FET0009911