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CHAGE&ASKAシングル『C-46』発売20周年記念日!

2001年9月19日発売
CHAGE&ASKA シングル
『C-46』
発売から今日で「20周年」になります。

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2001年8月号CHAGE&ASKAの会報に、
『C-46』について、
ASKAさんの言葉がありますので書いてみます。

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今回は秋にぴったりのバラードである。
タイトルは『C-46』。
昔、恋人と住んでいた部屋をテーマにした、
ちょっぴり物悲しい歌だ。
タイトル『C-46』とは46分テープのこと。
偶然見つけるカセットテープから流れてきたのは
音楽ではなく、
今はもう別々になってしまった恋人同士が、
未来の約束を語り合う声だった。

「親元を離れてひとり暮らしを経験している人は、
その部屋でいろんな思い出が重なっていく。
時期がくれば、思い出を置いて別の新しい場所へ
引っ越し、また新しい生活がはじまる。
でも、自分の中では“初めて住んだ部屋”や
“思い出深い部屋”っていうのは、
一生消えないものです。僕自身も、
今でも染み込んでいる部屋や思い出がある。
そんな、心の中に深く刻まれた経験をテーマに、
今回歌詞を作ってみました。
いつかこのテーマで詞を
書いてみたいと思っていたので、
それが形になった喜びがあります。」
(ASKA)
~~~~~~ 

ひとり暮らしといえば必ず絡んでくるのが、
恋愛である。ASKAもまたしかりで、
当時経験していた恋愛エピソードが
今回の『C-46』に投影された。
また、部屋と言えば思い出すのが
名曲『201号』。
『201号』で描かれたあのせつない世界観が、
そのまま『C-46』に引き継がれたともいう。

「過去、何回も引っ越しを経験しているけれど、
最後に部屋を出ていくとき、
必ず部屋にお礼をいう習慣がついてしまってね。
今までどうもありがとうっていう感謝の気持ちで。
今回、ロンドンの一軒家を出るときも
そうだったな。
住んだ期間が短くても、
住めば絶対に愛着月沸くからね」
(ASKA)
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住んでいた部屋と、そこで生まれた
思い出たちに寄せた敬意と愛情。
こんなふうに思い出を慈しめるsだからこそ
書けたテーマでもあるが、
『C-46』は「ひとり暮らし」を経験した
だれもが共有できる歌詞でもあるといえるだろう。
~~~~~~

カップリング曲はCHAGEさんの曲。
こちらについたは、
2001年9月号会報に、こうあった。

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CHAGEサイドの曲。
『Bron the trap』。
バラードの『C-46』に反して、
CHAGE曲はノリのいいポップスだ。

「ひさしぶりにライブで歌いたい、
ギターとピアノ中心のざっくりしたら
明るい曲を作りました。
歌詞は、つま恋本選会でグランプリを
取れなかった自分たちがテーマです」
(CHAGE)
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ソロアルバム『2nd』に収録された
『GIVE&TAKE』にも通じる、
CHAGEとASKAの関係性が描かれている。
つま恋本選会出場から現在、
そして未来へと歌詞は広がりを見せ、
清々しさがいっぱいだ。

「内容は実際にあったできごとを
中心に書いているけど、
どちらかというと、
万人にも通じる応援歌にしたかったんです。
“夢を諦めちゃいけない”
“災い転じて福残ってなる”
“継続は力”
みたいな、
そういう言葉を行間に込めたつもりです。
今をがんばっている奴に向けて作った歌と
いってもいいかもしれません」
(CHAGE)
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カップリング曲『Bron the trap』の歌詞を
少しだけ書いてみます。

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風のない重っ苦しい舞台の袖で
俺達 右手のピックを握り締めた

意味のない 安っぽい会話を交わして
すべてに 価値があるって感じあった

最後に女神は笑うはずだった
セピアの景色はふたりにほろ苦く

ゆるりと沈む夕陽のように
あの日 夜明けを望んだ

解けない鍵をいくつ渡されたのか
そんな女神の仕掛けた悪戯さ
~~~~~~

「最後に女神は笑うはずだった」
ここは、グランプリを逃したお話です。

なぜ逃したのか?

それは、練習していた曲の長さが、
本選会出場直前に変更され、
でも連日練習したもののまま
一部やってしまって・・・、
結果的に曲として成立しないような
演奏になったそうです。

これは誰が悪いわけでもないと思います。

そして、
この本選会の頃には、
確か、
デビューも決まっていたと思います。

ファンとしては、
ただただデビューしたからこそ今がある、
その事を感謝しています。

『Bron the trap』は、
2001~2002年に開催された
CHAGE&ASKAコンサートツアー
『NOT AT ALL』
この中で披露されています。
アルバム収録は、まだないと思います。

※『Bron the trap』
作詞作曲 CHAGE
編曲 鈴川真樹


さて、『C-46』に戻りますが、
この曲は、歌詞の世界のせつなさとは別に、
ASKAさんの歌う姿がとても素敵です。
CHAGE&ASKAコンサートでも
ASKAソロコンサートでも歌っています。
その時の一音一言を大切に歌う、
そんな姿勢がマイクを両手で持つような形で
感動したりします。

ぜひ、Music Videoの他に、
ライブ映像でも見て聴いてほしいと曲です。

YouTube
【CHAGE and ASKA Official Channel】
『C-46』Music Video
https://m.youtube.com/watch?v=wBVW7UlNgts

※『C-46』
作詞作曲 ASKA

(ニックネーム)
ねね&杏寿より
(旧ひまわり&洋ちゃん)
(Instagram)
https://www.instagram.com/himawariyangchiyan/

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ASKA Official Site
【Fellows】
https://www.fellows.tokyo/

CHAGEandASKA Official Wed Site
https://www.chage-aska.net/

Chage Official Wedsite
https://chage.jp/

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