第14回放送『Terminal Melody』~ゲスト吉田豪さん(その2)~🎵とんねるず『君を万引きしたい』🎵
2021.5.9(日)23:30~23:55放送
第14回『Terminal Melody』
心の近くを ふと踏まれて
僕は何も言えなくなる
静かになる 苦しくなる
こんなに抱き合っても 背中は寒いね
作詞作曲 飛鳥 涼
お送りするのは、
ASKA 1998年の『Girl』
🎵『Girl』が流れる🎵
(ほぼフルコーラスで流れる。)
イントロを聴いただけで、
あの時代の心の扉が開く、
そんなとっておきの名曲。
この番組では、
日本のポップス史に
エバーグリーンなメロディを刻んできた
CHAGE&ASKA、
そして、
ソロアーティストASKAの音楽を、
毎週さまざまな角度から紐解いています。
今夜は先週に引き続き、
プロインタビュアーの吉田豪さんを
お迎えしてお送りします。
心の五線譜に出逢う場所
『Terminal Melody』へようこそ。
~ここでCMに入る(1回目)~
🌹小山ジャネット愛子がお送りしています
『Terminal Melody』
では今夜もご紹介させて頂きます、
プロインタビュアーの吉田豪さんです。
🎤はい!どうもです。
🌹こんばんは。よろしくお願いいたします。
🎤お願いします。
🌹さぁー、義豪さんは、
ASKAさんご本人が〈この人になら真実を話したい〉
ということで、直々にインタビュアーに指名された
というとっておきの方ですけども。(笑)
番組にとっても(笑)
🎤亀田興毅と並ぶ男っていうね(笑)
🌹うふふ!本当ですよ!(笑)
先週はその際のエピソードを中心に
お話頂いたんですが、
今日はですね、吉田さんが思う、
ASKAさんの音楽家としての魅力をテーマに、
伺って(笑)
🎤なかなかハードルが高い(笑)
🌹ハードルが高いですか?(笑)
🎤人間的な魅力はいくらでも語れますけど(笑)
🌹いや、それに合わせて、
ぜひお願いします!
吉田豪にとって、チャゲアスの音楽、
もしくは、
ASKAさんを意識した初めての楽曲でいうと
何になりますか?
🎤僕、ふつうに歌番組とかザ・ベストテンを見てて、
『万里の河』でしたっけ?
あれで、ファーストコンタクトというか。
で、僕、あの時代、ちょっと複雑な感情があって、
だんだんの後に、ロックに目覚めて、
だんだんパンクにウェブにそっち側に行くわけですけど。
で、テレビは大好きなんで、ずっと見てるわけですよ!
だんだんフォークミュージシャンだったり、
ニューミュージシャンをやっていた人たちが、
ロック化していく流れが、あの時期にあって、
すごいモヤモヤしていたものがあるんです。
🌹モヤモヤと(笑)
🎤そう(笑)。だんだん後で気づいてくるわけですよ!
僕、過激なものとかが好きで聴いていて、
とうに軽視していたような、
音楽をやっている人たち、
実はすごいって気づきはじめて」
🌹どの辺り?
🎤それこそ、
安全地帯「玉置浩二さん」もそうですけど、
技術もそうですが、人間的な破壊力、うふふ
僕、玉置浩二さんと青田典子さんの
ベッドインインタビューやってますからね!
🌹😲ハァー!(笑)
🎤ご自宅でベッドに入りながら、
インタビューという。(笑)
🌹すごいですね!
🎤そのときも、
とんでもない振り回され方をしたんですけど、
あり得ないレベルの。
それ込みでのいい体験なんですよ!
振り回すんだけど、
最後にはすごいフレンドリーな(笑)。
そんなと玉置さんとASKAさんが仲いいのも
すごいわかるんですよ!(笑)
🌹なるほどね~
🎤うん(笑)
親友としての、付き合い、
エピソードが好きで(笑)
🌹あの~、ASKAさんの、
歌い方とか、声とか、
玉置さんもすごいですが。
🎤どっちもとんでもない能力ですよね!
🌹それって、
どんなふうに受け止めていらっしゃいますか?
ロック化していく流れを眺めるなかで
🎤あの~、何だろう?
だから、当然僕はプロじゃないんで、
技術のうんぬんわからないですけど。
🌹豪さんに響いた所っていうか、
刺さった所っていうか。
🎤そのスキルのとんでもなさはわかりますよね。
なんか、普通じゃない歌唱力ですよ!
というのは(笑)
その辺は、最初のうちは、
見えてなかったんでしょうね!
落ち着いて見たら、アレ、
とんでもない個性の人間が、
とんでもない個性で音楽をやっているぞって(笑)
🌹はい。そして、
プロのインタビュアーとして、
そして、
プロのライターとしても、
活躍する吉田さんに、
そのASKAさんの言葉選びっていうのがね、
これもすごくオリジナリティあふれるものだと
思うんですけども、
その辺でお気に入りって思い浮かびますか?
あと、すごく印象に残っている。
🎤アッ!そういう部分はそんなに
僕は詳しいわけではないので、
語れるようなことはないんですけど、
ただやっぱり
ASKAさんの腕っぷしが強いというものを、
ものすごい僕は調べ
🌹腕っぷしが強い?はい。
🎤あの~、伝説がありますからね、
テレビ番組のパンチ力を測定するゲームが、
ゲームセンターに昔ありましたけど、
あれで、佐竹・・・
K1の佐竹雅昭さんに圧勝したりとか
🌹えーっ!本当ですか?(笑)
🎤具志堅用高さんに圧勝したりとか、
とんでもないんですよ!
本職に勝てる能力を持ってて。
🌹とんでもないですね~(笑)
🎤あの~、すさまじい人なんですけど、
このすさまじい人が殴りに行こうかって
歌う意味って何だろうみたいな、
ハハハ(笑)
🌹あ~、その2つを結びつけて、
考えたときに、
🎤とんでもないぞ!それっていう(笑)
🌹そこに隠されているものっとかね、
思いっとかね、思い馳せちゃいますね!
🎤そうなんですよ!
🌹へぇ~!
🎤僕は、だからね、
歌詞っていうよりは、本とかの言葉の能力とか、
そっちばっかり行っちゃいますね。
🌹それね、先週もお話しされてましたけど、
すごくユニークで、おもしろ側の人だって、
おっしゃってましたけども、
どんな点がASKAさんならではの表現だって、
文とか読んでて思いますか?
エッセイとか。
🎤まぁ、いい意味でピュアなんでしょうね。
それこそチャゲアス時代初期から、
これはよく言うんですけど、
尊敬する人でやっぱりね、
王貞治とアントニオ猪木を並べるピュアさって
ないじゃないですか。(笑)
昭和の小学生ですよ!っていう(笑)
🌹そこから変わってないっていう(笑)
🎤そうそうそう(笑)
でも、その魂がちゃんとあるんですよね。
で、どっちも僕も大好きなので、
その趣味が合うし、信用できる、
大人でそれを公言する人。
🌹子供の頃にピュアに胸に秘めていたものが、
そのまま真っ直ぐ持ち続けられているのは、
その尊敬する人という表記1つとっても、
なんかちょっとジンとしますね!
🎤プロレス、格闘技好き流れに、
確実にあるんじゃないですか?
最近の亀田興毅さんとの交友も。
🌹なるほど。
🎤うん(笑)
🌹えー、今もちょっとパンチやったら、
変わらずすごいんでしょうかね?
🎤そうなんですよ。
本当だから、そのAbemaの時にも言ったんですけど、
亀田興毅さんと
パンチ力対決をしてほしかったんですよ!
ハハハ(笑)
🌹あ~、ぜひ、それは吉田さんが今度企画して、
うふふ(笑)そんな機会をぜひ私たちに
🎤毎回勝って来た人ですからね(笑)
🌹ね!(笑)見せて頂きたいと思います。
さぁ!今週も吉田豪さんが聴きたい
ASKAさんの楽曲ということで、
1曲選んで頂きましたが、
今日、吉田豪さん選曲は・・・
いってますね!
🎤はい!
🌹とんねるず、
1987年の『河口湖』というアルバムに
収録した『君を万引きしたい』。
インパクトのあるタイトルですが(笑)
🎤今ならアウトな、ハハハ(笑)
🌹うふふ(笑)
この曲をあげて頂いたポイントを
教えてもらえますか?
🎤まぁまぁ、単純にこういう時、
ラジオでなかなか流れない曲、
流したいというのがまずあるのと、
あとまぁ、これね、秋元康さん作詞
というのが大きいかな。
タイトルからもわかりますよね。
こういうようなショッキングなフレーズで
惹き付ける秋元さん。ね。
ASKAさんと秋元さんの伏線もありますからね。
🌹なるほど。そうですね!
🎤そうなんですよ!
僕がASKAさんの本を読んでいて、
やっぱり上手いなって思ったのが、
ベストテンに、確かアレですね。
チャゲさんが『ふたりの愛ランド』で出た時に、
それが、チャゲアスのコンサートの会場からの
中継だったのかな?
で、横にいるんだから映ってくださいよ!
と言われて、断り続けて、
そしたら、その放送作家に、
そんなこと言ってるとすねてると思われますよ!
みたいなことを言われた、その恨みみたいなことを
すごい書いていたことがあったんですが、
彼は今や売れっ子作詞家になり
みたいなことが書いてあって、
明らかに秋元さんなんですよ!
ハハハ(笑)
🌹ハハハ(笑)
🎤ねぇ~!この2人の関係どうなのかな?
と思っていたら、この前ね、クラブハウスというね、
一時期ちょっと爆発的に話題になった時に、
僕もすごいやってたんですが、
入ったら、秋元康さんが、
当時テレビ東京のプロデューサーだった
佐久間さんと、指原さんとかもいて、
やってたんで、聴きに行ったら、
いきなり僕が上にあげられたんですよね。
吉田豪来てるよ!上げよう!
みたいな感じで上げられて、
戸惑いながら話してたら、
僕が入ったことで、
僕とラインで繋がっているASKAさんにも
通知が行って、ASKAさんが聴きに来て、
ワッ!ASKAさん来てますよ!って僕が言って、
そしたらASKAさんが手を挙げて来たんですよ!
ものすごく僕、迷ったんですよ!
ASKAさん上げていいのだろうか?
あーでも、絶対上げるほうが面白いと思って、
僕が招待を押して、
ASKAさんと秋元さんの会話がそこで実現。
🌹すごい!仲立ちをなさったっていう、ねー。
🎤そうなんですよ!(笑)
という面白いエピソードがあったんで。
🌹はい!あの、長い時間を経ての
今日はこの場で、
2人の作品を聴いて頂くことになりますね。
ではお送りいたします。
作詞 秋元康 作曲 飛鳥 涼 編曲 佐藤準
とんねるず 1987年の『君を万引きしたい』
🎵とんねるず『君を万引きしたい』が流れる🎵
(ほぼフルコーラスで流れる。)
🌹お送りしたのは、とんねるず
1987年の『君を万引きしたい』です。
2021年にね、FMでこの曲がかかるっていう
衝撃だと思うんですけど。(笑)
🎤今聴くと、完全に本当コンプライアンス的に
アウトですからね!ハハハ(笑)
🌹ハハハ(笑)ですね(笑)
で、でも、まぁ、この楽曲自体、
音で聴いてるとね、
すごいUKサウンド風というかね、
ニューウェーブな感じで、
この時代、すごい思い出しますよね!
🎤ね!エイジアとか、あー言った感じの、
過剰なシンセサウンドですけど、
アレンジやり過ぎ感あるけど、
曲いいですよね!すごいASKAさんの
🌹ね!キャッチーで、あの、
歌いたくなるようなメロディーですけど
🎤この時代の秋元さんって、
攻めた歌詞をやり過ぎて、
今聴くと問題あるののばかりなんですよね!
🌹ハハハ(笑)時代の流れを感じます!
ハハハ(笑)ということで、
『君を万引きしたい』お聴き頂きました。
さぁ!2週に渡って
プロインタビュアー吉田豪さんをお迎えして
お話しを伺いましたが、
まぁね、このコロナ禍で、
ここ1、2年の豪さんのお仕事の仕方も
変わったと思うんですけども、
🎤そうですね!
🌹うん、その辺って、どんなふうに、
結構柔軟に
受け止めていらっしゃるんじゃないですか?
🎤基本、自宅作業の人間なので、
実はダメージはほぼなくて、
むしろイベントが増えて、
忙しくなり、収入が増えたくらいの(笑)
🌹あら!素晴らしいですね!
うふふ(笑)
🎤はい!(笑)
🌹はい。これからもASKAさんとの
お付き合いっていうのは
続いていくと思いますけども。
🎤ラジオ聴いたら、またライン来るかな?
ハハハ(笑)
🌹そうですよ!ご本人、これをリアルタイムで
聴いていらっしゃるので、ぜひ、
じゃあここでメッセージを投げかけて頂ければ
🎤はい、メッセージ、ハハハ(笑)
まぁ本当に、人としての面白さがね、
伝わる場があればいいなって思っていますね。
あの、歌手としての素晴らしさは
ちゃんと伝わっているはずなので、
🌹はい。
🎤はい。
🌹その辺もね、じゃあ豪さんに引き出して頂いて、
機会も設けて頂ける日が来ることを、
願っております。
🎤はい。
🌹はい!ということで、
プロインタビュアーの吉田豪さんを
お迎えしてお送りしました。
吉田さん2週に渡って
どうもありがとうございました。
🎤ありがとうございました。
~ここでCMに入る(2回目)~
TOKYO FMをキーステーションに、
JFN38局をネットしてお送りしてきました
『Terminal Melody』
吉田豪さんをお迎えして、
お送りしました。
2週に渡ってご登場頂きましたが、
ねぇ、吉田さんだからこそ、
実現できるような、
なんか楽しい企画を立てて頂きたいな
というふうに、思ったりしました。
さぁ、来週は、
月に一度、
恒例のリクエスト特集をお送りします。
引き続き番組では、
CHAGE&ASKA そしてASKAの楽曲への
リクエストを募集しています。
リクエスト曲とエピソードを書いて、
『Terminal Melody』番組ホームページから
お送りください。
お聴きの放送局のホームページからも
アクセスできます。
『Terminal Melody』
来週もまた同じ時間に。
お相手は小山ジャネット愛子でした。
ASKA Official Site
【Fellows】
https://www.fellows.tokyo/
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毎週日曜日、夜23:30~23:55放送。
TOKYO FM(JFN全国38局ネット)
『Terminal Melody』
〈パーソナリティー〉
小山ジャネット愛子さん
https://www.tfm.co.jp/terminal/
☆この番組では、
日本のポップス史に
いくつものメロディとメッセージを刻んできた
CHAGE&ASKA、
そして、ソロアーティストASKAの音楽を
毎週さまざまな角度から紐解いていきます。
★CHAGE&ASKA、
ASKAさんの曲のリクエスト募集中!
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