自分の中にはいくつも人格がある
誰しも、日常生活を送る上でいくつもの人格を持ちながら過ごしている。
一人でいるときの自分、パートナーと話しているときの自分、子供に接しているときの自分、会社での自分、自分の親と接してるときの自分、仲間と楽しく遊んでいるときの自分…
どれもちょっとずつ違う自分じゃないだろうか?
人は誰でも色んな人格を内側に持っている。人は皆、主人格と呼ばれる自分自身一致した核になる人格があり、その他に分裂して派生した人格がある。
私が読んだ本でなるほどなぁと思ったのは、8割くらいの人は、主人格メインではなく、分裂人格がメインで生活しているというのだ。
自分も分裂人格がメインで生活してるかもな、、って思った。
自分で思いつく限りの人格を挙げてみる。
誰かにとことん甘えたい、甘えっ子な人格。グループの前に立ち、みんなをまとめるリーダー的人格。全てのことがめんどくさいと思ってしまう怠け人格。子供たちの世話を頑張るお母さん人格。いい人だと認められたい優等生人格。イライラしたときに破壊したい衝動にかられる破壊的人格…
考えただけでもこんなに出てくる。
本気で各人格を統合させるには、自分の意識の奥深くに入る作業になるだろうから、専門家の助けを借りないと危ない気がするが、自分の中に色々な人格があるなぁ、と自覚するだけで、ふっと、ニュートラルな位置に戻れたりする。
このニュートラルな位置というのが、主人格なんだろうなと気付いた。
私は何事も続かず、最初はやる気に溢れていたのに、いつのまにか、めんどくさくなってしまい、あっさり辞めてしまったりするので、私ってすぐに飽きて投げ出す人間だよな、と軽く責めていることが多い。
責めたからといって、何も良い方向には進展しないのだが、責めることでできない自分をなぐさめて見ないようにしているのかもしれない。
今、このnoteだけでなく、他にも100日続けるチャレンジをしている途中なのだが、めんどくさいな、という思いが出てきたら、「あ、怠け者人格が出てきてる」と意識してみた。
そう思うだけで、なぜかふっとニュートラルな気持ちに戻り、また淡々と続けられているのだ。
その他に前と違う点は、何か始める時のテンションが静かで穏やかだという点だ。
すぐに飽きてしまう時のテンションは、始める時はやたらと前向きでポジティブで、うりゃあ!やるぞー!!とやる気に満ちていることが多かった。
それだと、落ちるスピードも早いということだ。
今回は、始めるときには、そこまでテンションが上がっておらず、かと言って、マイナスから這い上がってやる、みたいなネガティブな気持ちでもなく、静かで落ち着いた心地よい状態でのスタートだった。
そして、やる気が下がってきたときには、ああ、怠け者人格が出てきたなぁと客観視する。それと同時に、変化を恐れる潜在意識が必死で止めようとして、私の身を守ろうと頑張ってるんだな〜となんとも愛情を持って眺めているうちに、頑張らなくても続けることができる自分に戻れている。
自分の中にどんな人格がいるか、自分の中を探る旅も面白いのでお試しあれ。
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