💝💝貴方と私の物語〜感動の実話〜˚₊̥(∗︎⁰͈꒨⁰͈)‧˚₊*̥♡

彼がはじめて言ったわがままは
「別れよう」だった

大好きな人と大好きなまま別れた

またいつもの喧嘩
だからまた会えると思ってた

喧嘩の後に2人で写真撮るのが
仲直りの約束だったから

最後の喧嘩の夜、
一緒に写真撮れば良かったのかな

私の泣き顔をもう見たくないと言った貴方

私の笑顔が大好きだと言った貴方

別れても自分は平気だと
唇を噛みながら言った貴方

私の思いに答えられない自分が
許せないと言った貴方

きっと私よりも苦しい思いを
沢山していたと思う

貴方の苦しみに比べたら
好きなまま振られる私の苦しみなんて
ちっぽけに思えた

沢山の旅行先で沢山美味しいもの食べたし
綺麗な景色も見たけど

いつも旅行の記憶で思い出すのは
二人が思いっきり笑ってる写真

貴方が撮ってくれる写真の中の私は
とても幸せそうで

あぁ、本当に大切に
愛してもらっていたんだなと気付く

私は貴方を
こんな風に大切にできていたのかな

なんでもない日の会話とか
ラインスタンプの癖とか
当たり前の日常が1番幸せだった

なんであんなに喧嘩していたのだろう
こんなに大切にしてくれていたのに
これ以上何を求めていたのだろう

だから私は貴方が初めて言った
わがままをちゃんと受け入れたい

大好きだよ
またどこかで出会えるかな？
再会しちゃったらもう諦めて
ゼロから始めようね
って、話したりして
お互い泣きながら無理に笑ってお別れした

私は前に進むよ

それが
沢山愛してくれた貴方への恩返しだと思うから

ありがとう
大好きだよ