はじめての診察
2019年の11月に初めて産婦人科に行きました。いくつか病院の候補がありましたが、職場から近い場所に、オープンして半年ほどの新しい病院を見つけたので、そこにしました。新しい病院で認知度も低いためか患者さんも少なく15分ほど待ったらすぐに呼ばれました。
病院を選ぶ一つの選択肢として、待ち時間がどれくらいなのかということは結構大事かもしれません。住んでいる地域で評判のいい不妊治療専門の病院に電話をしてみたところ、新規の予約は2ヶ月後になると言われたことがあります。そこは再診の予約していても1時間くらい待つのは当たり前というような病院でした。
通院が始まると必ずしも仕事が休みの日に受診するわけではなく、卵胞の成長具合であったり、排卵誘発のタイミングだったり、検査の内容だったりで今日行ったばかりなのに「明日も来れる?」「3日後これる?」などと短いスパンで再診の案内をされることが多々あります。なので、わたしの経験上、待ち時間が少ない病院は通院のストレスが少ないです。
また、お産までできる病院だと待合室には妊婦さんもいることになるのでそれが少しストレスになったり、お産が入ったタイミングで先生の診察がストップしてしまって待ち時間が長くなるという話も聞きます。
話を戻します。
診察室に入り、
・子供が欲しいけれど、なかなか授からないこと
・生理周期が安定せず排卵のタイミングが自分ではわからない
という話をしました。
先生からは、
・前の生理から何日目なのか
・基礎体温を測っているか
・他の病院で不妊治療をしたことがあるのか
などの質問をされました。基礎体温については過去5ヶ月間のデータがあったのでアプリで見せましたが、だいたい二層だねという確認のみで、その後、基礎体温について聞かれたことは一度もありません。わたしの場合、基礎体温をつけても排卵のタイミングが分からなくて意味がないようです。(意味がなさそうなので、今年に入ってから一度も体温を測っていません。)
そして、初診なのでいわゆる「ブライダルチェック」を行う旨の説明をされ、子宮頸がんやクラミジアなどの不妊に繋がる疾患がないかの検査をしてもらうことになり、経膣エコーを受けました。
そしてエコーで卵巣を見てもらった瞬間に、「あ、多嚢胞やね。卵いっぱいあるわ。」とカーテン越しに先生に言われ、呆然としました。
「多嚢胞」というワードは知っていたものの、まさか自分がそうだとは思わなかったし、何も問題がなさそうであれば性別の産み分けがしたいとお願いしようと思っていたくらいなのに、まさかの展開でかなり焦りました。
エコーが終わり、多嚢胞についての説明を受けました。生理周期が安定しないのも多嚢胞のせいであることや、おそらく排卵していない周期があるのだと思うというよなことを言われました。ただし、これは病気ではなく、体質的な問題だと安心させるような言葉をかけられ、これからの方針としては、排卵確認が取れるまでは病院に通い卵胞の成長スピードを観察するとの説明を受けました。
そして、当時はまだ受けるつもりはなかったのですが卵管造影検査と精子検査についても金額や検査内容について聞き、診察室をあとにしました。
帰宅後は「多嚢胞性卵巣症候群」についてネット検索し続け、夫にも自分に原因があったのかもと伝え、まさかの展開はあったけれどひとまず病院に行ってみてよかったと胸を撫で下ろしました。
次回以降は周期ごとに記録に残そうと思います。