3周期目

先日処方された中容量ピルを飲み終え、5日経った頃に生理が来ました。生理が終わったら黄体化未破裂卵胞(LUF)が消えているかの、確認をするから来てくださいと言われていたので、受診しました。

経膣エコーをしたところ、、

消えていませんでした。


え?!どういうこと?聞いてたのと違う。

そして、医師からは、

「多房性嚢胞性腫瘍」かもしれない、と。

は?!腫瘍?悪性ならガン?なにそれ?とパニックになりました。

後に自分で調べて理解したのですが、いわゆる『卵巣嚢腫』ということのようです。

せめて嚢腫と言って欲しかった。腫瘍というワードを聞いたらガンなの?としか思わなかったです。

担当医も断定できない様相をしていたようで、「多房性嚢胞性腫瘍」の断定をしてくれず、LUFである可能性もまだあるという説明でした。そして、今HCG注射を打てば、LUFなら2,3日で排卵して消えてしまうはずといい、実験的に注射を打つことになりました。

実験かよと思いつつ、衝撃の事実が連続して訳がわからない状態だったので注射を受け入れました。

帰宅後、初めて夫の前で泣きました。私はこども授かれないのかもしれないと、大泣きしました。話を理解した夫としては、実験的に注射を打たれたことが一番気に食わなかったようで、大きな病院へ精密検査に行くよう勧めてきました。

3日後、LUFが消えているかの確認に行きました。

消えてませんでした。つまり、「多房性嚢胞性腫瘍」であると。

精密検査(MRI)受けた方がいいと言われました。ただし、嚢腫が良性であるか悪性であるかの判断は切除手術後に病理検査をして初めてわかるもののようで、MRIだけでは可能性の判断しかできないようでした。

その日は診察時間ギリギリに行ったため、他病院でのMRIの病院を予約することができず、後日予約をするために受診をすることになり帰宅しました。癌になったらどうしようという緊張感がずっと続いており、妊活のことなんて頭にありませんでした。

数日後MRIの予約を取るための再診に行き、もう一度エコーをました。すると、嚢腫のすぐそばで卵胞が18mm程度に成長していました。

そして、担当医の長年の勘なのか、卵巣嚢腫はあるけれど見た感じ良性だと思われ、嚢腫があっても卵巣機能としては問題ない。排卵しそうな卵胞が育っているので、明日HCGを打ってタイミングを取りましょう。とアドバイスを受けました。

急転直下、MRIを受けずに卵巣嚢腫と共存して不妊治療が進むことになりました。

本当に大丈夫?半信半疑ながら、今周期は排卵誘発のHMG注射もなく卵胞が自ら成長してくれてくれていたことに喜びも感じ、担当医を信じることに。

翌日HCGを打ちに行き、タイミングを取り、数日後に排卵済みを無事確認しました。高温期にはデュファストンを服用し、お腹の張りとたたかいながら服薬終了しました。

しかし、服用後の数日で腹痛に襲われ、生理がきました。


3周期目は黄体化未破裂卵胞から多房性嚢胞性腫瘍、卵巣嚢腫と、聞き慣れない言葉の数々に精神的にやられてしまいました。

どうして私の身体にはあかちゃんが来てくれないの、どうしてあの人にできて私にはできないの…とネガティブな表現を使い始めるようになりました。


明るい妊活、明るい不妊治療がしたいものです🍀

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