自己紹介~私がセイクレッド・サークルダンスを通じてクリエイトしたい世界
人生とは、ハプニングの連続のようで、実は見えざる手によって魂が望む方向に必然と進んでいくものだと、40年以上も「私」をやっていると納得の境地に至る。どんなにあらがっても結局は「私」を生きるようになっているのだと思う。
自己紹介もかねて、私がどんな経緯でセイクレッド・サークルダンスに出会ったのかを書いてみます。
大学時代は、理系女子の花形とも言えるバイオテクノロジーの研究にいそしんだ。だが、これでいいのか?このままでいいのか?ミスマッチ?という違和感があった。卒業後、食品会社に就職し、同期は商品開発やら未来を担う研究に配属される中、私は食品の「品質評価」と「味覚評価」という部署に配属される。「お前はだだの試食係か?」と親に馬鹿にされ、関西を離れての生活、新しい生活はそれなりに刺激的で楽しかった。でも、「ここは違う」「ここは私の場所じゃない」という違和感がずっとあった。機械相手、食品相手の仕事の中で、人の心理やマーケティングの要素が絡むと、自然と”見えざる手”によって心理学に興味が移った。そして、体調を崩したこともあり、思い切って大阪に戻った。それはまるで、”見えざる手”が私を巨大なクレーンで引き上げ、しかるべきレールに載せてくれたような感覚だった。
それから、どうやってサークルダンスに出会っていくのか、それは、ボランティア先で知り合ったNちゃんの涙が始まりだった。Nちゃんは当時、引きこもりの支援を受けていて、私はNちゃんと出会った初日、彼女と掃除をしたり病院にいったりした。なぜかNちゃんとの掃除が楽しかった。そして初日に私が帰る時、Nちゃんは急に泣き出した。理由は言葉でいくらでもつけられる。でも理由を超えた、それは滝のようなとてつもない宇宙からの号泣だった。「あなたはこの道に進まねばならない」、それは、Nちゃんの叫びでもあり、私の声でもあった。
そして、産業カウンセラー、ゲシュタルトセラピー、アートセラピー、精神分析、家族療法……あらゆることを勉強しながらニート・引きこもり支援の世界へ。仕事は日々試練だった。毎日毎日ひたすら自分の逐語と分析をした。そしてつらい経験を沢山した。たぶん人生でつらいことを味わいつしたほど。もう限界か・・と感じ始めた時、研修で行った長野県の女神山で、ある木の前で、全身電気のようなビリビリのシャワーを浴び、身体が割れるような衝撃体験をした。その後、山から「アイルランドに行きなさい」という声を聞いた。その話を友人にしたら、「それは、レイキだね。アイルランドに行く前にフィンドホーンによっていった方がいい」と言われた。それがフィンドホーンと私の出会いだった。
フィンドホーンで初めてセイクレッド・サークルダンスを踊った時、私は本当にボロボロだった。いろんな罪悪感と孤独の中で、自分も人も宇宙も信用できなかった。「自分も含め人は醜く、裏切るもので愛なんていらない」と繋がることを恐れ、宇宙の摂理と戦っていた。それが、セイクレッドダンスを踊っているうちに、涙が止まらなくなった。その時、色んな声が聞こえてきた。「もう戦わなくても自分を偽らなくてもいいよ~」とか「あなたは今ここに、ただいてるだけでいいよ~」とか…そしてなんとも言えない優しいエネルギーに包まれた。それから、グループメンバーにハグしてもらった時、「宇宙は絶対に人を孤独にしないようになってるんだ」という絶対的な信頼を感じることができた。その時、セイクレッドダンスは、孤独感、絶望感から人を救う可能性を秘め、自分らしく生きることをサポートしてくれるダンスだと確信した。
その後、セイクレッド・サークルダンスにすっかりはまり、フィンドホーンでセイクレッドダンスTeacherトレーニングを受けた。このトレーニング中もつらいことはあったが、その体験が「ブラジルに行って、ブラジルのサークルダンスも知りたい」と思えるきっかけになった。ブラジルで沢山の友達が出来、サークルダンスに沢山触れる機会に恵まれた。人生は面白い、この頃から人生を本気でまじめに、でも気負わず心から楽しめるようになった。
そして、2020年、サークルダンスで幸せな世の中を作りたい、という夢を胸にJICAに合格、しかし、コロナ禍で派遣の延期が決まった。
自粛中悶々としていた。その時、ブラジルで友達とカフェで話した時のシーンが頭をよぎった。「Ayako、日本でセイクレッド・サークルダンスが広まらないのは何故だと思う?」友達は尋ねた。私はすぐに2,3個の理由を伝えた。でも口にしながら、どれもしっくりこない感覚がその時あった。そうだ、とってもシンプルで簡単なことだ、私が本気で、このダンスが人を救えると思って、本気で広めようとしてないから何も始まらなかっただけ、自粛中、答えは見つかった。
ここまで読んで下さり、ありがとうございます。
現在、定期的に公園やZoomでサークルダンスの会を開催しています。また、毎週「1日を快適にスタートするための朝のZoomでLet'sサークルダンス♪」という企画を開催しています。セイクレッド・サークルダンスを通じて、慈愛と尊厳のエネルギーが循環し、多様性を認め合い、より丸く幸せな社会(まさにサークル♪)になったらいいな~と願っています。セイクレッド・サークルダンスをもっと、孤独や絶望感で苦しんでいる人や、人生に悩んでいる人達に届けていきたいと思い、このNoteを始めました。このNoteでは、セイクレッド・サークルダンスについて熱く語ったり、セイクレッド・サークルダンスの情報を発信し、沢山の人と繋がってダンスの輪を広げながら、自分らしく生きる人を増やしていきたいと思っています~
先日、ゆめのたね放送局 関西チャンネル 土曜日朝8時〜8時30分『テラシーのSoul Drum Radio!!』にゲスト出演しました!下記をクリックすると30分の放送が聞けます。
https://yumepod8.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/02/3-3-4_terashi-no-Soul-Drum-Radio-_20210221.mp3
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