ヒーローの存在
Netflixで洋画を2本見た。カンパニー・オブ・ヒーローズ バルジの戦いとS.W.A.T.。
ストーリーが雑過ぎる。メッセージ性も薄い。
ちょっとしたお色気と派手なアクションさえあれば成立してしまうのかもしれない。
韓国映画の方がよっぽど面白いかもしれない。むしろ少ししつこい程のストーリーとも思える。
前者の戦争映画は日本人である自分には理解し得ないメッセージ性があるのかもしれないとは感じた。軍という存在への考え方が全く異なるのでこれは仕方ない。
見ていて思ったのは、日本と欧米圏ではヒーローに対する考え方が全く異なるように思われる。欧米圏では主人公自らがヒーローになるように描かれ、日本では第三者としてヒーローを待望し期待するように描かれる傾向にあるのではないだろうか。
日本人の一種のヒーロー信仰的な側面は数年前から頭の片隅にあり、今日の政治にも多分に影響を及ぼしているのではないだろうか。これからも考え続けたい。