20230821 NiceParty⤴⤴ vol.2に出ました。
不肖ツヾキユウ、初めて人前でDJをしました。
このイベントは、元々グーグールルのオタクの有志が集まって行っているもので、そのつながりでお呼ばれしました。
出番前
少ないながらも経験が生きて、セッティングはこれまでと比較してスムーズに行けた。(LineとPhonoを間違えて刺していて、音が出ないと首をひねっていたところを箱のマスターに助けてもらいましたが。)
出番が近づくにしたがって明らかにソワソワし出して推理発表時の探偵のごとく歩き回っていた。
Delicacy feat. 鎮座DOPENESS , 福岡ナイフ - skillkills
NON-TANGさんからバトンタッチするので、ヒップホップ寄りの中から、初手はパンチあるのをかけようと思ってBPMが120 - 112辺りを交互するこちらを。(個人的にはスクエアだけがグルーブじゃないという思想も表明しときたいというのもありつつ)
Count 2.9でもよかったかもと思っています。
DRIVE feat.OMSB,AI ICHIKAWA - JAZZDOMMUNISTERS
そのまま、アヴァン・ヒップホップ流れでJAZZDOMMUNISTERSへ。
このあたりから全体の雰囲気として上滑りしている気がしてきて内心焦る。
Lady of the dead - moe and ghosts
ちょっと軌道修正するためにmoe and ghostsを。倍テンで90 -> 180に上げてノリをよくしていこうと目論む。高速ラップで韻を畳みかけつつ、フローも一辺倒にならないmoeさんのラップはやっぱり好きですね。
Selfish - slowthai
ここからはグライム経由でインディー・ポストパンクに行こうと思い、個人的にはジャンル横断的に使いやすいslowthaiをかける。fast and depressiveというか、陰鬱ながらもビートが強いのはやっぱり好き。
ここら辺から喜怒哀楽で言うと怒の感情で回している。
Secrecy Is Incredibly Important To The Both of Them - Yves Tumor
ここからインディーっぽいのに。Yves Tumorはこの曲だけめっちゃ好き。(ほかの曲はもっとゆったりしている。)
早くて単調なドラムに歪み薄めで空間系が強いギターのリフとか大好物。後半ちょっと浮遊感出てきて不思議な曲である。
Traps - Bloc Party
ほぼ毎回かけているBloc Party。自分の嗜好の根幹にいるところだし、新譜はとても良かったのでリードトラックを。ここ最近は少しリラックスした作風だったのが、急にHelicopterらへんの作風に戻ってびっくり半分・うれしさ半分です。
Mess On A Mission - Liars
ここら辺から、個人的な大オチに向けて助走を始めるために、ちょっと電子音の比率が高い音楽につなぐ。ここら辺からはもうフロアとかどうでもよくなってきていて、ある程度のガイドをつけながらもルーティン的に自分が聞きたいものをかけている。
You Love Her Coz She's Dead - Superheroes
Superheroesは毎回でもかけたい。
OBON - 4s4ki
「盆踊り」が全体のフワッとしたテーマだったので、基本的に苦手なhyperpopの中でも、チップチューンの味付けで聴けるOBONをかける。個人的にはここがテーマに対する回答だったのだが、反応がなかったのは残念。
MIRACLE - DOPING PANDA
CRAZY BUT GENIUS - グーグールル (添付はあんちろちーバージョン)
初回のDJでもやっていた鉄板のどうとでもつなげられる二曲。ここら辺はさすがに知っている曲なので多少の反応を得られた。知っている曲しか反応してくれないのね…
マッカートニートーテムポール - 細胞彼女
これに関しては、全体の流れとか関係なく、このイベントがあった土日に大阪ではネムレスのうてなゆきさんの生誕イベントと、ネムレス×細胞彼女のツーマンが開かれていたので、誕生日おめでとうの意味と、久々のライブを観たかったとか色々こめて最後にぶち込みました。
Plastic Mind - Dead Husband
転換用の締め曲。個人的に持ち球の中で一定の展開でかつゆったり目の曲がこれぐらいしかないのがちょっと悩み。
雑感
やっている最中もそうであったが、いまいち音量が上がりきらずに小さい音になってしまっていた。大反省。
選曲については自分らしく行けたので結構気に入っている。
まがりなりにもAqbiの系譜で楽曲にこだわりのあるオタクが多いという読みで、拾ってくれることを期待して投げた球がスルーされまくったのはこっちの読み違えだった。
次呼ばれたらSpotifyで月間再生数が数百とか、メトリックモジュレーションを多用した楽曲とか、もっとやりたい放題してやろうと思っている。
余力があったら、別テーマとしてDJの立ち位置について今一度ちゃんと言語化したいと思います。見る側として感じていたDJイベントの構造的問題についてやる側に立って今一度認識したというか、より細かい解像度で見えてきた部分がありました。
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