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【旅の備忘録】ドバイ編~羽田空港出発~(24.5.2~5.6)vol.1
出発
縁があり行くことになった中東ドバイ。
人生でドバイに行くことがあるなんて思ったことがなかった。
それほどまでに自分が行くイメージがなかった国。
2023年の12月に1ヵ月だけセブに語学留学をした。(でも私の英会話力はミジンコレベル)
その時の仲間が今回の同行者。
(八丈島に続き「旅行は一人旅が好き」スタイルをことごとく壊していく記録)
関空から出発する仲間1名・羽田から出発する仲間5名(私含む)・ドバイで暮らす仲間1人の合計7人での旅。
プライベートでこんな人数で旅行するのは初めて。
大人の修学旅行みたいでわくわくする。
羽田発は日があけて3日の0:05。
そこから11時間15分のフライトだ。
仕事を終えた仲間は2日の20時~22時頃にどんどん羽田に到着する予定。
この日(2日)私は午後半休をもらっていた。
午後半休をもらった目的は羽田空港の「泉天空の湯」。
サウナ好きの私はどうしてもここで飛行機を見ながらサウナ・露天に入りたかった。(結局女湯からは飛行機は見えなかった。男湯からは見えるっぽい)
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羽田第三ターミナルから直結で行ける「泉天空の湯」。
値段は高いことは分かっていたがやっぱり高い。
最初で最後だと思い奮発した。
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サウナに露天にと何回も入った。
露天に入りながら徐々に夜の帳が下りる空・普段見ない眼下の景色がこれからの旅を思い起こさせてわくわくした。
仲間1人目からグループLINEに「20時頃着く」と連絡があったのでサウナに後ろ髪ひかれながら私も空港へ戻った。
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続々と到着する仲間と合流して最初に集まった3人でチェックインへ。
比較的早めに並んだからかそこまで待つことなくチェックインできた。
とはいえ世間はゴールデンウイーク。
空港はこれから旅に出る人たちのわくわくとした顔で溢れていた。
旅の高揚感はたまらない。
結局一番高揚感が高まるのは旅行前、空港や駅のホームにいる瞬間だと思ってる。
「この高揚感を味わうため」が旅をする目的の一つ。
滞りなく保安検査場なども抜けた。
数年前から出国・入国は機械で行われるようになったから早い早い。
出国のスタンプは「ほしい人」だけがもらえる仕組みになった。
当然と言っていいか9割の人はスタンプをもらわずに出国後エリアに流れていく。
私はほんとはスタンプがほしい。
スタンプが押されたパスポートを見て「出国したんだ」という気持ちになるからだ。
でも結局人の流れにのってそのままスタンプをもらわずに中に入ってしまった。
あぁ私って日本人だなとつくづく思う。
まだまだ時間があるしなんだかお腹も減ったのでまだ到着していない仲間を待ちながら出国後エリアにある六厘舎でつけ麺を食べた。
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22時頃残りの仲間も合流ししばらく雑談。
空港にいるたくさんのみんなはどこに行くのかな。
はたまた帰るのかな。
旅行なのか帰国なのか、留学なのか仕事なのか・・・
空港にはさまざまなストーリーがある。
余談だが私は高校を卒業したあと旅行系の専門学校に通っていた。
就職試験を受けるとき「空港スタッフ」の試験も受けた。
空港スタッフは本当に人気だ。
私は空港スタッフになることはできず、旅行会社に勤務した。
業務がツラすぎて2年ちょっとで辞めてしまったが、私の人生はやはりどのタイミングでも「旅」がくっついていて、切り離せない。
今回お世話になるエミレーツ航空。
ボーディングが始まった。
私たちの旅が始まる。
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