【インタビュー記事】案件は意外と身近にある?
マガジン「取材・インタビュー・ライティング」では、ステップ1とステップ2でインタビューの準備段階ですることを紹介しました。
しかしインタビュー記事を受注したいけど、「初心者だから案件の探し方が分からない」という声があるかもしれません。
本記事では、インタビュー記事の受注手段のひとつを紹介します。またインタビュー記事作成を実践するために、Q&A形式を採用しました。
【本記事の素材】
Youtubeで発信されている「かくらぼ」さんのコンテンツ
「インタビューライターってどんなお仕事?|かくらじ#131」Youtube
・質問している方:かくらぼのSHINOさん
・質問されている方:ライターのYumi Honda さん
(※許可を得て、本記事で紹介しております)
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★簡潔に知りたい方は、背景色がついている箇所をご覧ください
【Q&Aスタート】
Q.インタビューライターっていうと、インタビューしてその内容をまとめる感じかと思いますが、それは合っていますか?
A.私がしているのは、そーゆーことです。
Q.インタビューライターって、どんな感じでお仕事が進んでいきますか?
A.仕事の進め方ね…まず私がしているお仕事は、ある企業のSNS発信の記事を書いていて、企業さんのSNSでのブランディングにおいて「人柄が分かるような投稿をしたい」というプランニングがありました。
「でも人柄が分かる投稿ができなくて困っているんだよ」というお話から、お仕事をいただいたっていうのかな。ご紹介いただけて「できる?」みたいな風にお声がかかったのがスタートでした。
1人ないし2人にお話しを伺い、「最近何やった?」「最近気になることあった?」そういったところから「それどんなこと?どんな学びがあったの?どんな思いがあるの?」っていうのを雑談のなかで拾って、そこから一つの記事を仕上げるっていう作業をしています。
Q.最初にお話しを伺う時点では、ゴールは特に決まっていないのでしょうか?
A.決まっていないですよ。私のやっている案件は決まっていない。「何を伝えたいのか投稿したらいいのか分からない」「言いたいことはいっぱいあるはずなんだけど、まとまんないんだよね」「ライティングの基礎であるゴールを定めるっていうところも上手くできないから困っているんだ」「ネタすらも浮かばない…」っていう話だったりする。
本当にざっくばらんに「最近どんなお仕事されていますか」「日常ではどうですか」から始まって…(笑)。
Q.結構、引き出すのが難しいですね。
A.うん!そういうところにポイントがあるかも!
Q.たしかにあんまりクラウドソーシングで「インタビュライター募集」は見かけないですよね。
A.知り合いのインタビューライターさんも、リアルの繋がりでした。別のかくらじでおっしゃってたんですけど、「ライターやり始めました」って話をポソポソって言ってたところから繋がってって言ってたね。
元から関係性がある方だったから、ライターの○○さんとそのクライアントさんがざっくばらんにお話しができるのを分かっていたからこそ、インタビュライターっていうのをお願いされたって、おっしゃっていた気がするなぁ。
Q.たしかにそれ、大事かもしれない
A.相手との信頼関係とか温度感とか大事になってくるはずだから、人柄が分かっている人に頼みたいとなって思う。
あとは実際に誰かとお話ししたことを記事にしておくとか、SNSで発信しておく。自分はどう学んだか、どう感じたか、相手がこんな風に言ってこんな方でしたっていうのを記事にすると、そういったところを見て、「こんな風に言葉にしてくれるんだ」とか「こういう風に思いを言葉にするとこう変わるんだな」とかって体験が向こうの方にもできてできてくると、○○さんにお願いしたいなとか、この人がいいなってなるかもしれないね。
Q.なるほど!ありがとうございます!
まとめ
インタビュー記事を受注する方法
・「インタビューしたいです」と周りに伝える
・誰かの言葉を記事にしてみる
・SNSを利用して、思いや書いてみた記事を発信する
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