子宮全摘だ。
整形外科でMRIを見せられた日から一緒に見つかったヘルニアの事より子宮筋腫の事が頭から離れず、子宮筋腫の事をネットで検索してどうしていくのが私にベストなのか考えた結果、取ってしまおうと決断した。
考えたと言っても3日間くらいだったと思うからそこまで葛藤はなく、ただただ今の不調の原因の一つかも知れない筋腫が無くなっても頻尿や腰痛がおさまらなければ、次にどうしていこうか決めやすいからっていうのが一番の決断の理由かも。
手術を念頭に置いていたので紹介状なかったけど最初から総合病院の婦人科へ。
医師は、薬や注射で筋腫を小さくして閉経まで逃げ切る治療法やらを説明して、手術という手もあります、と最後に提案してくれた。
しかし、私はそれに被せるように「手術で考えています」と即答したもんだから医師の方がちょっとびっくりしていて、何度か「本当に手術でええんやね?」と聞かれた記憶が…。
その為に最初から総合病院に来たことを告げるとあれよあれよと子宮全摘する事が決まったのだった。
子宮筋腫だけなのか、子宮全摘も行うのかは正直どっちになっても良かったので特に子宮を残したいとかいう願望も強がりとかじゃなく本当に全く無かった、そこはスパッと。
卵巣は残すので子宮全摘=更年期障害バンバン出てくるという事はなく女性ホルモンは今まで通りなので、出血のない生理がある感じって言えば分かりやすいかも。
周りの人に子宮筋腫で腹腔鏡子宮全摘するって言ったら、「何だかそれじゃぁ女じゃ無くなるみたいで辛いね」みたいな事言ってくる人が居たけど、私の中ではその概念は無かったので「何て失礼で無知な奴だ…」としか思わなかった。
でも、後でよくよく考えると子宮は女性にしかない臓器だし特別なものとして考える人は多いんだなぁと改めて感じたのだった。