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退院後、初診察。

退院後初の診察へ。
経過を診るためなので勿論苦手な内診もある。
毎回クスコのサイズをSSに下げてもらっている気がする。それでも痛いというか何だか気持ち悪いのだ。しかしラミナリアの痛さを思い浮かべたら今回は謎の呼吸法で乗り切れた。

中の縫合部も臍の手術跡も順調に綺麗になっていっているとの事。筋腫の病理検査も問題なしなので3ヶ月後の診察で通院も終了とのこと。
気になっていた排便痛はやはり中を縫っているので2ヶ月くらいは続く人もいるらしい…、もう、そういうもんだと思って過ごすしか無いかなと諦めの境地に入る。何も聞いてないのに性生活は術後3ヶ月後くらいからだと言われたけれど、それよりも知りたかった入浴、サウナ、ランニング、サイクリングはOKかどうか被せ気味に聞いてしまい逆に恥ずかしかった。

子宮全摘しているが卵巣は残っているので卵巣の検査は2〜3年毎に受けたほうが良いのだそう。
その時に医師が、子宮を取ってしまうと卵巣の場所が以前より分からなくなるみたいな事を言っていた。
この時私の脳裏にはパズーとシータがバルスと唱えた後に崩れゆくラピュタから開放され空高く上がってゆく飛行石と木々の画像しか頭に浮かばなかった。
私の担当医は飄々としていて受け答えがアッサリしているので、「ラピュタのエンディングみたいですね」って言いかけたけど何だか冷たい視線を浴びせられそうな気がして喉まで出かかったけどグっと飲み込むも、そこから脳内BGMはラピュタのエンディングが流れ続け診察はエンドロールと共にアッサリと終了した。

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