生まれてきてごめんなさい
生まれてきてごめんなさい
生まれてきてごめんなさい
何度も思った
誰に対してかな
憎みながらも育ててくれた祖母
私を捨てた母
私を持て余した父
死んでしまいたいなんて何度も思った
初めて思ったのは7歳くらい⁇
それ以来年中行事のように考えている
。。。死んじゃったら楽なのかなあ、と。
小学校時代、
針を飲み込んだのに死ねなかった
一晩中、いつ針が身体中を巡って心臓に突き刺さるのか、
恐怖で泣きながら過ごしたのに、当たり前に朝は来た。
自殺しようと机に隠した包丁、
見つけられて私を殺す気なのかと祖母に刃を向けられた
遺書、って何なのか分からずに
とりあえず死ぬ時には書かなきゃいけないんだろうと
封筒にひらがなで「いしょ」って書いて机に置いて
2階からの飛び降りで死ねると信じてた小2の春笑笑
ちなみに中身は空爆笑
一人暮らしの部屋で
部屋中目張りしてガス自殺しようと
睡眠薬をウイスキーで山ほど飲み下して
でも今の都市ガスは死ねないんだよと
後から病院で聞かされた
その時の思い出は胃洗浄の苦しさと
何かの妄想で恐怖だけが込み上げて
真夏なのに毛糸のセーター着込んで
何かから逃げる為に必死に走った道の景色
起きたら病院のベッドだった
何一つ成長出来ないまま
悲しいことに歳だけはとる
生まれてきてごめんなさい
私が生きているせいで
嫌な思いをしてきた全ての人に
ごめんなさい
でも私が居なければ生まれなかった命達のために
その言葉を声には出来ない