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お笑いと福祉の類似点

お世話になってます。なゆたと申します。

お仕事をしているとどんな業種でも難しいなと感じることがありますよね、

私は普段福祉の仕事をしていますが、なかなか思うようにいかず眠れない日々が続きます。

最近感じた難しさの中から抜粋した2つのことについてお話したいと思いますよろしくお願いします

①どこに向かえばいいのかわからなくなる

福祉の入り口では必ず、正解がない業界だということが話されます。

それが特殊なことなのか、割と他の業種でもあることなのかよくわかりませんが、
学校の先生や職場の先輩から振りかぶってキメ顔で言われます。
福祉学生あるあるでしょうか?

胡散臭い言葉ですが現場にいるとその正しさを痛感する時があります。

教科書でいう正解は便宜上のもので、利用者の方の考え方・職員の考え方・その場の情緒・タイミングなど流動的に変化していくことからそう感じます。

それに対応していくことが常に求められます。



他のシチュエーションでも難しさを感じることがあります。


②伝え方問題

対人の仕事では共通しているかもしれませんが、
物事の伝え方というものはスーパー難しいですよね、、

伝えなければいけないことを、どのようなツールでどのようなニュアンスで伝えるのが最適か見極めることは試行回数を重ねていかなければ見えません。

利用者様への伝え方に加えて、内部の人への伝え方も工夫する必要があります。

これらのことをチームで共有し、方法の統一を図ることや
後輩や実習生の指導の際は丁寧に言語化し、イメージを掴んでもらうことが大切かと考えています。

内部の人に伝える


その時によく例に出すのがお笑いとの類似点です。
お笑い以外にも、芸事には共通点があると思うので、説明する対象者の方が好きなエンターテインメントはなにか伺ってそれとなぞらえるのですが、
お笑いとの対比が一番好きです。

私が好きだから重ねやすいと言うことなのでしょうが、特にお笑いと福祉とは相性がいいと思っています。

芸事と福祉

①について


お笑いなど芸術分野のものも正解がないものだと思います。

外野の身分なので断言はできないですけれども、受け手の個人差によってバラバラな最適解があり、どんなに大衆にウケるものでもそれを嫌う層もいて、1つの解答で全員にハマるものは出せないでしょう、

先日のThe Secondで、ななまがり様に3点をつける人もいれば1点をつけ続ける人もいましたし、そのどちらも受け手の方の正しさを持って判断したことだと思います。

またタイミング次第でその見え方も変わりますよね、

元気な時に観て感じたものと元気のない時に観て感じたものは大きく違いますし、学生時代には受け入れられなかったものも働き始めてからだと深く沁みるものもあります。

支援方針も元気な時の利用者様の返答とそうでない時の返答、児童期の支援と成人後の支援では反映のされ方が異なることがあります。

この奥行きがとても難しく、おもしろいところですよねえ、、
これに悩まされるくせにこれを魅力だと感じてしまう、
私がメンヘラ気質だからですか😩?それだと困りますね、、


②について

伝え方の問題も、お笑いではとても秀逸なボケに客がついていけないことがあります。

またそれを上手く和訳して、伝わりきらなかったことを端的に示して客の脳内に共通のイメージを植え付けるような天才ツッコミもありますが、


演者様のセンスと客の理解力の最大公約数をねらわなければ笑いが最大化せず、双方から歩み寄る必要性を感じます、
いつかセンス100の作品を理解しきってみたいものです、、

M-1グランプリ2021の真空ジェシカ様の1日市長のネタで、オール巨人様に言葉の意味が伝わりきってなくて少し減点されてしまっていたところがありましたね、

あれは単純に知識量の問題ですが、センスに対する理解力についても同様のことが起こっていると思います。


福祉に言い換えると、ノーマティブニーズと呼ばれる支援者の考えるニーズと、フェルトニーズと呼ばれる利用者様の感じているニーズの最大公約数を狙う必要があると考えます。

フェルトニーズを尊重することは大切ですがそれだけでは成り立ちません。

これから書く例について、支援の考え方が気に入らない!!という憤怒がありましたらそこは収めていただきながらご一読くださったらとても嬉しいのですが、




ずーーーっと眠っていたい

というニーズがあったとして、社会と一緒に生活をしていくことを考えると、残念ながらそれを真正面から支援するというわけにはいきません


社会と一緒に生活をしなければならない
という私が判断したノーマティブニーズと

ずーーーっと眠っていたい
という利用者様のフェルトニーズの最大公約数はどこになるか探っていく作業に入ります


日中を充実させて過ごすことに魅力を感じてもらって、お仕事や日中活動をしながら過ごすことや、お友達を作ることもいいかもしれません。

それで、ずーーーっと眠って過ごすというフェルトニーズから、
充実して過ごしたい
と思えるようにすることや、

ずーーーっと眠って生活することを最終目標にするとして、そこへ向けた方法として

働いてお金を稼ぐ →    お金の勉強をする → 稼いだお金を元手に、必ずクリーンな方法で財を膨らませる →    巨万の富を築く → ずーーーっと眠って生活する

というフローチャートを提示する

など、その他にも無限にある方法を捻り出して、ご本人の気持ちがそれに乗るような道のりを整備することで、お互いに歩み寄って、利用者様の幸せが最大化できる方法を探ります。


お笑いと福祉って似ていますよねえ!?!?


効果の最大化へ向けたアプローチは異なりますがここまで書いてきたことを振り返ると、お笑いと福祉、似ていますよねえ???!ぜったいに

福祉は利用者様1人1人の幸せを掘り下げていきますが、
お笑いは大衆の幸せを追求しているように感じます。

そう思うと、お笑い🟰間口の広い福祉ですよね

ぜったいにそうだなこれは

この理屈は譲らないことにしました
もう決定です。


ただの1お笑いファンの僕が勝手に盛り上がってるだけというのがこの決定の1番の理由ですが、

SNSは書き手が勝手に過激なこと言った方が盛り上がるんだからSNS(note)は福祉じゃないから書き手は勝手な理屈を押し付けた方がいいんだきっと


危機感とか持たせた方がバズるみたいですしね


しかし、僕は危機感とか持たせないでみんなの味方になりたいんですよ


note向いてないんだなぁ、

なゆた

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