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【Tips】謎が解けないときには?
謎解き中、正解を出すことができなかったら、先に進めなくなってしまったら、どうしていますか。
時間を置いて頭を切り替える? たしかに謎とは離れて違うことをしている時に、ふと閃くことがあります。「あ、解けたかも」と、慌てて謎解きに戻るあの瞬間も、謎解きの醍醐味ですよね!
でも、それでも解き明かすことができなかったら?
そんな時に私が試している、利用している手段をいくつか紹介します。
主に、ヒントの求め方になります。このパターンではこう解けみたいな定石だとか、謎解きでよく使われる便利な謎定形リストとかではありません。が、謎を解くうえであったら便利そうな一枚「謎解きの便利帳」は作ってみました。正解への道が近づく……といいなぁ。有料ですが配信中なのでよかったらどうぞ!
公式ヒントをチェックする
まずはヒントについての説明がないか、オープニングから読み返します。
基本中の基本でしょ、と思われるかもしれないけれど、たまに忘れてしまうんですよね。ありません? 散々悩み、誰かにヒントを求めようとした段階で、やっと謎解き内ヒントの存在に気付くこと。熱中するあまり? ヒントの存在をきれいさっぱり失念しちゃうんです。
だから、まずは公式ヒントをチェック。
特にヒントについて記述が見つけられなくても、とりあえず「ヒント」または「ひんと」と打ってみます。なかには間違った入力をするとヒントの出し方がわかる、なんてパターンもありました。
また、web謎では、ヒントページが別に用意される場合もあります。その謎が置かれたサイトの他ページだったり、制作者の個人webサイトにてひっそりと公開されていたり。
とにかく、まずは公式ヒントをチェックしましょう。
クリアツイートはクリアしたってことだから
LINE謎の場合、クリアするとTwitterでクリアツイートするためのリンクが貼られることがあります。というか、ない方が珍しいのかな。
クリア報告は謎が解けた証。そのクリアツイートした方に、直接、ヒントを求めてメッセージを送るわけです。
ヒントがないことで有名な? 謎組のLINE謎ですが、その謎組さんも自身のTwitterアカウントで「LINE謎が解けない……。そんなときは?」と題してSNSでのコミュニケーションを推奨しています。
毎月1日に配信される「#LINE謎」。
— 謎組 (@NAZOGUMI) September 9, 2022
ご存知の通り、#謎組 からはヒントをご用意しておりません。
困ったときは勇気を出して、クリア報告のツイートをした方にSOSを出してみるのもアリですよ。#謎解き がコミュニケーションのきっかけになれば幸いです。https://t.co/rT0FzRYp9S pic.twitter.com/le2CEcrPPe
私も、何度かそんなメッセージに応えたことがあるし、そのやりとりを機会にフォロワーになった方もいます。ただ、同じ謎好きとはいえ見ず知らずの方に声をかけるのは敷居が高くて、自分から話しかけたことはないんですが……。
あ、中にはクリアツイートと一緒にちょっとした感想を書き加えている方もいます。そのコメントの中に何かヒントに繋がるものがある、かもしれません。
なお、メッセージを送る時は、相手に失礼がないようにしましょう。
LINEのことはLINEで聞け
LINE謎はLINEっていうコミュニティツールを使っているのだから、そのままLINEで誰かに助けを求められたらいいよね、というわけです。
あ、もちろん、助けを求める内容はLINE謎に限らずweb謎でも何でもいいんですけど。
ここで使うのは「LINEオープンチャット」なる匿名で利用できるグループチャットシステム。LINEを使っていればOK。新たな登録は必要なく、普段のLINEと同じ感覚で手軽に始めることができます。
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トーク画面の右上にあるマークが、オープンチャットへの入口(↑ 画像参照)。ここから、オープンチャットのメイン画面に入ることができます。
あとは、お目当てのトークルームを選んで参加するだけ。「謎解き」「ヒント」といったキーワードで検索するとさまざまなトークルームが出てくるので、気に入ったルームに参加します(↓画像参照)。
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またトークルームごとに、そのルーム専用のプロフィールを設定できます(↓画像参照)。
オープンチャットは匿名でやりとりするのでLINEでの本名や情報を知られることはないし、そもそもトークルームのメンバーとは同じルーム内でしかやりとりすることができません。
楽な上に安全安心設計なのです。LINEで謎解きしているなら、使わない手はありません。
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さらにオープンチャットの利点のひとつに、必ずしも発言する必要がないことがあげられます。発言する勇気がなくても、他の方がその謎についてすでに質問しているかもしれません。
ルーム内の過去ログはヒントの宝庫かもしれないのです。
トークルームによっては、最初に目にするだろう参加ページやトークルームの目立つ場所にそのルームに参加するうえでのルールが記されていることがあります。内容はさまざまだと思うので、参加したところのルールに従って、楽しく便利に活用させてもらいましょう!
Discordってものがありましてね?
「Discord」とは、スマホやパソコンといったさまざまな媒体で利用できるコミュニティサービスのこと。
ボイスチャット機能が優れていて、特にオンラインゲームをやる人の連絡手段として愛用されているようです。という私もオンラインゲームをやっている関係から導入したパターン。
あ、ボイスチャットはあくまでも数ある機能のうちのひとつで、必ず声で参加しなくちゃいけないわけではないです。私も、オンラインゲーム以外では文字と画像でのやりとりしかしていません。
ボイスチャット以外のシステムも秀逸でいろいろとできることも多く、最近では、同じ趣味を持つ仲間同士のコミュニケーションツールとしても使われています。
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これは(↑)iOS版Discordアプリの画面。
アプリをインストールするのが億劫なら、ブラウザでもOK。でもどちらにせよ、新しく始める場合にはアカウントを作成する必要があります。
まあ、面倒ですよね。
初めての人にはとっつきにくく、ハードルが高いかもしれません。が、上で紹介したふたつよりもヒントをやり取りする上での使い勝手がいいので、個人的にはもっとDiscordが広まればいいのにな、とか思っています。
ちなみに、Discord内にはグループ(Discordではサーバーと呼ばれています)を検索するシステムが見当たらないので、ここでは「ディスボード」(https://disboard.org/ja)という外部サービスを使います。
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やっぱり、それっぽいキーワードで検索して、気に入ったところに参加しましょう。LINEオープンチャットと比べると謎解きに関するものの数が寂しいですが……。
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まとめてみる
簡単にまとめるとですね、まずは公式ヒントを見る。それでもわからなかったらTwitterでクリアした誰かに助けを求める。または、LINEオープンチャットやDiscordを利用する。
延々と書いてきましたが、以上になります。
悩みに悩み抜いて、謎を突破した時の達成感は格別! 謎解きに取り組むなら、ぜひ味わいたい一瞬です。できれば、どの謎も一人で解き抜きたいけれど、一人の力では限界があるのも事実。
そんな時に、ここで紹介したいくつかのことを思い出してもらえたらうれしいです。
やっぱり、解けないより解けた方がいいもんね。