もう一回大学生ができるならこんな大学生活を送りたい
2024年も3月になった。大学4回生にとっては卒業に向けたラストスパート。高校3年生にとっては入学試験に向けたラストスパート。
大学卒業して早7年。いまでも大学の思い出は色褪せない。いつまで学生気分に浸ってるんだと言われてしまうが、それほど大学生活は楽しかった。
それにしても大学の授業料は高い。私立文系なら年間100万×4年。国公立でも50万×4年。私立大学4年間の大学授業料は、ちょっといい車の新車1台が買える。それを払ってくれた両親には感謝しかない。
今回は大学卒業した今だ思う、もしもう一度大学生が出来るならやり直したい理想の大学生活について書いてみた。
①アルバイトは極力しない
アルバイトは時間を対価にしてお金を生み出す。今の時代は時給1千円以上が当たり前のようで羨ましい。
でも、大学生の1時間は1千円以上の価値がある。大学の4年間は有限でありながら無限(あくまで感覚として)。4年もあれば大抵のことはなんでも出来る。もちろんなにかするには当然お金が必要だが。 その時間の大半をアルバイトに使ってしまうのは非常にもったいない。
正直自分の大学生活の1/4はバイトしていた気がする。当時はバイトが楽しくて、授業行くよりもバイトを優先して、昼間でも平気でシフトを入れていた。ただ、特にお金の使い道は決めておらず、生活費と交際費で毎月消えていった。
当時はそれで満足していたしそのおかげで大学生活も充実していた。でも、今思えばちょっとバイトに時間をかけすぎたと思う。もっとバイト以外のことにも時間を使うべきだったと反省している。
②アルバイト以外でお金を稼ぐ経験
手っ取り早く稼ぐならアルバイトが簡単。でもアルバイトは基本的に自分の時間を切り売りすることになる。いまは大体は1千円くらいが相場だか、①でも言ったように大学生の1時間は1千以上、いや1万以上の価値があると思う。
例えば、ブログやYouTuberは時間のある大学生にとってはやすいと思う。収益化するまでが大変だが。また、カフェや居酒屋、コンビニといった定番のアルバイトではなく、一般企業でインターンやアルバイト、社員として働いてみるとかも面白そう。
③大学の図書館に入り浸ってがっつり勉強・読書
大学の図書館は結構好き。入っただけでなんか頭良くなった気がする(笑)勉強するには最適な環境だと思う。正直大学生のころはテスト前や授業の合間くらいしか使っていなかった。
むしろ社会人になってた今のほうが母校や近くで一般利用できる大学図書館を利用している。
大学には一般図書館以上に書籍が充実していることが多い。しかも当然無料でたくさん読むことが出来る。
バイトなんてしないでもっと図書館に入り浸って読書なり、勉強なりに時間を使うべきだった。
④貧乏旅行
ベタにヒッチハイクで日本一周とかしてみたかった。あとバックパッカーとか。当日周囲でそういうのをやってるのを見て、ちょっと小馬鹿にしていた自分が恥ずかしい。羨ましかったんだと今は思う。本当は自分でもやりたいけど、勇気がないからやらない理由にしていたんだと思う。
⑤交友関係を無理して広げない
入学当初は大学デビューの如く、サークルを掛け持ちして飲み会にもはしごして。無理に交友関係を広げようとしていた。
もちろんそれは悪いことではないけど、根暗な自分が無理してやる必要はなかったなと思う。
顔見知りは増えても、いわゆるよっ友止まりで、それ以上でもそれ以下でもない。たかだか一緒に講義を受けるもしくは、お昼を食べるくらいの関係でしかない。
ぼっちでいることがダサい・恥ずかしいと思っていた自分が情けない。正直今になって思うのはただの強がりであり、見えっ張りなだけ。
友達といると周りに流されて自分の時間を確保できなくなることも多い。人に流されず、自分にもっと時間を使うべきだったと思う。
まあ結果論でしかないんだけと
上で挙げたことは結局結果論でしかない。過去の自分が大学生として送ってきたからこそ言えること。
昔の自分にはバイトなんてせずに勉強とか旅行とかして有意義に過ごせって言えるけど、今の大学生に無理してやれとは言わないし、思わない。
大学生活の一番の特権は、無駄なことやくだらないことに目一杯時間をさけることだと思う。
この潤沢な時間を、大学生のときにしかできないことに使ってほしい。
たくさん無駄なこと・しょうもないことにめいっぱい時間をつかってほしい。国内貧乏旅行とか、これから住む・今住んでる街をチャリやバイクで一周してみるとか。もちろん夜通し飲んだくれるとか。カラオケオールとか。
その時は無駄だと思う経験も、数年後はかけがえのない思い出になる。結局手元に残るのはお金でもモノでもない、思い出だから。