たとえ夫婦でも?(エッセイ)
久しぶりに遠くの回転すしに寄った。
近所にもチェーン店があるけれど、
ここはネタが大きい!!と
主人のお気に入りの店。
ネタは大きくて美味しいけれど、
だんだん小食になって、
沢山は食べられなくなった私には
いつものチェーン店の方が
種類も多く食べられて
好きカナと内心思っている。
ここで好きなのはトビッコ。トビウオの卵です。
プチプチ感が好き!
トビッコがレーンの新幹線でやってきた。
お子ちゃまじゃないから、嬉しくはないけれど。
主人が取ってくれたのですが、
変な姿勢で2枚持ったので、
バランスを崩し皿が傾いた・・・
ああ~っ!!と私。
セーフ、セーフ!!!と主人がいう。
確かにお寿司はお皿の上に乗っていた。
セーフと言えばセーフやけど・・・
ふと、主人が頼んだマグロを見ると、
「新メニュー、マグロのこぼれトビッコでございます!」
と出されても疑わないほどのおしゃれな一皿に変身していた。
新米バイトでは、この盛り付けは任せてもらえない!と思うレベルだ。
それに比べて我がトビッコは
ご飯に薄いキュウリ一枚貼り付けて、
散らばったトビッコの中に横たわっている。
まるで、トビッコ食い競争で
力尽きたカッパの如く。
哀れ我がトビッコ。
とうちゃん、私のトビッコ返して!!
セコイ事いうな!
いやいや、たとえ、愛するとうちゃんでも食べ物は別ですっ!
特にお寿司は!
そうこうしているうちに
ウナギが来た。
お詫びにって?
仕方ないな~。
今回はうなぎに免じて許そう!
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