「ラジオで話す人」の呼び方あれこれ。 あなたはどれ派??
こんにちは。音声プラットフォーム himalaya のnote編集部、ミルキーです。
テレビの時代から「動画」が浸透したように、ラジオにつづいて「音声」も頑張っていきます。よろしくお願いします。
今週気づいたこと
さっそくですが、
ラジオを聴いていますか?
私は小さい頃からラジオが日常にあったラジオっ子なのですが、いまさら気づいたことがあります。
ラジオ出演者の呼称、バラバラじゃない??
その違いが気になるので、まとめてみました。
こんなにある 「ラジオで話す人」 の呼び方
・ラジオDJ
おそらく最も一般的な呼び方ではないでしょうか?
そもそもDJとはご存知ディスクジョッキー (disk jockey) の略で、番組で音楽を選曲してかける人を指します。音楽がよくかかるFM局に似合う名前ですね。
今のラジオでは「選曲担当」の意味合いを離れ、ラジオ番組の司会全般に使われていますよね。
自分に合った選曲のラジオDJを探すのもまた一興。
・パーソナリティ
普段からラジオをお聴きの方には馴染み深いと思いますが、ピンときていない方もいるかも知れません。
同じく番組の司会進行をしますが、英語で人格・個性を意味する "personality" の名の通り、その人柄でリスナーにより身近に寄り添う存在かもしれません。
和製英語かと思いましたが、一部海外でも同じ意味で使われているようです。
この呼び方の発祥には諸説あるようでよく分かりません(wikipedia参照)。
しかし1960年代から若者により語りかけるために、外国の事例にならって使い始めたようで、番組を個性的にするための当時の工夫がうかがえます。
(そしてパーソナリティの相手役「パートナー」もお忘れなく!)
・司会、ホスト、MC
これは一番分かりやすいですね。番組の司会進行役です。「司会」はNHKラジオ等でよく耳にすると思います。一番オーソドックスでキリリと締まる、格好良いネーミングですね。
・プレゼンター
辞書によると、もとの英語"presenter"は主にイギリスで司会者の意味で使われるそうです。
あまり普及していませんが、これ、一番ワクワクしませんか?
楽しいショーが始まる予感がします!
エンタメ系配信者のみなさんに似合うこと、うけあいです。
・ナビゲーター
あこがれの響き「ナビゲーター」。
情報の海をあざやかに案内する"Navigator" 。 洗練された印象です。
東京の J-wave を筆頭に、FM局で多く使われていますね。
「航海士」という意味合いもあってか、番組にゆったりとした船旅の余裕、安心感を醸し出します。
個人配信で使うのはハードルが高そうですが、おしゃれな世界観を出したい人にぴったりでは?
ちなみに船旅ではないですが、ラジオ界の「空の旅」といえば TOKYO FM "JET STREAM"。
現在出演中の福山雅治さんの呼び方は、 "CREW"(クルー、搭乗者)です。
かっこいい!!
・番外編:モデレーター、スピーカー
こちらは今日本で急上昇中のSNS "clubhouse" で目にした方もいるかも知れません。モデレーターは「仲介者」の意味、スピーカーはそのまま話す人の意味ですね。講演会でよく使われる肩書きですが、ネットユーザーにも広がっていくのか!?
・キャスター、アンカー
じつはhimalaya社内での配信者さんの呼び方は「キャスター」が定着しつつあります。
でも愛称の「ヒマ人」が別にありますから皆さんどんどん使ってくださいね。
(かつて「ヒマラー」を提唱した私ですが、「マヨラー」みたいで流行らなさそう...)
そして「アンカー」は主にNHKのロングラン番組「ラジオ深夜便」で使われています。
このキャスターとアンカー、近いものがあります。
「ニュースキャスター」「ニュースアンカー」のように、報道などにおいて情報を正確に伝える。そんなニュアンスをこの2つから感じます。
特にアンカーは錨(いかり)、そしてリレー競走の「最終走者」の意味があり、まさに番組チームの要という感があります。格好良いですね。
そう考えるとhimalayaが掲げる「音声での知識共有」(ナレッジシェア)の理想に合っている気もします。
とはいえヒマ人のみなさん、ニュースキャスターのように固くならなくてOKです。自由にいきましょう。
〜自分のスタイル、自分の距離感で〜
ラジオ出演者の呼び方を色々と見てきました。
こうして比べてみると、どれもリスナーとの関係性を大事にネーミングされてきたと感じます。
より個性を感じてもらいたい「パーソナリティー」のように、それぞれがリスナーととりたいコミュニケーションの形が表れていますね。
himalayaをはじめとする個人音声配信の時代には、ラジオ以上に、色んな個性、それぞれの形が生まれるはずです。
名乗り方を変えるもよし、タイトルを奇抜にするのもよし。
リスナーとあなたのちょうどいい距離感を探りながら、配信にひと工夫加えてみてはいかがでしょうか。
まだの方も始めてみてくださいね。himalayaはいつでもウェルカムです。
以上、himalaya note 編集部 ミルキーがお送りしました。バイバイ!
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