「早く失敗しろ」よりも「確かめた?」の方が行動しやすい
今日の気づきです。
背景
3ヶ月前、繊細さんの友達が、仕事で困ってる話を聞いて、どうにかしてあげたいと思い、アドバイスをすることになった。
友達は、仕事ができないってより、人の指示がうまく汲み取れなくて、仕事が遅いと言われてる。
頭が常にパンク状態で、急に仕事をふらると頭がパニックになる。
優先順位ができる順にやるため、重要なことが全然終わらなくて、締め切りに間に合わない。
意図が汲み取れない?
友達は可視化された成果物を作成したり、必要なプログラムを書いたりする仕事をしている。
成果物の作成スピードが遅く、できた物も指示とは違った物になっている問題が起きている。
成果物の作成が遅く、違った物になっているのは何故か。要因を考えてみた。
1. 背景がわかってない
2. 目的がわかってない
3. 誰に対しての成果物がわかってない
この問題を解決するためには、大きく分けて2つの方法があると思う。
1つは、背景、目的、誰に見せるを明確にして、自分の中で落とし込んで作成する
もう1つは、サクッと作って、フィードバックをもらい、すぐに改善する。
彼の場合、前者の解決手段は時間がかかりそうで、すぐにできることではない。長期プランの施策だと思う。そうなると、短期プランの施策として後者をやることにした。
早く確認することが大事
なぜ、彼が作るのに時間がかかるのか。それは、できるだけ完璧なものを作り、指摘を少なくしたいという考えがある。
その気持ちはわかる。可能ならそれがしたいが、逆にそれができる人なんているのか?
人からの指示に対し、一発で「完璧じゃん!」ってなるのはほとんどないし、あるとするなら、先程の前車の条件を満たす必要がある。
今回は前者をできない前提で問題を解決したい。
そう考えると、完璧なものではなく、叩き台を作ることに注目した。
叩き台は、早く叩かれることが大事。
指摘されたくない。ではなく、叩かれに行くのが必要なんだよね。
叩き台は叩かれるためにある。叩かれない叩き台は、叩き台ではない。
でも、叩かれるのが怖い…って少なからず思う。
だって、繊細な心の持ち主だもんね。そう感じるのは仕方ない(b・ω・)b"
じゃあ言い方を変えよう。
叩かれに行くではなく、確かめに行こう!!
今の状態でお互いの認識がズレてないか確認しておこう。の気持ちで考えると、完璧ではなく途中でも見せた方が良いかなと思う。
途中で確認するって大事だね。だって、間違ってたら時間の無駄じゃん。
だから、早く確かめよう。
確かめることで早くなった
以上のことを伝えて、「今やってること確かめた?」をメモに書いてもらい、見える場所に置いてもらった。
そうすることで頭がパンク状態でも、確かめてないことに気づきやすくした。
それを実践して、確かめられるようになり、しかも確かめるスピードが早くなた。
最初はある程度できたら確かめるだったが、今は着手する前に確かめるができるようになってきた。
挑戦するではなく、確かめる
確かめが早くなることで、仕事が早くなり、余裕ができ、頭がパンク状態の割合が減った。
そうなってくると、いろいろと確かめてみよう!で今までやってなかったことに挑戦し始めた。
そうすると、仕事が楽しくなってくる。うまくいかないかもしれないけど、やってみなきゃわからない!という考え方を持つようになった。
結果、優先順位もできる順から、重要な順に変わった。
ここまで来ると、周りから見ても行動が変わったのがわかるようになったのだ。
第一の壁が突破できたのだ🎉🎉
次の課題は本質を見ること
いろいろ余裕が出てきて、チャレンジできる状態にまでなってきた。
でも、忘れて欲しくないことがある。
確かめはできるようになったが、意図が汲み取れないのは変わってない。
そこには、思い込みが強い性質が出ている。
今後の課題は、その思い込みをどう気づけるか。そして、本質を見ることができるか。
これをやっていこうと思う。
今日の気づき
よく「早く失敗しろ」とか「失敗を恐れるな」というアドバイスを聞くけど、失敗は怖いし、失敗したくない気持ちには嘘はつけない。
このアドバイスは、「行動」させるための表現ならば、「失敗」という言葉を使うのをやめたら良いと気づいた。
「確かめよう」にすると、間違ってるなら早く修正しておこうって気持ちが出て、行動しやすくなる。
完璧主義ほど行動が遅い。完璧主義な人に早く失敗しろと言っても、失敗するぐらいならやらない方がいいってなる。
そうではなく、わからないなら、一つ一つ確かめながらゆっくり前に進めば良いと思うんだ。
早く確かめて認識のズレを修正しよう👀