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遊戯王 MD版【アザミナデモンスミスキマイラ】解説
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こんにちは、1月レート11位(仮)芸人ヒマワリです()
11月に《幻惑の見習い魔術師》が来てからずっとMDは【烙印キマイラ】を使い続けて、12月のDC終わって2月の周年でデモンスミスギミックが来るまでOCGで【アザミナデモンスミスキマイラ】を使っていたのですが…
まさかのアザミナギミックまで実装され、現在のOCGとほぼ同じ展開をすることができるようになりました!
蓮杯
— ヒマワリ (@himahitoken) January 11, 2025
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キマイラ使って3位でしたー pic.twitter.com/wDzGh11gcf
ここ1年くらい十分にOCGができていませんでしたが、半月のリハビリで入賞できるくらい【アザミナデモンスミスキマイラ】は現代OCGの環境デッキに対しても戦えるデッキです。
デモンスミスギミックでやることはMDプレイヤーの間でも周知されてきていると思いますが、アザミナはノーマークだった!という人が多いと思いますので、【キマイラ】におけるデモンスミス、そしてアザミナがどのような役割があるのか解説します。
新カードの紹介と展開パターン解説がメインです。
カード名をクリックすれば公式データベースに飛べるようにしてますので、分からないカードがあればその方法でカード効果を確認してください。
今回の記事は、投げ銭形式にさせて頂いております。
YouTube配信中の飲み物やおやつ等に使わせて頂くので、この記事がタメになった~って方は良ければお願いします。
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OCGの経験を元に、MD仕様にした構築です。
下にて構築の考え方なども解説します。
1.【アザミナデモンスミスキマイラ】ってどんなデッキ?
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今までの【キマイラ】デッキと比べて、《ミラー ソードナイト》や《大翼のバフォメット》が1枚だったりと、かなりキマイラギミックが削られており、デモンスミスギミックとアザミナギミックが採用され誘発総数も増やすことができています。
一見キマイラギミックが減って展開に繋げにくく見えますが、デモンスミスやアザミナがそれぞれ初動となり、デモンスミスやアザミナからキマイラに触ることができるようになっているので、これはキマイラギミックが最適化されたということなのです。
最初に簡単に分かりやすい初動を見ていきましょう。
【場】
《S:Pリトルナイト》
《永遠の淑女 ベアトリーチェ》
《幻獣王キマイラ》(ハンデスと《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》蘇生)
《殺戮聖徒レジーナ》(《背信聖徒シルヴィア》か《罪宝の欺き》に反応して2枚まで破壊)
《背信聖徒シルヴィア》(なんでも無効)
《合成獣融合》(《ガーディアン・キマイラ》)
《罪宝の欺き》(相手の墓地にモンスター行った場合に相手1500失い自分1500回復する)
【墓地】
《ミラー ソードナイト》(場のモンスター効果無効)
《コーンフィールド コアトル》(対象無効破壊)
《魔を刻むデモンスミス》(次ターンのリソース)
《幻獣魔王バフォメット》(除外の《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》蘇生)
【除外】
《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》(《幻獣魔王バフォメット》で蘇生、《ガーディアン・キマイラ》出す際に混ぜて《幻獣王キマイラ》で再度蘇生)
キマイラ→アザミナ→デモンスミスと繋がっていき、最終的に《ミラー ソードナイト》に繋げていけます。
下にて紹介しますが、同様に、デモンスミス→キマイラや、アザミナ→デモンスミス→キマイラに繋げることも可能です。
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色々なパターンから動いても最終的に《ミラー ソードナイト》に辿り着く、《ミラー ソードナイト》はラフテルだった!!?(ワンピース考察YouTuber)
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キマイラ→アザミナに移行する時の架け橋になるのが、《幻爪の王ガゼル》や《幻惑の見習い魔術師》でサーチできる幻想魔族の《白き森の聖徒リゼット》です。
このカードを使い、《殺戮聖徒レジーナ》経由で《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》に繋げることにより《罪宝の欺き》を回収できるので、ここからアザミナギミックに触ることができます。
《殺戮聖徒レジーナ》成立には《白き森の聖徒リゼット》の相方としてレベル6以上の悪魔を要求しますが、これは《幻獣魔王バフォメット》や《魔を刻むデモンスミス》でクリアできます。
展開の入り方によってどちらのパターンもあるので、しっかり覚えておきたいところです。
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そしてモンスター2体を《閉ザサレシ天ノ月》に変換してデモンスミス展開をするわけですが、MDには《光なき影 ア=バオ・ア・クゥー》がない代わりに《永遠の淑女 ベアトリーチェ》がある為、《永遠の淑女 ベアトリーチェ》で《大陰陽師 タオ》を落として《ミラー ソードナイト》を蘇生して最終盤面に繋げます。
《大陰陽師 タオ》を素引きしている場合は《刻まれし魔ラクリモーサ》で《魔を刻むデモンスミス》を手札に加えて、《刻まれし魔の詠聖》で捨てることにより《大陰陽師 タオ》の効果を使えます。
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キマイラ、デモンスミス、アザミナがそれぞれ別々の手数として使える為、相手の妨害を貫通しやすく、行き着く先がほぼ同じの為再現性が高くなっています。
展開の仕方はそこまで難しくないと思うので、慣れたら比較的簡単だと思いますが、手数がある分、〇〇から入る場合は〇〇が裏目〜など考えれるようになるまでには練習がいると思います。
2.デモンスミスギミックについて
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事前に《幻獣魔王バフォメット》等で墓地に《ミラー ソードナイト》を用意し《永遠の淑女 ベアトリーチェ》で《大陰陽師 タオ》を落として《ミラー ソードナイト》を蘇生することにより《ミラー ソードナイト》を起動できるようになります。
《魔を刻むデモンスミス》や《刻まれし魔の詠聖》+通常召喚できるモンスターの場合、墓地蘇生の役割が《魔界特派員デスキャスター》のみになる為、《永遠の淑女 ベアトリーチェ》で《大翼のバフォメット》を落とすことになりますが、このパターンは《魔界特派員デスキャスター》で悪魔族縛りがつく為《幻獣王キマイラ》にいくことができません。
ただ、《幻獣魔王バフォメット》を出して相手ターンの妨害+キマイラのリソース+墓地の光悪魔のリソースが残せる為、1枚+召喚権初動としては十分強いです。
また、《魔を刻むデモンスミス》がレベル6以上の悪魔の為、パターンによっては《白き森の聖徒リゼット》と融合して《殺戮聖徒レジーナ》経由で《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》になり《罪宝の欺き》を回収できるようになるのは頭に置いておいた方が良いです。
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《刻まれし魔の大聖棺》が墓地の素材を戻して悪魔族融合を出せる為、このデッキにおいては《刻まれし魔ラクリモーサ》以外に《幻獣魔王バフォメット》も選択肢に入ってきます。
OCGの方では、キマイラが絡まないアザミナスタートの場合に《刻まれし魔の大聖棺》でアザミナ(幻想魔族)と光悪魔で《幻獣魔王バフォメット》を出して《ミラー ソードナイト》を墓地に送り、《光なき影 ア=バオ・ア・クゥー》で蘇生して《ミラー ソードナイト》に繋げることがありますが、墓地に送るという観点では《永遠の淑女 ベアトリーチェ》でも良いので、MDでは先攻展開においては《永遠の淑女 ベアトリーチェ》優先になりがちです。
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《閉ザサレシ天ノ月》以外でデモンスミスギミックに繋げるギミックとして、2種のE-HEROを採用しています。
《E-HERO シニスター・ネクロム》はレベル5の悪魔族の為、《幻爪の王ガゼル》でサーチできます。
また、もちろん《幻獣魔王バフォメット》で落とすことができます。
手札に来たら融合素材にするか、《幻惑の見習い魔術師》や《罪宝の欺き》や《黒魔女ディアベルスター》で落としておくことにより、最後の最後まで無料のデモンスミス展開を温存することができます。
3.アザミナギミックについて
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《罪宝の欺き》からスタートする、幻想魔族のギミックで、無効妨害を立てながら最終盤面に繋げて行きます。
《罪宝の欺き》に繋げる方法は《白き森の聖徒リゼット》か《黒魔女ディアベルスター》になります。
《白き森の聖徒リゼット》は幻想魔族なので《幻惑の見習い魔術師》や《幻爪の王ガゼル》の効果でサーチすることができ、《魔を刻むデモンスミス》や《幻獣魔王バフォメット》と融合して《殺戮聖徒レジーナ》経由で《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》になることで《罪宝の欺き》にタッチできます。
《刻まれし魔の大聖棺》でアザミナ(幻想魔族)と悪魔で《幻獣魔王バフォメット》を出して《ミラー ソードナイト》を落とし、《光なき影 ア=バオ・ア・クゥー》で蘇生するように、MDではアザミナのみのスタートでは《刻まれし魔の大聖棺》からの《幻獣魔王バフォメット》を出し《ミラー ソードナイト》を落とす。その後1度《背信聖徒シルヴィア》を素材に《永遠の淑女 ベアトリーチェ》を立てて《大陰陽師 タオ》を落として《ミラー ソードナイト》を蘇生していく形になります。
《背信聖徒シルヴィア》はその後の《大翼のバフォメット》で蘇生することとなります。
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キマイラギミックから動く場合はすでに《白き森の聖徒リゼット》経由で《罪宝の欺き》を加える流れになるのでサーチ先は《“罪宝狩りの悪魔”》になりますが、アザミナスタートの場合は《白き森の聖徒リゼット》を回収しデモンスミス展開をする中で《魔を刻むデモンスミス》と《白き森の聖徒リゼット》で《殺戮聖徒レジーナ》経由で《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》に向かい、《白き森の聖徒リゼット》効果で《“罪宝狩りの悪魔”》を回収していくことになります。
アザミナスタート時に《告死聖徒ルシエラーゴ》で《“罪宝狩りの悪魔”》を回収することで《閉ザサレシ天ノ月》成立後に即《背信聖徒シルヴィア》を立てられ安全にデモンスミス展開ができますが、《殺戮聖徒レジーナ》や《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》を経由できないので妨害数は落ちます。
状況に合わせてどちらにするか選択します。
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なんでも無効で展開の最終盤面形成に安心感を与えてくれます。
途中で無効を使った場合は、幻想魔族なので最後の《大翼のバフォメット》の蘇生効果で《殺戮聖徒レジーナ》ではなく《背信聖徒シルヴィア》を出せば相手ターンでも使えるようになります。
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《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》生成機ですが、《大翼のバフォメット》の効果で最終盤面に戻ってくる為、《罪宝の欺き》や《背信聖徒シルヴィア》の効果に反応して2枚まで破壊してくれます。
打点且つ墓地から幻想魔族生成機なので、場にいるだけでかなり強いです。
4.構築について
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デモンスミス、アザミナのギミックからキマイラのギミックに触れるようになったので、キマイラギミックは最低限で抑えられるようになりました。
《コーンフィールド コアトル》は初動ですが、他に初動が増えたので往復ターン用に2枚で良くなり、《ミラー ソードナイト》や《大翼のバフォメット》は明確なアクセスができる為1まで減らせています。
《幻惑の見習い魔術師》1枚から展開できる為3枚で、《幻爪の王ガゼル》も同様に初動でありリソースを伸ばしてくれるので3枚必要です。
《魔を刻むデモンスミス》はOCGと同様に1でも問題ないですが、他の初動の動きが相手に止められてしまった場合に《閉ザサレシ天ノ月》というモンスター2体分を要求せずにデモンスミス展開にいけるので、2枚あって良いでしょう。
《罪宝の欺き》も他とは独立した初動になるので3枚必須です。
《白き森の聖徒リゼット》は融合しにいくモンスターではなく単純に特殊できて《閉ザサレシ天ノ月》にいけるモンスターとして見ることもできますが、デッキ枚数上1枚以上にするのは微妙かもしれません。
MDでは3枚使える《黒魔女ディアベルスター》も召喚権を使わず《罪宝の欺き》にアクセスできる為1枚初動ではありますが、基本1枚で機能するカードの為OCGと同じく1枚でも良い認識です。
誘発に関しては11枚体制で、無効系誘発ではなく《ドロール&ロックバード》を採用しています。
無効系誘発1枚では止められない環境になることが予想される為採用となりますが、この部分はまだレートをしながら検討となります。
モンスターの誘発の場合、先攻でもや《罪宝の欺き》で切れたり、召喚して《閉ザサレシ天ノ月》にいけるので以前よりは腐りにくくなっています。
5.今後更に強化される!
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《紅涙の魔ラクリモーサ》は今回実装されませんでした。
このモンスターがあるとリンク1分増え、デモンスミス展開が非常にやりやすくなるので、待ち遠しいカードです(他のデッキも化け物ほど強くなりますが)
墓地にある場合、相手ターンに自身をデッキに戻し《刻まれし魔の大聖棺》を蘇生できます。
これにより、次のターン融合スタートできるわけですが、相手ターンで使用した《ガーディアン・キマイラ》(獣族)のようなカードをデッキに戻しながら《幻獣魔王バフォメット》を出すことにより攻め手とエクストラリソース回復が狙えます。
その為、《刻まれし魔ラクリモーサ》のバーンを使わず墓地に《紅涙の魔ラクリモーサ》を残しておくことはリソース観点から重要です。
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話の中で《光なき影 ア=バオ・ア・クゥー》というモンスターの名前を出していますが、MDではこれが実装されておらず、おそらく《永遠の淑女 ベアトリーチェ》禁止のタイミングで実装されるのでは?(DC終わった後の4月かな?)と思っています。
《刻まれし魔の大聖棺》からリンクを伸ばして出すリンク4のモンスターですが、手札コストを要求する対象の取らない光闇用死者蘇生です。
これで《ミラー ソードナイト》や悪魔縛りがついていない状態で《大翼のバフォメット》を出せる為、《永遠の淑女 ベアトリーチェ》で《大陰陽師 タオ》を落とすアクションをする必要がなくなり、最後に《幻獣王キマイラ》を出す展開の再現性が上がります。
咎姫以上に《永遠の淑女 ベアトリーチェ》と共存が難しいカードだと思うので少し先の実装かと思いますが、《永遠の淑女 ベアトリーチェ》が消えたり《魔を刻むデモンスミス》が制限になっても問題ないので楽しみですね。
6.さいごに
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さて、ここまで読んで頂きありがとうございました。
まさかデモンスミス実装と同時にアザミナも実装されると思っていませんでしたが、OCGで使っているデッキとほぼ同じ理論のデッキが使えて嬉しいです。
【アザミナデモンスミスキマイラ】だけというわけではありませんが、2月も2-3日に1回はMDレート配信していますので、動きのイメージをつけたい方はよければ遊びに来てください〜。
また、最初にも記載させて頂きましたが、今回の記事は投げ銭形式にさせて頂いております。
YouTube配信中の飲み物やおやつ等に使わせて頂くので、この記事がタメになった~って方は良ければお願いします。
それでは、また、どこかで。
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