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誰かの心を動かす美しい作品をつくる。(海街dairy)

是枝裕和監督の映画「海街diary」を観ました。

昨年、夏。散策に行った、鎌倉や江の島が舞台ということで、気になっていた映画。

映像や音楽の雰囲気が素敵で、映画の世界に引き込まれた。

映像:明るい映像・写真撮影は「露出調整」が大事

映画の「死ぬのが分かっているのに、美しい物を美しいと思える事が嬉しい」というセリフが印象的だったが、鎌倉や江の島の、海や丘、花火のシーンの映像はとても美しかった。

特に、明るい映像の美しさが印象的だった。

わたしも明るくて綺麗な映像・写真が撮りたくて、どうしたら良いのか、調べてみた。

これまで、写真を撮るとき、よくわかっていなかったが、明るい雰囲気の画を撮るには、「露出調整」が大事かなとわかった。

絞りを開いたり、シャッタースピードを遅くしたり、ISO感度を上げたりすることで、明るい雰囲気の写真が撮れそうだ。

カメラを持って、綺麗な風景や美しい自然を撮りにお出かけしたい。その時、これまでより、絞りやシャッタースピード、ISO感度を意識して、写真を撮ってみようと思う。

映像:撮影監督 瀧本幹也さん

本作品、撮影監督は、瀧本幹也さん。(海街dairy公式サイト

JR東日本の「いくぜ、東北」やダイワハウスなどCMを手掛けたり、そのほかにも独自の映像・写真の作品を撮ったりしている方のようだ。また、コロナ禍のCMで印象的だった、サントリー「話そう。」シリーズの撮影も瀧本さんが手掛けていたと知った。

これまでの作品は、瀧本さんのWebサイトで公開されていた。

このWebサイト、閲覧すると、「音」がする。

初め、なんの音なのか、どこから音がするのか、わからなかった。

クリックできる、ボタンになっている部分に、カーソルを合わせると、「ポポッ」「ポポポポッ」と音がして可愛い。

ついつい、音を鳴らしたくて、マウスを動かしてしまった。

彩りや、明るく青い風景の撮り方が、とてもとても綺麗だと感じた。

音楽:菅野よう子さん

海街dairyを観ていて、この世界観はなんなのか、途中から気になり出した。

あ、音楽だ。

ミュージカルや音楽が素敵な映画のような、「音楽」の素敵な映画ではなく、映画と音楽が一体となってつくり出す雰囲気が、絶妙に美しい作品だと感じた。

そして、映画を観た後、作品の音楽を手掛けていたのが菅野よう子さんという方だと知った。菅野よう子さんが創聖のアクエリオンや復興支援ソング「花は咲く」を手掛けていた方だとも初めて知った。

* * *

仕事であっても、趣味であっても、誰かの心を動かす美しい作品をつくる。そんな生き方をしたい。