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コメディミステリーと落語の共通点!笑(鍵泥棒のメソッド)

映画「鍵泥棒のメソッド」を観ました。

面白い映画だからと知人に薦められたので、眠れない夜に何気なく観始め、「ああ、面白いな~」という感じの映画だった。コメディとミステリーの要素たっぷりで、映画「マーダー・ミステリー」や「カメラを止めるな!」を観た時の面白さと似た後味だった。

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コメディとミステリーは一見相性が悪そうにも見えるが、この2つの組み合わせはめちゃくちゃ良いと思う。少なくともわたしは、かなり好きだ。

コメディとミステリーの組み合わせは、なんだか落語と似ている。

落語は、大きな流れと落ちがあり、大きな流れの中には小ネタ・くすぐりが沢山盛り込まれている。コメディミステリー映画(という名のジャンルがあるかは知らないが。。。)は、ミステリー映画として、序盤で伏線を撒きちらし、徐々にその伏線を回収していく2時間の大きな流れと落ちがある。そして、コメディ映画として2時間の大きな流れの中に、細々とした笑いが盛り込まれている。ストーリー全体の落ちと、そこに辿り着くまで飽きさせないようにばら撒かれた小ネタの2つによって構成されているという点で、落語とコメディミステリーは似ていると思った。

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ミステリーやコメディ単体の映画は沢山あっても、2つを組み合わせた映画にまだあまり沢山は出会っていない。

映画好きな人に出会ったとき、面白いコメディミステリーがないか聞いてみよう~!