軍靴をはいた猫 ネタバレ感想
作成:2018年10月3日
軍猫、とりあえず全√のベスト回収と真相√終えたので簡単な感想を。ネタバレしていますのであしからず。
まず、タマちゃん可愛い。天真爛漫な姫猫が可愛くないわけがない!
真相√のスチルでみれた軍服(全身)が可愛かった!
乙女ゲームはやっぱりこういう自己主張強めの主人公が好きですね。
攻略対象達はそれぞれ魅力があって最終的にはみんな好きになった。
ユズは本当報われてほしいと思ったし、くーにゃんのあの手のぶっきらぼうな優しさと客観的に物事をみれる性格はすごく好きですね。
コタロウは安定!といった感じでタマはこの√が1番幸せなんじゃないのかな?と思ったり。
シェドは自害エンドの印象が強すぎて序盤のお調子者外人キャラのことをすっかり忘れてしまったよねw
でもあのエンド好きなんですよねw
キティ√はキティがどうこうというよりとにかくキティ√のタマが可愛い!という記憶しかないくらいタマが可愛かった!1番恋してる√がまさかのキティという。
真相√というか、一颯はメタ発言がとにかく笑ったw
序盤のイケメンのインフレとか、乙女ゲームじゃあるまいし的な発言はプレイしてたら全員が「いや、ごめんな、これ乙女ゲームなんだよ」と言いたくなるような発言ばかりで大変笑わせてもらったw
真相√は人間を正史にした後の一颯が白猫を抱かえるスチルが、1番この作品で表現したかったシーンなんじゃないかと個人的には思った。
という感じで、普通の乙女ゲームとしてはまずまず面白かったと思う。
笑いどころ、ちょっと切なくなるところ、ときめきポイント、それぞれあって良い作品だと思う。
雰囲気というか、話の感じがちょっと前のTAKUYOっぽい。ソラユメとかパニパレとかそのくらいの。
でもですね、今回藤文さんが全てシナリオを担当していないというのもあるかもしれないけど、藤文さんのシナリオということで正直、死神と少女、対アリのような乙女ゲームというカテゴライズが難しい悪く言えば癖が強い、よく言えば乙女ゲームの枠を越えた(別に乙女ゲームがどうこうという話のではないです)作品を期待していたので、プレイする前から勝手にハードルを上げまくってた弊害が出たようですね。
正直もう少しスパイスが欲しかったというのと哲学的な部分を求めてたというのがありますね。
いや、こっちが勝手に求めてるだけなのであれなんですが。
ゲームを振り返ってみるとこれといって悪いところもないし本当に乙女ゲームとしては良い作品だったと思う。けれどもどこかしっくりこないというか、物足りなさが否めない。
セカイ系と言えばセカイ系なのかな?
好きな系統なんだけどもね、うーん、ちょっとだけ期待しすぎたかな?w
とりあえずはまた藤文さんの次回作を気長に待つことにします!