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鈍行列車プチ旅(名古屋~大阪間)近鉄編①

四年ほど前、僕は名古屋~大阪間をしばしば鈍行列車で移動して、大阪の友達と遊んでいました。
新幹線に乗らなかったのは、ただただ金がなかったからですね。
今日は当時のことを思い出しながら書いていこうと思います。

近鉄でこのルートを移動する場合、ネックなのは真ん中あたりにある伊勢中川駅です。この駅で名古屋~伊勢中川を移動する電車から、伊勢中川~大阪を移動する電車に乗り換えるのですが……。
ここの嚙み合わせが悪く、この二つの電車を都合よく乗り換えられる時は余りありません。そして乗り換えられる時間に名古屋を出発しても、駅のホームで迷ったりすると、一時間待ちになります。
特急なら一時間も待たずに乗り換えられるので、ついつい乗りそうになりますが、特急は別料金。
待てばいいとはいえ、ただでさえ鈍行なのに一時間待ちはキツイ。ということで、ついつい特急に乗ってしまうこともありました。
今は改善したのでしょうか? 気にはなりますが、もう鈍行で大阪に行く気にはあまりなれません……。

名古屋を出たときには暖かかったのに、この伊勢中川辺りに来るとけっこう寒さを感じます。
南に行っているのに寒くなるなんて不思議だな、と当時はよく思っていました。
なのに、女子高生のスカートが結構短くて、最初降りたときは駅のホームの光景に違和感を覚えました。
元々僕は関西辺りの育ちで、かなり後で名古屋に移住したのですが(大阪の友達も、学生時代の友達です)、この伊勢中川と名古屋は、大阪らへんよりスカート短い気がします、たぶん。
昔から読んでいる、都道府県を擬人化した「うちのトコでは」という作品で、地域によってスカート丈が違うという話は聞いたことがありましたが、ホントなんだな、と最初見たときは思いました。
地域差って、面白いですよね。画一的な学生服でこうやってオシャレを楽しもうとするのは、冷静に考えるとちょっと凄いことなのかもしれません。

こんな感じで、鈍行列車は新幹線に比べてそれぞれが誰かの「地元」である駅を通り過ぎていくので、時間はかかるものの面白くもあります。


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