住民監査請求令和4②BOND
ひ「どうも、認知プロファイリング探偵暇空茜です」
な「助手のなるこです」
ひ「住民監査請求シリーズ、今日は却下された令和4年度のBONDプロジェクト。これもまずは未公開だった監査請求書原文をみていこう」
な「あー覚えてますよ。「令和3年度のBONDプロジェクトで契約書にないからヨシ!(契約書と仕様書と要綱で書かれてる)になったやつですよね?だから同じ契約書にないからヨシ!じゃないですか?」
ひ「その通り、前と同じく「契約書にないからヨシ!分けるのむずいからヨシ!」だね。だから今回は、なぜ混ぜてはいけないのか?当たり前すぎるけど、それについて考えよう。なるくん、この合算OKはなぜ問題かな?」
な「え?だって、事業の結果を他のと混ぜて報告がOKなら、まず事業の成果報告が一切意味のないものになりますよね。予算に対する効果も測定できませんし、予算増額の根拠も崩れます」
ひ「そうだね。例えば「10,000円使って1,000円の弁当を10個配ってください」って事業を10個受けて、このルールで合算して報告すると、1つ1つに十倍の「10,000円で1,000円の弁当を100個配りました」って10回報告することになる。他の真面目に「10,000円で10個配ってる団体」は太刀打ちできないし、なぜか本当は100個しか配られてないのに、報告を合算すると1000個配られたことになるよ。円で弁当。本当に意味がわからないよ」
な「で、WBPCってこういう結果を評価して予算が倍増して2600万から4600万になったし、随意契約したんですよね・・・?」
ひ「そういうコトになってるね。こんな合算は本当に無茶苦茶、不当そのものだよ。まあそれを言ったら、こんなものをヨシ!っていってる東京都監査委員も不当な監査をしてるとしか言えないけどね。やる気ないでしょ」
ひ「次、BONDの令和4年の予算4600万の根拠について。これは「別事業の合算が100歩譲って正しいとしても、この結果はおかしい」という予備的請求だよ。
本事業の通期実施状況報告書を令和元年から令和3年の3年間について見ると
そして、BONDの事業全体報告書のなかのこの部分(決算時期が10月末締めなので少しずれてる)3年間も
と、件数はほぼ変わらない、従事してる人数も20→20→30人だ。
見ての通り、BONDプロジェクトは上記事業経費を、公開している決算報告書において、3913万円、6517万円、9332万円と年々増加させているにも関わらず、実績の件数は3年ともほぼ近い値である。
以上から、BONDプロジェクトは合理的に増加した予算を事業に使っているとは到底思えず、なんらかの不正を行っていると推認する他無い。そして、本事業においても、全く成果は変動していないし、事業計画書もでたらめであり、
予算が約1000万円だった令和元年に対し
予算が約4600万円だった令和4年は目標が減少している有様である。
このような状況はもはや言語道断というほかなく、BONDプロジェクトは過去の支払いが本当に存在したのかから調査したうえで、実際にあった支払い以外はすべて返金させられねばならない。
ひ「ざっくりまとめると、BOND全体でみても3年で予算は3倍に増えてるのに結果は3年で同じくらいだし、目標にいたっては予算が4.6倍に増えたのに減少するという無茶苦茶だからおかしいって話」
な「ゆりこ?お金返して?」
ひ「さっきは「別の事業と足すのは契約書に禁止されてないからセーフ!」って言ってたのに、「んー別事業まざってるからよくわかんない!セーフ!」だってさ」
な「ダメだ、この怒りが言葉で表現できねえ」
ひ「マジで切れそうになるよね」
次。BONDプロジェクトのヤフー知恵袋とかの報告がおかしい件
BONDは嘘っぱち、ろくに活動してないことはアカウントを見ればわかる(このアカウントもColabo問題が話題になると名前を変えて隠蔽を図った)について。監査事務局の回答が再考にトサカにくるからみて」
な「見たくねえ 切れそう」
活動として報告されてる内容が出鱈目だという証拠を出したら「うーんアカウント1個だからわかんない!セーフ!」だってさ。それしか報告書に書いてないから僕は報告されてる活動の全部が出鱈目だと思うし、これは調査するべきだと思うけどね」
な「逃げるなああああああ!!逃げるな卑怯者!」
ひ「いやーほんとうに腐ってるよね。WBP様にただ公金を垂れ流したいだけだし、その責任を被せると大変なことになるから断固としてスルー!ヨシヨシヨシ!って伊藤ゆう都民ファーストはゆりこに言われてんじゃないの?本当にアホらしいよ」
な「一度も都民ファーストに投票したことないけどこの先も投票することはないでしょう」
ひ「共産、立憲、社民、れいわ、都民ファーストまではグルだよ」
ひ「さいご、事業計画書のむちゃくちゃについて
交通費1500円は365日の2名分申請されている。これは令和3年度がそうであるので、前年度をコピーペーストしてそのまま修正していないのだろう。
事務時給スタッフも、月8回であるのに交通費は月16回分申請されている
同行支援手当などという手当も不明であるが、交通費が1回3000円も申請されている。往復だと解釈しても、片道1500円もの交通費が毎回必ず必要とされる同行とは、一体どこまで行くつもりなのか。奥多摩でも片道1100円である。
なお、本事業計画書において、家賃月24万円と32万円の物件等が申請されている。
これらの家賃を合計すると月742,010円で、四半期では2226030円となる。そして、実施状況報告書によれば、BONDプロジェクトの家賃は第1四半期が2,100,992 円、第2四半期は2,210,947 円だという。しかし、実施状況報告書には
とある。この9月末時点で準備中の拠点5とは月額323100円の物件であるが、もし32万円の物件が6月末も9月末もずっと準備中であるならば、賃借料は最大でも418,910円であり、四半期では1,256,730円となるはずである。よってなんらかの不正、不当な支出があると言わざるを得ない。
ひ「と、令和4年度の事業計画書の前年度からコピペして計算ミスになってるところや、家賃のおかしさを指摘した。まあ予想できるが監査委員の回答はこちら」
ひ「「うーんこれじゃあ疑惑の証拠にならないからヨシ!!」だってさ」
な「都民を舐めてるんですか?ここまで無茶苦茶でもヨシっていうならなんでもありじゃないですか」
ひ「なんでもありなんじゃない?だからもう、住民訴訟でやるしかないんだよ。ゆりこはこの件を全力でもみ消すつもりだよ。都庁に関する自浄作用はゼロさ」
な「やってらんねえ」
ひ「ほんとにね。住民訴訟、頑張って準備してます。弁護団が」
な「本当にこの国が腐ってるかどうかの検査になりそうですね」
ひ「腐ってないことを祈るよ」