【詐欺じゃないよ】カブアンド解説動画【損するかもなだけ】
ひ「どうも、認知プロファイリング探偵暇空茜です」
な「助手のなるこです」
ひ「今日は前澤友作さんが新しくはじめる「カブアンド」の解説動画を公募されていたので、動画をつくることにしてみたんだぜ!」
な「忙しい時になにやってんですか」
というわけで公式サイトを見てみよう
ひ「ふんふん、なるほどね」
な「これってどういうサービスなんですか?」
ひ「
電気
ガス
モバイル通信
ネット回線
ウォーターサーバー
ふるさと納税
これらって、今すでにクレジットカードで払うサービスがあったり、たとえばふるさと納税なら専用サイトがあったりするよね?」
な「ありますね」
ひ「つまりね、多分この「カブアンド」ってサービスは、銀行引き落としか、カブアンドに振り込むとかいった現金を送金する形で、「カブアンドを通してこれらの支払い」をすることで成立するビジネスだね」
な「?もっとわかりやすく」
ひ「まずクレジットカードってどうやって儲かってるかっていうと、「手数料」なんだよね。クレジットカードでピンフスキー商店から1万円のものを買うと、なるくんは1万円を支払ったことになって、1万円の商品を受け取れるよね?」
な「当たり前じゃないですか」
ひ「でも、現金で1万円振り込んだときと違って、クレジットカードで買ったときは、ピンフスキー商店は9500円しかもらえないんだ。この500円、5%がクレジットカード手数料さ」
な「だからクレジットカードを使ってほしくてポイントを1%還元とかつけても、差額の4%クレジットカード会社はもうかるってわけさ」
ひ「ぼくのセリフとるの禁止!」
ひ「で、この手数料は業種や店舗によってバラバラなんだ。3%でクレカ契約してる店もあれば、8%とかになってるところもあると思う。公共料金はおそらく5とか10とか高めになってるんじゃないかな?知らないけど」
な「なるほどですね~」
ひ「だからクレジットカード会社とかタッチ決済会社は、利益率の高い公共料金の支払いを自分のところでしてほしくて、各社広告をしたりキャンペーンをしたりしてるわけだね」
な「わあ、どろどろしたビジネスの考えだ!」
ひ「上3つは公共料金だからわかるとして、下3つもこうなるとわかりやすいね。ウォーターサーバーは利益率がクッソ高いし、モバイル・ネット通信も乗り換えてくださーいってキャンペーン打ってるよね?ここも「支払い手数料の還元率が高い」と予想できる」
な「これモバイル通信・ネット回線・ウォーターサーバーはどれでもいいんですかね?」
ひ「いいところに気がついたね!この3つは「カブアンドと提携してる会社限定」の可能性が高いね!指定の会社に変えてくださいって話なら、カブアンドはボロ儲けさ!乗り換えのときのキャッシュバックはでかいからね!」
な「なるほどですね~」
ひ「たとえばクレジットカードはなんでも還元率1%とかじゃない?でも、実は店ごとで還元率の%は違う。還元率がおそらく固定でおいしく、毎月必ず発生する公共料金の支払いは「マクドナルドで原価率が一番低くて売れれば売れるだけボロ儲け」みたいな美味しい商品なんだね」
な「カブアンドは一番おいしい絶対もうかる支払いだけをまとめた決済代行会社ってことですね!」
ひ「おっとなるくん、知らない助手のふりをミスってるよ。そう!一番おいしい決済をやらせてください!がカブアンドがやりたいことだね。クレジットカードだと約1%をお客さんに還元してくれるわけだけど次はカブアンドが発行する未発行株式は何を還元してくれるのか?「未公開株式」これがキモだね」
な「未公開カブというとグラニのカブみたいなものだよなるくん」
ひ「こらっ!台本盗み見ないの!」
ひ「未公開カブっていうとネトゲ戦記(好評発売中!読めばカブアンドの仕組みがわかる!)※表紙カットイン でもでてくるね。株式市場に上場してないカブだ。未公開カブっていうと、株式詐欺の代表といってもいいくらい、詐欺に使われてきたものだよ」
な「なんで詐欺に使われてきたんですか?」
ひ「そもそも株も、なんなら通貨も、価値というのは「その価値を担保する人」がいるから成立しているものなんだ」
な「????いきなり難しくなりましたよ」
ひ「たとえば1万円札は、「日本国がこの紙には1万円という価値がある」と認めているし、国に対する支払い(納税)をこの紙で受け付けている。だから1万円という価値になってるんだよ」
な「日本商店では、日本国で1年間生きていくための権利を納税という形で販売していて、その代金を1万円札で払えるようにしている。だから1万円という価値があると」
ひ「理解度一瞬であげすぎじゃない?上場株式の場合は株式市場と、壮大な市場参加者がだいたいこのくらいの値段はあるよねっていうのを担保している感じだね」
な「株式の場合は、納税みたいな仕組みがないから、みんなが欲しがったりいらないとおもったりで値段が上がったり下がったりするわけですね」
ひ「で、未公開株式、上場してない株ってのは、売買したい欲しがる人がいるっていう保証がまだついてないから、価値がわからないんだよね。上場した株式ですら、会社が潰れたりしたら一瞬で価値が0になるわけだけど、未公開の株式については「価値がわからない」ものなんだ。だから未公開のグラニ株式について僕は裁判で争い、6億という値段がついたわけだね」
な「6億円になるかもしれないのが未公開株って話だとカブアンドがすごくみえちゃいますよ」
ひ「カブアンドの場合は、カブアンドのサービスを使って支払うと、クレジットカードのポイント還元の代わりに「カブアンドの未公開株」がもらえる。これって要するに、「カブアンドポイント」をもらえてるようなものなんだよ。株という仕組みを使ってるだけでね」
な「へー、カブアンドのポイント還元率はクレジットカードの1%より高いんですか?」
ひ「”わからない”だよ。それはわからないんだよなるくん。でも、少なくともカブアンドが上場しないと、現金化することは不可能だろうね。つまりこれは「カブアンドが株式上場したときに、値段がわかる、クジ」なんだよ」
な「へー、どれくらいになるんですかね?」
ひ「おそらくクレカ還元率の1を基準にすると、おそらく100円ごとに1株もらえて、還元率は5なんだろうね。カブアンドのサービスは還元率の良さを、未公開株という仕組みでいきなり上場してないのに市場から到達する前借りで見せかけるものだから」
な「説明の難しさあがってますよ」
ひ「カブアンドポイントは、結局、カブアンドが人気でなかったら終わりなんだよ。使えないまま紙くずになってパア。カブアンドを使わずに、クレカを使ってたら1%還元してた分を損する。ようするに、クレカで公共料金を支払った時に還元される「必ず現金になる1%ポイント」の代わりに、「将来5%になるかもしれないカブアンドが大成功して上場したときにだけ現金になるポイント」がもらえるってサービスだよ」
な「なるほどですね~」
ひ「それを大げさなことを言ってマネーリテラシーがない低IQのひとたちをおだて褒めそやして売りつけて成功しようぜ!っていうビジネスモデルだね」
な「オブラート!」
ひ「宝くじでいうと、集まった価値の16.7%がユーザーに還元されて、残りの83.3%が経営側に残るサービスだね。わあ!寺銭の割合が宝くじよりがめつい!いやーこれ買う人は宝くじ買う人よりアホですな」
な「ん?今カブアンドが上場する確率のことを宝くじで元手の5倍になる確率より低いってゆった?」
ひ「オブラート!」
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