えりぞvs借金玉裁判⑪被告代理人登場、反訴予告からの反訴却下
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いつものように、次回公開の前に無料になります。今回⑪と⑫はセット的なものになります。⑪が10月18日期日調書、⑫が幻のボツになった反訴状と10月25日書面です。
※~は俺の解説です。カットやざっくりまとめたりしてますが、他は基本的に文がおかしかったりしても原文ままです。
訴訟委任状 令和4年8月25日
原告は地裁が対象だが被告は高等裁判所を併記
委任事項
原告の委任状は”原告のする一切の行為を代理する権限”
被告の委任状は原告及び被告がする一切の行為を代理する権限”
※被告の代理人が代理できるのは被告の行為のみで、原告の行為ではないですね。なぜこんな記述に??? 高等裁判所の併記(最高裁判所は併記せず)も謎。高裁までだけやんの?
送付状令和4年9月16日
被告代理人 金川晋也
本事件について当職が受任しましたので、訴訟委任状をお送りします。なお、被告は反訴を提起する予定ではありますが、次回期日10月18日については、当職の都合により出席できませんので日程調整をお願い申し上げます。
電話聴取書10月4日通話相手方 被告代理人 金川晋也
次回弁論期日10月18日は都合をつけて出頭できる様になった。反訴状については10月18日より前に提出する予定である。反訴状の提出が遅れた場合には、時機に遅れた攻撃防御方法として却下される可能性があることは承知した。
以上
令和4年10月13日時点では反訴状は提出されていませんでした。
反訴が提出されたらこの同事件内でやるらしいので、18日すぎたら提出されてるか却下されてるはずです。
期日後見に行けたら追記します。ただ反訴状長そうなんで時間作って行かないといけないし、ちょっと遅れるかもしれません。その辺ご了承を
10月13日現時点の感想
たぶんですけどこれ、「反訴する」「代理人がついたけど代理人の都合でその期日は延期して」っていうステップで、「反訴の期限を伸ばそう」としたんだとおもいます。
そのうえで裁判所から「10月18日で終わらすって最終通告したろうが、ああ?それまでに出さなきゃ終わりって宣言は撤回せんよ、出すなら18日までに出せや?おう?」ってお達しが来たんだと思います。
で、だから10月18日に出席するし反訴もだす、ということになったと。
第6回弁論準備手続 10月18日
本訴被告(反訴原告)
反訴のうち、本訴請求の対象となっている投稿以外の部分につき取り下げて別訴を提起するかどうか検討し、令和4年10月25日までに反訴の一部取り下げ書または方針を記載した書面を提出する。
本訴原告(反訴被告)
令和4年11月22日までに反訴に対する答弁及び反論を記載した書面を提出する。
※反訴状として本文と証拠あわせて300ページくらいの超力作が提出されてました。「2017年に始まった誹謗中傷から、2021年に本訴原告の言いがかりから始まった本訴訟、2022年の事務所移転に至るまでのことや、乙3~178号の176件にも及ぶ対象となるツイートの説明」が痛切な感じで綴られていました。
ただ反訴というのは要件があります。
本訴訟は「ヤクザじみてる」「それ顧問氏ワンチャンある?」という訴訟ですね。ですからこの反訴として通常認められるであろう範囲は「ヤクザじみてる」への反論、または大目に見たとしてもその後数日のツイートや直接の関連付けのあるツイートに限られます。
「フォントいじり太郎」や「入手は不可能なのでジョークですが日本刀とトカレフほしいってゆってるから怖い」で訴えるのはどう見ても無理筋ですね。
おそらくは裁判官から「本訴請求(本訴訟でのヤクザじみてる)以外を取り下げないと却下すんぞ、あ?」と言われて「取り下げるか、方針書を提出(降参、反訴せず訴訟放棄かな?)します」という回答になったんでしょう
というわけで後編、反訴状(と25日から数日経ったら取り下げ書または方針書が出たのか)は別記事でだします。この記事は以上で。