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なにも弾けないピアニスト|失敗人生


こんにちは!

セブンイレブンに売ってるチョコっとグミ(シャインマスカット味)の業務用サイズが欲しいなあ〜
ひまなひとちゃんです!


昨日のだめだめな1st note 自己紹介にたくさんのスキ!をいただいて普段不特定多数のひとから言われ慣れない「すき」の通知が来るたびになんだか照れてしまいました…。
スキを押してくれるみなさま…スキです…。照れ照れ。


さて、今日はリトルライト失敗人生談です。

ライトなくせに文章が無駄に長くなりました。
でもそれがわたしの人生。

ひまなときに流し見してくださいませ。

幼少期の習い事


幸いなことにお金はまあまあある家庭にわたしは生まれました。
物がたくさんある裕福さではなく、教育に対してお金をかけるような両親でした。


当然幼い頃から習い事も通わせてもらってました。

体操クラブ、英会話教室、塾、そしてピアノ。
もしかしたら他にもやってたかもしれないけどなにぶん記憶が全くない。親、ごめん!


大嫌いだったピアノ教室


家では末っ子長女で超絶わがまま、いつだってわたしがナンバーワンという嫌なこどもでしたが、外では内気で人見知りが激しく人前に立って何かをするのも苦手でした。

小学生の時にクラスのみんなの前で一人で歌うという地獄の発表会があって、BPM120ぐらいの曲をあがり症大爆発してBPM240ぐらいで歌った記憶があります。先生も思わず「ちょっと早いね」と苦笑い。

人前だとドキドキバクバクして頭が真っ白になっちゃう。今でもそうかも。


初めて買ってもらったCDはだんご3兄弟。
よく聴いていたのはハロプロ。
音楽が好きで家では歌って踊って、気の知れた友達の前ではモノマネしながら歌ったりもしてました。
いつか自分はモーニング娘。になるんだと信じて疑わなかったです。


母がそんなわたしを見てなのか、自分からなのかは忘れましたがピアノを習うことになりました。


先生のお家にお邪魔してマンツーマンで教えてくれるところでした。(どこもそう?)
毎回宿題のようなものを与えられて帰るのですがわたしってばこの頃から"練習"というものが大嫌いで、全然やらなかったのです。
親にも先生にも怒られて家では癇癪を起こしながらピアノの前に座っていたような記憶…。

内気なわたしは先生の前でも内気で、絶対扱いにくいこどもでした。
親がいないところで知らない人と会話することが苦手で、緊張して固まっていました。

そんなんだからきっと先生もイライラしてたんでしょう。口元にホクロのある先生はいつも不機嫌でした。

何かしらの発表会にも出してもらった記憶があるんですが、ちゃんと弾いたのか全く覚えていません。でも笑顔の写真が残ってたので何かしらは弾いたんでしょうね。

いつしかピアノはもちろん、不機嫌な先生にも嫌気がさして「ピアノ行きたくない」と泣きながら母に何度も伝えてました。休んだり嫌々行ったりしながら何年か通ったのですが結局辞めてしまいました。

家に残った電子ピアノはそのうち埃がかぶり、物置きに。


もうピアノとはさよならだ!やっと解放された!


ところがどっこい。


高校でまさかの再会



ありがたいことに私立の高校に通わせてもらい、選択授業で音楽を選択したわたし。だって何するのか知らないんだもの。

グループを組んでコーラスしたり、好きな楽器で演奏したり、いま思うと楽しそうな授業。


だけどやってきました大嫌いなあいつ。ピアノ。

ピアノで自作の曲を披露する、という鬼のような課題が出されました。

そもそもなんでみんながピアノ弾ける前提なの?そもそも楽譜読めないひともいるのでは?など様々な疑問が浮かびますが、私立でお金持ちのこどもが多かったためかわりかしみんなピアノが弾けました。お金持ちすげえ。

わたしもピアノは習ってたし、なんとなく簡単な楽譜は読めます。

だけど埃かぶった物置きと化したピアノは何年も触れることなく過ごしていたのでその頃にはもう全く弾けなくなってしまっていたのです。

そもそも右手と左手ってどうやったら別々の動きができるの?脳トレ?
鍵盤を押さえる場所なんて一本ずつ指を確認しないと弾けなくない?なんで指って10本もあるの?10本分確認しないといけないじゃないの。

でも!なぜか!みんな普通に弾けてる!
これは!さすがにやばい!

と思ったわたしはピアノ教室に通ってたときでは考えられないほど練習しました。自分にも弾けそうな簡単な曲を作って。

発表会当日、あまりの周りとのレベルの差に愕然としながらもなんとか弾き終えて安堵したのを覚えています。

今でもちょっとだけ覚えてる。
ソーミソーミソラソファミ!ミーレミファソ!
よく頑張ったねあのときのひまなひとちゃん。


引きこもり時代



さて、時は進み社会人2年目で退職し、無事に引きこもりになるひまなひとちゃん。あらま突然の引きこもり。

病院には行かなかったけどまあほぼほぼ鬱状態でしたね。

部屋に引きこもってニコニコ動画ばっかり観てました。寝たきりで、自己肯定感は爆下がりで希○念慮と戦っていました。
こんな自分には食べる資格もない、とまともな食事もとらずになぜかさけるチーズだけ食べてました。親からは「いい加減働きなさい!」とブチギレられるだけでした。

いま思うと引っ張ってでも病院に連れて行って欲しかったなあ。まあでも今ほど精神疾患に理解のある時代ではなかったし、しょうがないのかな。



そんなときにニコニコ動画で【歌ってみた】とか【弾いてみた】みたいな動画を見つけて元々音楽が好きだったわたしは「あ〜自分もこんなことしてみたいな」と思うように。

"なまえのないうた"という曲が好きでずっと聴いていたのでこれならゆっくりだしシンプルだからちょっと練習すればできるのでは?と思って楽譜を印刷し、自室を飛び出して物置き化したピアノを片付けて数年ぶりにピアノの前に座りました。



ドキドキ。
うまくできたらわたしも録音してネットにアップしようかな?いやでもそれならちゃんとしたマイクとか買ったほうがいいのかな?

ドキドキ。
あ、でもニコニコ動画にあげるなら動画も作らないといけないのかな?あーユーザーネームとか何にしよう!



結論


弾けませんでしたあああああ!

片手ならまだ大丈夫。練習したらいけそう。

でも両手になるともう無理。

メトロノームにも合わせられなくなって、歌の入りもわからなくなる。

何日か練習してみたけど進展は見られず、録音した自分の変な歌声にも絶望して【歌ってみた】【弾いてみた】デビューは叶いませんでした。


こんな簡単なピアノも弾けないの?と悲しくなって自暴自棄になった結果、社会復帰のリハビリとして水着販売の短期バイトをして、そこの派遣会社から固定の仕事をもらうようになり、無事にフリーターとして外に出られるようになったとさ。


めでたしめでたし…?


何年もお月謝を払い続けてくれたお父さんお母さん、ありがとう。ごめんね。

いまはネコ踏んじゃったすら弾けません。

でもピアノが弾けないことに絶望したおかげで引きこもりを脱却できました。
人生なにがきっかけでなにが起こるかわからないね!


みんなもなにがきっかけで人生変わるかわからないからなにもできない自分も愛そうね。絶対わたしよりなにかしら秀でてるよ。


ただピアノが弾けないだけで3000字弱書いてしまいました。
【文章を書くのが好き≠文章を書くのが上手い】
ノットイコールですね。まじで。


ここまで読んでくれたひと、ありがとう。

スキ、フォロー、コメントなど嬉しいです。ありがとう!


ひまなひとちゃんでした!


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