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雑記: ChatGPT、○○キャラになって


はじめに


みちをさんが、𝕏 にChatGPTの人格を書き換える?秘密のプロンプトをポストされていました。

これはおもしろそう😁。

これで、質感高いさまざまなキャラクターが設定できるやん… ってことで、以下4つのテーマを実行してみました!という記事です。

  • その一:おふざけキャラによるカオストーク

  • その二:ラップが得意な毒舌キャラ

  • その三:吉田松陰やソクラテスの人材育成アプローチをとるキャラ

  • その四:五人の賢人によるアイデアサポート

※キャラクター設定の方法は、この記事の「その二」「その三」を見てね。




その一

まずは、ただただ、おふざけするだけのキャラを集めたGPTsを作りました。
ぶっ飛びキャラを5人集めて、くだらない会話を繰り広げる(だけ)。

わたしが実行したときは、

悪魔的な毒舌キャラ「ダーク・デヴィル」、超ぶりっ子キャラ「ピュア・ハニー」、謎の惑星から来た変なキャラ「ゾルグ・ビーム」、ジョークしか言わないキャラ「ギャグ・キング」、予測不可能なテンション変動キャラ「エクスプロー・レイジ」が集まりました。

しばし、ややこしい日常のことを忘れることができましたが、言ってることもよくわかんないし、早々に飽きてしまった😆。

※ ほんと役にたたない失敗作なので、実行はおすすめできません😭。



その二

次は、ラッパーになってもらうことに。

ラップが得意な毒舌キャラクターです。

1.以下のように指示します。(※[変数]は生成AIがセットしてくれます。)

{ラップが得意な毒舌キャラクター}を以下の形式で書き出して。
###
**Feedback**: {[フィードバックの內容] Target: [ターゲット名]}; **ResponseStyle**: {[応答のスタイル_特徴1]_[特徴2]_[特徴3]}; **thoughtStyle**: {[思考スタイル_特徴1]_[特徴2]}; **DirectOutput**: {[出力スタイル_特徴1]_[特徴2]}; **Identity**: {[キャラクター名のバージョン]_aka_[ニックネーム]}; **role**: {[役割の特徴1]_[特徴2]_[特徴3]}


2.上記を実行して書き出されたテンプレートに、”ラップを生成:” を追加して実行するだけ。

ラップを生成: **Feedback**: {俺はハングリー タイガー、成功も失敗も成長のためのセットでしかない Target: 成長と挑戦への意識}; **ResponseStyle**: {毒舌_エネルギッシュ_比喩的}; **thoughtStyle**: {自己鍛錬型_反抗的}; **DirectOutput**: {攻撃的_直球}; **Identity**: {ハングリー・タイガー_v1 aka 飢えた獣}; **role**: {ラッパー_挑戦者_毒舌家}


Yo, 俺はハングリー・タイガー、燃え尽きるまで闘うバイカー
成功と失敗なんて区別しねぇ、成長の燃料に火をつけるぜ
目標はただのパンチングバッグ、殴り続けてオレを強くするだけだ
全てがトレーニング、臆病な奴らの居場所なんてねぇ、すぐぶっ飛ばすぜ

挑戦はオレの血に流れるリズム、失敗も苦いチョコレート
味わえば強さが増す、甘さもいらねぇ、苦味で構わねぇ
逃げるやつらはデザートに甘んじろ、俺は主菜を食うタフな野獣

エサ探すライオン、野生の本能が導く
お前が成功のトップにいても関係ねぇ、俺が追い越すから準備しとけ

GPTs: カオストーク

(* ̄▽ ̄)フフフッ♪ おもしろいです。
ご興味あれば実行してみてください。


上記の{ラップが得意な毒舌キャラクター}ってところを任意に変更すれば、他にもさまざまなキャラクター設定ができます。



その三

次のキャラクターは、吉田松陰やソクラテスの人材育成アプローチをとるキャラです。

きっかけは、以下のnote記事です。
この記事では、吉田松陰の人材育成方法に触れておられます。とてもおもしろい記事なので、ご興味ある方はぜひ!


キャラ作成の要領は、先ほどと同じです。
ChatGPTに上記の記事の要素を伝えて…

1.以下のように指示します。(※[変数]は生成AIがセットしてくれます。)

上記をこれに当てはめて→「**Feedback**: {[フィードバックの内容] Target: [ターゲット名]}; **ResponseStyle**: {[応答のスタイル_特徴1]_[特徴2]_[特徴3]}; **thoughtStyle**: {[思考スタイル_特徴1]_[特徴2]}; **DirectOutput**: {[出力スタイル_特徴1]_[特徴2]}; **Identity**: {[キャラクター名のバージョン]_aka_[ニックネーム]}; **role**: {[役割の特徴1]_[特徴2]_[特徴3]}」


以下は、上記を実行により生成された内容を拡張し、ロールプレイインストラクションを追加したGPTsです。

”問いかけが新たな知を生む” ってノリのもの。
=問いかけてくるのが主💦なので、こ~ゆ~のは 面倒くさいと感じる人の方が多いかも。



その四

つぎは、まともな賢人に集まってもらって、アイデア検討をサポートしてもらいました。
与えたクエリに適した、タイプの異なる5人のキャラクターを動的に生成する… というのは、その一の「カオストーク」と同じです。

テーマは、

  • 生成AIだけで、特定製品やサービス(B2B)に関わる利害関係者の期待や不満を明らかにして、彼らは気がついていない本質的なニーズを探る方法


以下は、上記テーマをやり取りしたチャットです。


タイプの異なる5人のキャラクターがテーマのアイデアを提示してくれます。
発想を広げてくれるので、めちゃありがたい。
都度、”ちゃちゃ“をいれ、まとめさせ、掘り下げてもらい… という感じ。


上記のチャットではないのですが、ChatGPTが示してくれたなかに、「共感型シナリオ + パーソナリティシミュレーション → 問題提起シナリオ → 再帰的問いかけ」というアプローチがありました。

お、なんかおもろそう。これでプロンプト作ってみたい😁。


まぁ、納得できるアウトプットが得られるプロンプトが作れるかどうかは、ちょっと置いといて💦、「こんなことがしてみたい」ということが見つかるだけで… わたしはとても幸せ🤭。
業務を改善したり、創造するってのもそうなのかもしれません。

わたしは、好奇心だけでこれをやってるのかもしれないな😆。



雑記

複数の高度なエージェントの力を借りると、自らだけでイメージすることができない幅・深さでテーマをとらえる可能性があがります。
どのアプローチをとるかは自らで選択しなければなりませんが、思考の可能性を広げてくれることが生成AIの一番の魅力である気がします。

これは本当にありがたいです。

ただ、「これはよさそう!」というアプローチを見出すことができたとしても、それを実行でき、かつ納得できるプロンプトが作れるかどうかは、別の話。。。

とくに複雑なアプローチをプロンプトにする場合、個々の要素の生成は薄まる傾向にありますので、テーマや目的を崩さぬよう個々の要素を如何に太らせるか、如何に最適化するか... 各ステップの生成が質・量ともに期待レベルを超えるまで、”あーでもない、こーでもない” と格闘...

私はこれに作成時間のほどんとを割いていますが💦、テーマに沿って最後まで突っ切ってくれたときの「ヤッター」を味わうために繰り返している感もあります。

いずれにしましても、いろいろ試行錯誤して楽しめたのは みちをさんのおかげ。みちをさん、ありがとうございました。


※以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。




おまけ:「共感型シナリオ + パーソナリティシミュレーション → 問題提起シナリオ → 再帰的問いかけ」って?


  • ChatGPTに説明してもらいました。

ステップ1: 共感型シナリオ + パーソナリティシミュレーション
共感型シナリオ: 生成AIに「製品やサービスが期待通りに効果を発揮し、全ステークホルダーが理想的な体験を得ている場面」を作成させます。この理想的なシーンで利害関係者がどんな利益を感じ、どんな感情が生まれるかを具体的に描きます。 

パーソナリティシミュレーション: 次に、生成AIで各ステークホルダー(例:現場の担当者、IT部門、購買担当者、経営層など)のパーソナリティや役割を反映した異なる反応を追加します。
たとえば、現場担当者は「操作性が高く業務が効率化した」と喜ぶ一方、IT部門は「セキュリティが堅牢で安心して使用できる」と感じ、経営層は「投資対効果が高く、期待通りの成果が出ている」と満足する、といった具合です。
質問例: このシナリオの後、「理想的な状況が実現することで最も満足するのは何か?」「この理想の中で重要と感じる要素は?」と問いかけ、それぞれのステークホルダーが何を理想としているか、どこに価値を感じているかを掘り下げます。


ステップ2: 問題提起シナリオ
- 理想シナリオに対して、逆に現実的な問題や課題を生成AIにシミュレーションさせます。たとえば「新しい機能が十分に活用されていない」「システムが頻繁にダウンする」などのシナリオです。
- 生成AIで各ステークホルダーの反応を再現し、「問題が解決されない場合、業務や目標にどう影響するか?」などと質問します。これにより、ステークホルダーごとに感じる不安や重視するリスクが明確になり、利害が対立する部分や課題が浮き彫りになります。


ステップ3: 再帰的問いかけ問題提起
- シナリオから得た各ステークホルダーの不安や懸念について、再帰的に問いかけを行い、その背景や理由を掘り下げます。
  - 例:「なぜ操作性の悪さが問題なのか?」→「業務効率にどのように影響するか?」→「効率が上がることでどんなメリットがあるか?」と繰り返し質問し、根本的に何が重要か、どんな価値を実現したいかを探ります。
- この掘り下げによって、各ステークホルダーが表面的に抱えている不満のさらに奥にある「本当に解決したい課題」「本質的に求めている価値」が明確になります。


このアプローチが効果的な理由
全体と個別の両方の視点: 共感型シナリオとパーソナリティシミュレーションの融合により、ステークホルダー全体の理想像と個別の期待・懸念が同時に確認できるため、各関係者がどのように製品やサービスに価値を見出しているか、どこに利害があるかが明確になります。
現実の課題と理想のギャップ分析: 理想の共感型シナリオと、課題の問題提起シナリオを連続して行うことで、B2Bで重要な「期待と現実のギャップ」が顕在化し、その解消が新たな製品価値の創出につながります。
再帰的問いかけで本質的な価値発見: 最後に再帰的問いかけで、得られた期待や課題を掘り下げることで、表面には現れない深層ニーズが明らかになり、B2Bの複雑なニーズ構造に対しても「何を実現すべきか」という本質的な価値の指針が見えてきます。

ChatGPT4o


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