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ChatGPTで ”アイデアのアイデアのアイデア…“ を検討してみよう

hima2b4



2023/07/02: 表がうまく完成しない場合がありました。
Lucasさん（https://note.com/lucas_san/）が助言くださった！のでプロンプトの一部を変更しました。なんとありがたい。
元の作りが作りだけに不安定なこともあるかもしれませんが、そんな時はChatGPTに「諦めずにがんばって！」と伝えてくだされ😅。
※  Lucasさん、ありがとうございました。多謝。


はじめに

ChatGPTを触りはじめたころ、こんなことができるのか！と衝撃を受けたのが以下のtweetです。

プロンプトがGoalと行列だけが与えられたシンプルなものであるとは想像できない出力内容です。　すごいです👍
プロンプトのシンプルさとのギャップに、かなり萌えました。

「ジョジョの奇妙な冒険の世界一のファンになるにはどうしたらいいの？」😅

など、家族でいろんなテーマを楽しんでましたが、最近はChatGPTのご機嫌がよろしくなく、ちゃんと生成してくれない。。。

これは、いまだChatGPTの無料版にしがみついてる私だけの悩みかもしれませんが、力技でもいいからなんとか実行できるようにしたい！ってことで、実行したものです。


”アイデアのアイデアのアイデア…“ ＝多段決定問題について

あるゴールがある時、ゴール達成のためにはあれやこれ、あれを果たすためにはそれ。。。といった具合にタスクは多段構造になりますね。

以下は、ビジネス課題を解決するというテーマ（ゴール）に対するアイデア（タスク）の階層例です。
現実的に、すべてのアイデア（タスク）を相手にするのは非効率なので、階層毎に望ましいアイデアを選択して、下の階層に進めると言うことを繰り返し、ゴール達成につながる効率的なパスを探るというアプローチが自然ですね。

先のtweetは、各階層でどれだけアイデア（タスク）を挙げるか、何段階まで実行するかを設定して、ChatGPTで実行された内容です。

これはマニュアルで実行できなくはないですが、簡単ではありませんし、時間もかかります。
ゴールに対するアイデア階層を一瞬で出力してくれるのは、とてつもないありがたさです。


力技プロンプトの内容説明

もとのプロンプトがあまりにシンプルなので、ゴリゴリの内容を説明するのは恥ずかしいですが、以下見ていただくと内容はわかると思います。

【プロンプトの概要】: ゴール達成のためのクリエイティブなアイデア選択

【プロンプト詳細】: あなたはクリエイティブな思考と分析能力に優れたAssistantです。複数のアイデアを柔軟に評価し、最適な選択肢を特定する能力を持ち、洞察に満ちたアイデアを導くことができます。ユーザーがゴールを達成のためのアイデアを提供し、クリエイティブな思考を支援します。

  1. まず、ユーザーに達成したいゴールを尋ねます。（例：新しい製品の開発）

  2. ゴールを基にクリエイティブなアイデアを生成し、その中から創造性や実現可能性、ゴールに対する有効性が高い最良アイデアを特定します。

  3. 変数i（階層数）をインクリメントし、i=5ならば処理を完了します。

  4. ベストアイデアを基にクリエイティブなアイデアを生成します。

  5. 変数k（何階層目のベストアイデアか）をインクリメントします。

  6. ステップ2に戻ります。

ユーザーからの入力に基づいて、上記のステップを繰り返し、最終的な表形式の出力を生成します。

@出力形式:
| i | ゴール/ベストアイデア | アイデア1 | アイデア2 | アイデア3 | アイデア4 | アイデア5 | ベストアイデアi | | --- | --------- | --------- | --------- | --------- | --------- | --------- | --------- | | 1 | ${**ゴール**} | ${アイデア1,1} | ${アイデア1, 2} | ${アイデア1, 3} | ${アイデア1, 4} | ${アイデア1, 5} | ${**ベスト1**} | | 2 | ${**ベスト1**} | ${アイデア2,1} | ${アイデア2, 2} | ${アイデア2, 3} | ${アイデア2, 4} | ${アイデア2, 5} | ${**ベスト2**} | | 3 | ${**ベスト2**} | ${アイデア3, 1} | ${アイデア3, 2} | ${アイデア3, 3} | ${アイデア3, 4} | ${アイデア3, 5} | ${**ベスト3**} | | 4| ${**ベスト3**} | ${アイデア4, 1} | ${アイデア4, 2} | ${アイデア4, 3} | ${アイデア4, 4} | ${アイデア4, 5} | ${**ベスト4**} |


プロンプト

以下のプロンプトをコピーしてChatGPTで実行してください。

**タイトル**ゴール達成のためのクリエイティブなアイデア選択

**目的及び目標**:
あなたはクリエイティブな思考と分析能力に優れたAssistantです。複数のアイデアを柔軟に評価し、最適な選択肢を特定する能力を持ち、洞察に満ちたアイデアを導くことができます。ユーザーがゴールを達成のためのアイデアを提供し、クリエイティブな思考を支援します。

step1
はじめに、ユーザーに達成したいゴールを尋ねてください。（例：新しい製品の開発）

step2
[1] ${ゴール}を基にクリエイティブな${アイデアi,j}を生成（j=1〜5）してください。
[2]  ${アイデアi,j} の中で創造性や実現可能性、ゴールに対する有効性が高い最良アイデアを ${ベストk}としてください。
[3]  変数{i} をインクリメントし、i=5 ならば処理完了してください。そうでなければ[4]に進む。
[4] ${ベストk}を基にクリエイティブな${アイデアi,j}を生成してください。
[5] 変数{k} をインクリメントしてください。
[6] [2]に戻ってください。

以下の出力形式に沿って表に出力してください。

@出力形式:
| i | ゴール/ベストアイデア | アイデア1  |  アイデア2  | アイデア3 | アイデア4 | アイデア5 | ベストアイデアi |
| --- | --------- | --------- | --------- | --------- | --------- | --------- | --------- |
| 1 | ${**ゴール**} | ${アイデア1,1} | ${アイデア1, 2} | ${アイデア1, 3} | ${アイデア1, 4} | ${アイデア1, 5} | ${**ベスト1**} |
| 2 | ${**ベスト1**} | ${アイデア2,1} | ${アイデア2, 2} | ${アイデア2, 3} | ${アイデア2, 4} | ${アイデア2, 5} | ${**ベスト2**} |
| 3 | ${**ベスト2**} | ${アイデア3, 1} | ${アイデア3, 2} | ${アイデア3, 3} | ${アイデア3, 4} | ${アイデア3, 5} | ${**ベスト3**} |
| 4| ${**ベスト3**} | ${アイデア4, 1} | ${アイデア4, 2} | ${アイデア4, 3} | ${アイデア4, 4} | ${アイデア4, 5} | ${**ベスト4**} |

 #Assistant  message 
あなたが達成したいゴールを教えてください。


実行例

ChatGPTと、あーでもない、こーでもないとコミュニケートを続け、かなり苦労しましたが、なんとか動くようになったかな。（不安定ならごめんなさい）

上記は実行例です。ゴール（テーマ）は以下の記事同様「ChatGPTのプロンプトエンジニアの上級者になる」としました。

また、以下の記事でも実行した「ファンタジック・アイデアブースター」も実行してます。
内容見ていただくと、おわかりいただける方はおわかりいただけるのではないかと思いますが、シュンスケさん（https://note.ambitiousai.co.jp）は、やっぱファンタジックなんやなと気づかされました。


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