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小樽・札幌ゲーセン物語展２　終了

藤井 昌樹

　2021年7月17日から小樽文学館にて開催されていた『小樽・札幌ゲーセン物語展２』。新型コロナウイルス感染者増加を受けた緊急事態宣言により約1ヶ月半の休館をはさみつつではありましたが、会期を後ろにスライドしたうえで11月21日に無事すべての会期を終えました。展覧会開催にあたりご協力いただいた皆さん、そしてご来場いただいた皆さん、遠方から応援いただいた皆さん、ありがとうございました。

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　前述のとおり、休館の期間がはさまれたことで1ヶ月を超える日程変更となりました。ただ、このおかげで元UPLのゲームクリエイターで1998年に若くしてご逝去された藤沢勉さんの個人コレクションを、UPL時代の同僚の皆さんのご協力のもと再開後に展示することができました。ゲーム文化保存研究所さんのサイトに告知記事を掲載いただきました。

「小樽・札幌ゲーセン物語展2」にて故・藤沢勉さん（元UPL）のコレクションを展示
https://igcc.jp/otaru_sapporo-06/

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　また、会期が変更されたことで、道内の中学校の校外見学の時期と重なったようで、多くの中学生が会場を訪れました。生まれる前に世に出たビデオゲームに触れる機会となり、子供たちも楽しんでプレイしていました。親世代が触れた頃のゲーム展示となりますが、当時のことを親から聞かされたり、ネットで情報を得る機会があるからか、知識として知っている子供も多かったようです。

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　かねてよりお伝えしていたとおり、ビデオゲームの関連書籍に特化した展覧会を2022年3月に小樽文学館にて開催するべく現在準備中です。ひとまずタイトルが『雑誌・攻略本・同人誌　ゲームの本』展で決定しました。2022年の年明け以降、詳細情報をお伝えできる予定です。次回はアーケードゲームのみならず、家庭用、パソコンゲームも含むさらに大規模なものになります。ご期待ください。

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　以下、展覧会再開後となる2021年10月1日～11月21日の間、Twitterに投稿された来館者や関係者の皆さんのツイートを一部、紹介します。こちらの感想も含めてのゲーセン「物語」展でした。

以上となります。

■ 地方の文学館でテレビゲーム展を開催する・バックナンバー
https://note.com/hilow_zero/m/m535d51202b05

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