きっかけ、出会い、責任とリスペクト
オンラインでほぼ毎日見知らぬ人と出会い、楽しく話しております。そのうち対談動画ユーチューバーにでもなるんじゃないかと噂されている現代の文豪hirokiです。
Zoomでお話
最近、不特定多数の人にSNSで呼び掛けてZoomでお話しするという活動を細々とやっています。
基本的な条件は初対面の方と1時間マンツーマン。
多数では行わないと決めました。
理由は3つあります。
①1時間という時間を濃密、濃厚、濃縮にするため。三密ならぬ三濃にするため
②初対面でマンツーマンというハードルを設けたい
理由2つじゃねーかと思いましたよね。
ただ、理由は3つありますって言いたかっただけです。笑
オンラインで多数で話すと楽しいのですがオンラインでの多数のお話は個人的にコミュニケーションストレスが強くて嫌なんです。
話すの好きなので多数には多数の楽しさを感じますが。
同時に話す人数が多ければ多いほど話し出すタイミングに気を使う回数が多い事、タイミングが被って「どうぞ」「いや、どうぞ」の譲り合いが面倒なんですよね。
大きな声でのリアクションと得意の食い気味ツッコミができないのは致命傷です。←芸人か
マンツーマンだとそのストレスが最小限なので好きです。
初対面、マンツーマン、オンライン
仕事以外で初対面、マンツーマン、オンラインってのはある程度のハードルになるらしいです。僕はハードル高く感じないですが。
このハードルを越えてくる人はその辺をハードルと感じないという点である程度、価値観は同じなのかなぁと思っています。
これまで話してきた人の中には勇気を出してこのハードルを越えてきたという方もいましたが。
ハードルを越えてきてまで話そうと思ってくれるってとても嬉しいんです。
5月の末頃にこれを始めて、15人の方と話してきました。
1日に一人しか話せないのでなかなか数は増えていかないですが、そのかわり1時間という時間が濃密、濃厚、濃縮されています。いわゆる三濃で三密は避けなければいけませんが三濃はバッチこい状態です。
基本は話してくれる方の歴史を聞いています。
なぜ仕事を辞めたのか?どんな生い立ちか?
なぜブラインドサッカーの活動をするのか?
なぜ音楽を始めたのか?
なぜ農業に注目しているのか?
なぜダンスが好きなのか?
なぜゴミの分別プロジェクトを続けられたのか?その中で見えてきたものは?
教育についてどう考えているか?どうして腸内細菌に興味を持ってくれたのか?
なぜ毎日YouTubeを更新するのか?
転職が多い理由はなんなのか?
本当に濃密な時間で初対面とは思えないほどです。
大切な時間を見ず知らずの僕に捧げてくれている。そこに対してリスペクトしているし、本当に感謝しています。
本来僕が感謝するべきなのに、楽しい時間をありがとうございますと言われることが多く逆に感謝です。たとえ社交辞令でもまぁ嫌な気はしないですね。笑
ありがとうの言葉を貰えるという事は、その方が何かを僕から得られたという事かな?と少しでも思えるようになったのが僕の収穫です。
僕でも人に何か価値を与えられる、役に立っているのかもと少し自信を持てるようになりました。
もう一つのハードル?
このお話の会は、基本的に僕が皆さんの話を聞くというものです。
なので、話す話題がないと感じる人はまず、手を上げられないことになります。
「人に話せることなんてない」
それが立派なハードルになるのだという事に気づきました。
もちろん僕も相手の時間を奪っているので、相手の方が話を聞きたいとなれば話せることは用意しています。
自分自身に誇れるものがあまりありませんが
両親と僕に関わってくれている多くの方々の存在は自信をもって誇れます
これといった能力の無い僕を今の場所に連れてきてくれたのは周りの人達のお陰と幸運でしかありません。
そんな僕でもこれまでの過去の経験、エピソードというものは嫌でも持っています。簡単に言うと人生そのものは持ち合わせています
それがすでにコンテンツとなっていることに気づきました。コンテンツというと言い方として大げさ感はありますが。
自分の人生そのものが他人にとってはコンテンツになりえます。
誰一人として同じ人生を歩む人はいないし、同じ体験をしていたとしてもそれに対する思考、そのとき何を感じたか、今それをどう感じているかは違うからです。
hirokiの場合
母がピアニスト、父が陶芸家、唯一続いていることはサッカー。中学生まで祖父母の家や叔母の家に預けられることも多く、中学の時に両親が離婚、ピアノも弾けない陶芸も全くできず、クリエイティブさが皆無な状態で3流大学入学。在学中にJリーグのチームに関わり、就職活動の末、周囲の反対を押し切りブラック(と言われていた)大企業に就職し、8年間バリバリ働き順風満帆の時に社員数10人以下のベンチャー企業に転職。その転職も反対され、引き留められるがそれを押し切り入社。
そしてその会社の社長が少年時代にクソほど憧れていて、人生で関わることなんてないだろうと思っていた人であること。
現在の会社への入社に至る全てのきっかけはSNSであること。
自分では誇れることがないと言いながら、字にすると誇ってもいいくらい、なかなかなマイノリティっぷりだなと思います。笑
一個くらい気になることやツッコミどころありますよね?
初対面の人の場合、8年働いた会社のこと話していたら30分くらい軽く超えます。次に相手の話なんて聞いていたらもう30分。あっという間に1時間です。
急速に広がる世界と急速に狭まる世界
このマンツーマンお話会を始めて、今まで関わったことのない人たちと話し、話を聞いてもらい、自分の中の世界がどんどん拡張しています。
全く利害関係のない人と、何のゴールもない話。
楽しくゆるく真剣に話す。
人と人との間に喜怒哀楽の感情が生まれ、人と人との間が話すことによって精神的な距離が近づいていく。人と人との間の関係性を意識して作り上げていける生物。
人間て字の由来はこんな感じであって欲しい。←知らんけど
人との関係ってこうあるべきだよなぁとぼんやり思っています。
話した方の中にはドイツ、ウクライナ、ジョージア、ブルガリア、イタリア在住の方もいます。
物理的な距離はとても遠いですが、オンラインでつながることで物理的距離は一瞬で超越します。
その方達には旅行や仕事出来た際は声をかけて下さいね、通訳ガイドもするし!と言って頂きました。
もはや、行ったことがなく知り合いがいない国内の県よりもヨーロッパの方が精神的に急激に近くなりました。世界が急速に広まっている一方で、急速に世界は狭くなりました。
SNSをきっかけとしたこの出会いを大切にしたいし、話してくれた方々をいろんな意味でリスペクトしなければならないなと感じています。
そして、僕に関わる方々に楽しい時間や役に立つ知識を提供したいし、話して良かったと思ってもらいたい。
利害関係はないんだけどね。やっぱ何か提供できないとね。
なので、価値提供が出来るような人間にならないと!という責任を感じています。←勝手に笑
貰ってばかりじゃいけないからね。
と考えると自分が成長しなきゃいけないし、話すと新しい価値観に触れたり新しいことを聞けて成長できるので積極的に色々な人と話すことはオススメです。
なんとかタイトルどおりの落としどころが見つかりました。笑
長々と書いてしまいました。読んでいただいてありがとうございます
次回はコミュニケーションについて考えをまとめてみようかな。
良いね貰えると喜ぶので良いねしてください!笑
hiroki