Clubhouseのフォロワー増やしは意味あるのかってお話
こんにちは、カズマです。
今話題の新しい音声SNS「Clubhouse」、ちょっと主催者としても何度か使ってみたのでコラムとして残しておこうかと。
使い始めてまず感じたのが、
「相変わらずお金儲けを企んでるしょうもない人たちがたくさんいるなぁ。」
です。笑
すでに「無言相互フォロー部屋」とかが乱立しタイムラインを埋め尽くしていています。必死に影響力を高めようと頑張っている人たちで溢れ返っている現状…
我先に!とお金儲けのための議論してるしょうもない人たちはたくさんいますけど、なんだかクソつまらん奴らだなぁと思っちゃうんですよ僕は。
あなたはどう思います?
一方で、Clubhouseはまだマネタイズができる仕様になっていません。だからいざできるようになった時のためにフォロワー増やしておこう!って人がたくさんいる訳ですね。
あ、ちなみに「無言相互フォロー部屋」はClubhouseの最新の規約で禁止になったみたいです。主催者は垢バンされるらしいので、参加してる人も気をつけた方がいいかもですよ。
ともかく、せっかく新しく出たSNSなんだから、楽しんで活用する方法を考えた方が生産的だと思うんです。
お金儲けをしようとしている人って結局、
「どうやって情報弱者を金づるにするか」
ってことしか考えてない。
で、同じようなことを考えている人たちが集まってきて、結局その人たちの中でお金の巻き上げ合いしてるっていう構図が出来上がってる訳です。笑
Twitterではすでにそれが出来上がってますけど、ClubhouseはちょっとTwitterのようにはいかないんじゃないかなって感じます。
その理由は、Clubhouseは次のようなスキルが必要になってくるから。
【瞬発力】
【発想力】
【空気を読む力】
【ファシリテートする力】
Twitterって事前に考えて投稿するので、十分考える時間があるんですけど、お喋りするClubhouseはそうはいかない。
だから、フォロワーをどんなに増やしても、いざ喋ったらびっくりするほどつまらなかったり、鋭いツッコミ受けてタジタジになっちゃったりして恥ずかしい思いをしちゃう訳です。
あとは居心地の良い空気感を作る力も必要ですし、司会進行役として参加者が楽しく聞きやすい部屋にする力もすごく大事。
だからしょうもないフォロワー増やしをするんじゃなくて、真面目に役立つ話や面白い話をして、「自分の魅力」でファンを増やしていく方が後々マネタイズ機能がついてからも良い思いができると個人的には思います。
ということで、Clubhouseの機能やこの先について思うことをつらつらと書いていこうと思います。
思いついたままなので乱文ご容赦ください。
ClubhouseとはどんなSNSなのか
音声版のTwitterとか言われていますが、使ってみた感じは全く違います。音声配信サービスのVoicyやStand.fmともまた全然違う。
全く新しい形の音声SNSであることは間違いありません。
どんなSNSよりも【人との距離を縮めるのが圧倒的に早いSNS】、それがClubhouseです。
テキストや画像で視覚的にコミュニケーションをとるのでなく、話をしてコミュニケーションを取るので当たり前っちゃ当たり前なんですが。
機能をざっくり簡単に説明すると次のような感じ。
①自由に部屋を作ってその中でおしゃべりする
②自分が部屋を作るのもよし、人の作った部屋に入るのもよし
②部屋に入って話すもよし、聞くだけもよし
③あなたがフォローする人が話している部屋がタイムラインに表示される
④あなたがフォローする人が聞いている部屋もタイムラインに表示される
⑤ということはもちろんあなたをフォローしている人のタイムラインにあなたが話したり聞いている部屋が表示される
⑥部屋を主宰するモデレーターはリスナーを自由に話し手にできる
⑦リスナーは手を上げてモデレーターが許可すれば話し手になれる
詳しい使い方は見るより実際に使う方が断然わかりやすいので、是非やってみてください。
全て英語なんですけど、不思議となんの支障もなく使えてしまうのもClubhouseのよくできたところ。それだけUIやUXに拘って作られているのが使っているとよくわかります。素晴らしい。
Clubhouseの面白いところ
この記事を書いているのは使い始めてまだ3日ですが、すでに沼にハマっています。笑
そのくらい面白い。
じゃあいったい何がそんな面白いのかって、僕が感じたのは次の通り。
①思わぬ化学反応が起こる
②著名人の化学反応を聴ける
③安全地帯での会話
④リアルタイムでしか聞けない
一個ずつ説明していくと、使い始めた人はもう感じてると思いますが、やっていると①すごい化学反応があちこちで起こります。
例えば、知り合いの知り合いが自然と話し手になって入ってくることがあって、初めましての会話が高頻度で起こる。
初めましての人たちと思いもよらない話の展開になったり、共通点が見つかったりして、1つの部屋の中でも様々な化学反応が起こるんです。
おぉ、この人とあの人が繋がった!すげー!みたいな、それがとにかく起こりまくります。
一般人の僕たちの部屋で起こるのであれば、当然のごとく②著名人の部屋でもそれは起こります。テレビでは絶対に実現しないような芸能人の組み合わせの会話が起こったり、全く違う業界のトップで活躍する人たちの会話が聞けたり。
とにかく化学反応があちこちで起こるので、そこら中に面白い部屋があって一瞬にして時間が溶けていくのがこのアプリの恐ろしいところ。
別のSNS上で見たことはあるけど、絡んだことはない、って人と実際に話してみたら意気投合しちゃったなんてことが当たり前に起こります。
さらには、話が弾んで新しいビジネスアイデアが出てきたり、一緒に仕事やろうなんてことが起こることも珍しくなく、そんな具合に様々なところで化学反応が起きるのが本当に面白い。
またテキストとして残るわけでもないので③安全地帯の中で結構な暴露話が聞けたりするのも面白いところ。
自分たちでこれまで経験した裏話や暴露話をするのはもちろん、著名人がテレビや他のSNSでも言えないようなことをさらっと話しているのを聴けるのも面白さの1つですね。
録音機能が現在はないので、④リアルタイムでしか聞けない貴重な話!ってところがさらにCulubhouse沼に落ちてしまう大きな要因でもあります。笑
このサービス、本当に様々なところに「アプリを開かせ続ける」ための細かい施策がしてあって、もう恐怖でしかない・・・
その話もしていると長くなってしまうので今回は割愛します。
とにかく、以上のような面白いポイントがたくさんあって、これまでにない新しくて楽しいSNSがClubhouseって印象です。
リアルとの繋がりが逆に面白い
Clubhouseはスマホに登録された電話番号で繋がるので、リアル友達が参加すると結構簡単に繋がります。
これ、嫌だなって人結構いると思うんですよね。Twitterやインスタを匿名で運用していてリアルとは繋ぎたくない人とか。
僕は実名でTwitterやっているのですが、リアルと今までつなげていませんでした。で、最初にClubhouseでリアル友達と繋がっちゃった時「ヤベっ」て思ったんですよ。
でも、ちょっと開き直ってリアルの知り合いとあえて繋がっていくのも面白いよなってのが使っていて思ったところです。
僕がやっていた企画に、いきなり実の弟が飛び込んでくるハプニングがあって、しかも話し手になって「アニキ何やってんの?」とか言われた時はなんとも言えない気持ちになりました。笑
でも、逆にそれが面白さでもあるのかなと。もちろん副業バレたくないとかどうしてもリアルは繋げられない人もいると思うんですけど、そうじゃない人はリアルと繋げてみるのも面白いかもしれません。
で、今やっていることがリアルには知られたくないようなしょうもないビジネスとかなら、考え直した方がいいとも思いますよ。笑
ってのは冗談ですけど、ただ僕は一緒に仕事するなら実名顔出しして信頼のおける人としかしたくないなとは思います。
話が脱線しましたが、リアルと今まで断絶してSNSをやっていた人は、Clubhouseをあえて繋げてみてもそれはそれで化学反応が起こって楽しめるんじゃないかと。
たぶん僕みたいな考えの人は少数派だと思いますが、是非検討してみてください!
実際に僕がやってみた企画を紹介
これまで僕が主宰でやってみた企画が2つあって、フォロワー数は100人もいないのに人も集まってそこそこに盛り上がりました。
①坦々麺はラーメンなのか
②口に牛乳を含んですべらない話をする部屋
お前ふざけてんのかよって内容ですが、はい、ふざけてます。笑
ただ実験的にやってみたってのもあります。周りがあまりにもお堅い部屋が多かったので。
実際にやってみて、先ほど話したような化学反応はたくさん起こりました。ラーメンが好きだから入ってみましたとか、すべらない話したくて挑戦しましたとか、これまでなら絶対つながらない人と話をして一気に距離が縮まります。
で、ビジネスや音楽、スポーツなど専門性の高い話題ってその業界のトップの人たちが人をかっさらっていくので、差別化して人を集めるのって普通の人にはなかなか難しいと思います。
じゃあ何もない一般人がどうやってClubhouseで影響力を得ていくのか。それは【企画力】なのかなと。
もちろん「物販のやり方教えます」とか「ブログのやり方教えます」ってのも別にいいんですけど、もうなんかそういったのって見飽きて全然聞きたいって思わなくないですか?
僕は思わないです。笑
それよりも、「え、何この部屋いったいどんな話してんの???」って気になる部屋の方が、全然知らない人も入りたくなったりすると思うんですね。
あと重要だと思うのが、【誰でも気軽に参加できる空気感】です。この部屋入りにくそうだな・・・ってよりも、「なんだここ覗いてみよう」って方が当然ですが人も集まります。
普段リスナーとしてしか参加していない人が、自分もこの部屋なら話せるかも?と思える部屋が人を集めると思うんです。
部屋に入るまでは「部屋の企画名」、部屋に入ってからは「モデレーターのファシリテート力」がとっても重要かと。
誰でも気軽に参加できて、楽しめる部屋をどんどん作ることができれば、この人をフォローしてまた次も参加したい!って思う人が増えるのは間違いありません。あくまで一般人の使い方としてですが。
将来的にビジネス利用を考えている人も、
「なんかこの人がやるなら信頼できそうだな」
「この人の商品・サービスなら買ってみようかな」
と思える信頼関係をリスナーや参加者を楽しませながら築いていくのが、健全な使い方なのかなって思います。
とまあ僕なりの考えをつらつら書いてきましたが、もちろん他にも様々な使い方があると思うし、正解なんてありません。
思いもよらない使い方をする人もこれからどんどん出てくると思うので、それがまた楽しみですね!
僕はビジネスとして使うことも検討していますが、どちらにせよ参加者が一緒に楽しめて、学べる、そんなClubhouseの使い方を模索しながらやっていこうと考えています。
これからもちょこちょこ面白そうな企画を考えてやっていこうと思うので、もしよかったらClubhouseやTwitterをフォローいただけると嬉しくて小躍りします!
今一番やりたいのが、「ガチの心霊体験を話す怖い部屋」です。
誰か一緒にやりましょうって人、声かけてください。笑
それでは最後まで読んでいただいてありがとうございました。
カズマ
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