いろんなおじい 2022年8月23日

田舎かつ近所づきあいをそこそこする人間なので、近所の人を相互認識している。

一人で住んでいるおじいがいて、たまに会釈し、年1でちゃんと挨拶をする程度の間柄だったのだが、数か月前から部屋の明かりがつかずカーテンも開かなくなった。
施設に入ったのだろう……と思いたい。

他はまあ、元気なおじいが多くて、
夕方に三線を弾いて歌ってる風流なおじいや、
小さいふわふわの老犬の散歩をしてみんなに挨拶されているおじい、
なぜか夜中まで喧嘩してる声が聞こえる肺活量のやばいおじいもいる。

近所を散歩しているとたまにすれ違う別のおじいは、毎回手に下げているコンビニの袋からモロにエロ本の表紙が見えている。こういうときにだけ私とすれ違ってるのかわいそう。
今どき紙媒体のエロ本がなくならないのは日本が高齢化社会だから、ではあるのだけど、おじい……中身が透けないエコバック買わないのかな。
継続してエロ本を買うのであれば、こう、安全な持ち運びへの投資というか、ケチらず黒めのトートバッグくらい買ってもいいんじゃないかと思うのだけど。

↑あまり明るい感じにならなかったので、全部ポテチ光秀さんの絵柄で想像してください。

ポテ光さんの漫画のおじいなら、袋に入れずに直持ちしたり、ズボンとシャツの間に挟んでそうだな。
ギャンギャンの極彩色の世界のおじいたちみたいに、近所のおじいも元気でいてくれよ。
エロ本は透けない袋に入れてほしいけど。

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