ビートグランプリ今年もみごとに予選敗退。。でも参加して本当によかった。
2021年もOTAI RECORDS主催のビートグランプリが開催された。
今年は映像もつけなければならず、躊躇したところもあったがちょうどAfter Effectsを勉強してたこともあって思い切って自分で編集した。結果撃沈だったけど、こういうガッツは大事だ。
自分は2019年から公募に参加している。
タイトルの通り毎年決勝に出られず歯痒い思いなのですが、開催への思いというのが本当にバシバシと芯を食っているので、そこに賛同の意を示す意味でも毎年作品を提出している。
リンク先の「なぜビートグランプリを開催するのか?」という項目を見てもらえればわかるように、ビートメイカー・トラックメイカーというのは本当に地味な存在で、ラッパーやシンガーに比べたら目立たない。
そこに光を当ててフックアップしようというのがこの大会だ。
ビートメイカー地味すぎ問題に関しては、当事者としてやっぱり思うところが多い。
そもそもとして、
・自己アピールが苦手
・ラッパーやシンガーの方がステージで前にいるのでしょうがない(ステージに立たない人も)
・自分の納得いくビートが作れたらそれでOK
的なケースが結構ある。
かくいう自分も以前はこういう問題に対して疑問を抱かなかった。
シャイだし、人前出るとあがるし、だからこそ日陰でビートメイクしてるんだよ、と。
だけど音楽活動をしていく中でマイナスにしかならないというか、もったいないなと感じることが増えた。
あらためて文章にすると本当に当たり前のことなのだが、良い音楽を作っても届けるべき人がいなきゃ意味がない。
サッカーで言うとどんなに良い崩しでも、どんなに良いパスでも、ゴールできなければ0点だ。
届ける・伝えると言う作業は難しいかもしれない。
だけど、どうにかして伝えたい・伝えようという過程でさらに音楽が魅力的になっていくことだってある。それになんとなく気付くようになってからは面白いと思えるようにもなった。
アー写、アートワーク、映像、言葉、音楽。
それぞれで伝えられることは違う。逆に何かひとつで全てを伝えるのは難しい。
クルーでやっていれば分担しても良いのだろうけど、今の時代は個人でもアピールしてかないと。
というか自分はひとりだし、ひとりでできることは頑張りたい。
言ってしまえばこのnoteもそのアピール=表現の一部ってことでやっている。
このようなことを再確認する意味でも、今年もビートグランプリ参加できて本当によかった。
来年こそは決勝行くぞー!
またこういうプロモーションとか関係について今後も書いていきたい。