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なぜSP404をつかうのか② culture

こんにちは!
ビートメイカーhilackです!
今回はカルチャーの面から見たSP404について話していきます!

SP404はそれまでのサンプラーと比べ小さく、持ち運びに便利なため、ライブパフォーマンスに適していた。
そのためか、LAのLow end Theoryを中心にSP404を用いてのライブが広まっていった。

ベッドルームに1日中こもり、ひたすらにビートを作る。
できたらSP404にちゃちゃっとインポートしてリュックに入れ、スケートをプッシュしながらローカルのベニューへ向かう。
そして仲間と爆音で曲かけながら楽しむ。

そうした決して飾らずにアーティストとしていられるようなライフスタイルのイメージが、SP404には付与されていったのだと思う。
さらにこのサイズも値段も操作も手頃なアイテムは、「ビートカルチャー」として世界中に広まっていく。

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プラスして近年になってからのLo-fiカルチャーとの融合でさらにスケールしていった。


まるでスケートのようにアクセサリーを交換し、ステッカーを貼ったり自由にSP404をカスタムしたり、観葉植物で自室スタジオを彩るのもSP404が「カルチャー」でと言える所以だ。

インディペンデントな精神とネットミームが重なるカルチャーは、ストリートでありながらナイーブなナードさを匂わせる。
象徴となる絶対的なアーティストの存在はないものの、いや、ないからこそ大きくなっている。


最後に東京でビートメイカーとして活動していてもっと意識しないといけないなと思うことをひとつ綴っておく。
それは、もっと積極的にSP404を外に持ち出さないといけないということだ。

もちろんクラブで良い音でプレイするのもいいのだけれど、機材の都合上ブースでプレイすることも多くDJと差別化できなかったり、せっかく機材をカスタムしていてもオーディエンスに見えなかったりでSP404の長所を活かし切れていないと感じることが多い。

電池駆動もできる長所を生かしてこの記事に貼った動画のように様々なクールなところでSP404をプレイしていきたい。
そっちのが「カルチャー」っぽくて絶対面白い!


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